眠れない人のための「太陽がまた輝くとき (高橋ひろ)」徹底解析。~手をつなごっ。~

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「幽★遊★白書」YUYUHAKUSHO ED4 太陽がまた輝くとき(高橋ひろ)

 

 

はいこんにちは、犬飼です。

 

今日も音楽解析をやっていきたいと思います。

 

音楽解析とは何か、まずはそれについて説明していきます。

 

 ただその音楽解析の説明をする前に、

その音楽解析をする僕自身の「嗜好(=好み)」について、まずは説明していきたいと思います。

 

 

僕は「不思議なこと」が、割と好きです。

 

不思議な体験や不思議な経験、また自分でも理解出来ない感情・自分をも超えた想いが、僕は好きです。

 

 

分からないものの中にこそ、そこに何かとても「温かいもの」が詰まっているような気がして。

 

また分からない・理解できないからこそ僕たちは、そこに「多くの想い」を勝手に詰め込める気がして。

 

 

「自分の枠を超えた感情」が、僕たちをここに留まらせている。

 

「何色か分からない心の揺らぎ」が、僕たちを死なせずにさせている。

 

 

生きることは面倒くさい。

 

生きることは嫌なことばかり。

 

生きることは見たくないものばかり。

 

生きることは疲れるばかり。

 

 

生きていくとどんどんどんどん、「自分」から遠ざかっていくような。

 

時を重ねていくとどんどんどんどん、求めていたものから離れていくような。

 

 

明日が嫌になって僕は、真夜中の暗闇の中に逃げていく。

 

その先を考えるのがとても気持ち悪くて・とても吐きそうで僕は、

音楽が創り出す世界に逃走していく。

 

 

夜の暗闇の中は温かい。

 

音楽が創り出す世界は僕に優しい。

 

 

夜の暗闇と音楽は、とても相性がいい。

 

夜の暗闇と音楽は、すぐに重なり合っていく。

 

夜の暗闇に、音楽は姿を現していく。

 

 

そんな夜の暗闇に音楽が重なり合っていく様子を観察していくこと、

それを僕は音楽解析と呼んでいます。

 

「僕たちの心」という道具を使って僕たちは、夜の暗闇に混ざり浮かび上がる音楽を捉えていく。

 

 

心で形のない音楽に触れていく。

 

心で何かを映している音楽を探っていく。

 

心で夜の暗闇に浮かぶまだ分かってはいない「何か」を感じていく。

 

そんな不思議体験な音楽解析を今夜もやっていきたいと思います。

 

よろしくお願いします<(_ _)>。

 

 

今夜解析していくのはアニメの幽遊白書のED曲である高橋ひろさんの「太陽がまた輝くとき」という曲です。

 

いつものようにYOUTUBEにある動画を使って解説していきます。

(今回使っていく動画は非公式のものです。)

 

動画の再生時間に応じてその時間帯ごとに、僕が曲から感じ取ったものを述べていきます。

 

それでははじめていきます。

 


「幽★遊★白書」YUYUHAKUSHO ED4 太陽がまた輝くとき(高橋ひろ)

 

 

『再生時間0:00~0:00』

 

プロローグ。

 

曲を聴く前、動画を再生する前。

 

「死の物語」が始まる前。

 

家には帰りたくなくて。

 

自分には当然、居場所なんてなくて。

 

だから君は、曲を聴く。

 

曲の中で小さくうずくまりながら君は、一人泣き続けていく。

 

うえ~ん、うえ~ん( ノД`)シクシク…

 

以下この時間帯の詳しい解説

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もうすぐ曲が始まっていく。

 

もうすぐ音楽が始まっていく。

 

 

はあ、今日もつらたん。

 

僕は毎日毎日、疲れている。

 

 

音楽でしか僕を救えない。

 

音楽を聴いている時だけしか、僕の心は癒されない。

 

 

「蘇生薬」は中々手に入らなくて。

 

ほぼ死んでいる僕は、音楽を聴くことで夢を見続けていく。

 

生きることを呪い続ける僕は、音楽を聴いている間だけスーパーマンになっていく。

 

 

音楽の中には、「勇者」がたくさんいるから。

 

音楽の中には、「かわいい女の子」がたくさんいるから。

 

音楽を聴いている間だけ、勇者や可愛い女の子と直に触れ合うことが出来るから。

 

 

音楽を聴くことで僕は、らりっていく。

(らりっくま、りらっくま) 

 

音楽を聴くことで僕は、自分の脳をシコリ続けていく。

 

 

ぶっちゃけ最近このブログを書き始めて、「射精」より音楽を聴くことの方が気持ちよくなってきた。

 

「射精」は精子出すその時だけが気持ちよくて、気持ちよさはその一瞬だけど、

音楽を聴いている間は、ずっと精子出している感じ。

 

 

僕は精子を出来るだけ長い時間、出し続けていたい。

 

僕はちんこを出来るだけ永遠に、ドクドクさせ続けていたい。

 

 

僕は今夜も、音楽の中に逃げていく。

 

音楽の中は実際何だか、女性器同等に温かい気がする。

 

僕は音楽という誰にでも優しい女性器の中で、ずっと射精し続けていく。

 

 

動画の再生ボタンを押して、曲を聴き始めよう。

 

自分の「手」の匂いって、日常的に嗅ぎますか?

 

僕は結構嗅ぐんですよ。

 

自分の手が結構好きだし、手の潮っぽい匂いが、僕は好きです。

 

 手ってしょっぱい匂い、しませんか?

 

 

 

『再生時間0:00~0:17』

 

再生時間0:00秒から0:17秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

音楽は悪い子。

(コラッ!)

 

社会にとって「悪」な僕たちも、音楽は生き返らせてしまうから。

 

音楽の中では今夜も、「妖怪」どもが暴れ始めていった。

 

どの「妖怪」が最後に、生き残っているのかな?

 

やれやれ、だぜ・・・。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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フフ・・・。

 

フフフ( ^ω^)・・・。

 

フハハハ、フフフ( ^ω^)・・・。

 

 

あ~あ、始まっちゃった・・・。

 

あ~あ、曲が始まっちゃった・・・。

 

 

ほんまやれやれだよ。

 

ほんま、やれやれ・・・。

 

楽しくなってきたぜ・・・。

 

 

曲が始まっていく。

 

音楽が僕たちの低レベルな脳に流し込まれていく。

 

 

サウンドがいわば「蘇生薬」となって、ゾンビ共が生き返っていく。

 

そのまま死んでいればいいのに、その存在は「悪」でしかないのに。

 

 

音楽は僕たちを、「ここ」に繋ぎ止め続ける。

 

僕たちは死ぬことさえ許されず、何も見えないまま・瞳を置き去りにしたまま蘇生していく。

 

 

音楽は死者を蘇らせる。

 

音楽は死者で遊び続ける。

 

 

僕たちはここでは、何も知らないんだ。

 

僕たちは曲の中では、何も見えてはいなんだ。

 

 

曲が始まり音楽が始まり、僕たちは「盲目」となりながら曲の輪の中に加わっていく。

 

僕たちと同じような死人たちが、曲を中心にして集まっていく。

 

 

「敗者」共が繋がっていく。

 

明日を上手く描けない人たちが、音楽に疑似的な希望を配給されていく。

(疑似的な希望を配給っていう表現オモロ) 

 

 

創られし物語の舞台はどこか古めかしく。

 

「現代の衣装」を僕たちは脱ぎ去って、この時間帯にこの曲に合わせた衣装替えをしていく。

 

「演者」となって僕たちは、音楽という舞台に参加していく。

 

双方向的な機能を持つ音楽は、僕たちを孤独にさせはしない。 ←ここ大事

(音楽→僕たち。音楽←僕たち。双方向の流れが音楽の中で絶え間なく続く。) 

 

僕たちは音楽に上手に汲み取られていく。

 

僕たちは音楽に簡単に組み込まれていく。

 

 

君は「独り」は嫌いでしょ。

 

君は低レベルな「個」なのだから、疎外されることに耐えられないでしょ。

 

 

存在レベルが弱い僕たちは、音楽に上手く利用されていく。

 

自分自身の「輪郭」を上手く描けない僕たちは、

音楽を聴くことで独りじゃない感を感じることで、お馬鹿に元気になっていく。

 

 

「心」を曲に預けていって。

 

「自分」を放棄していって。

 

 

別に君なんて、いらないだろう。

 

僕たちってほとんど、無価値な存在だろう。

 

 

歴史に跡を残せないまま僕たちは死んでいく。

 

僕たちは「消える」という点では、ひどく平等だ。

 

誰もかれもここにいない、はじめから。

 

ならいっそ、堕ちて堕ちて堕ちまくろうじゃないか。

 

「飼育の果て」を、見に行こうじゃないか。

 

曲の中でだけはせめて、楽しんでいこうよ。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

自傷」と「喪失」はすでに始まっていて。

(毎度おなじみの自傷と喪失キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

 

自分を削りながら、自分に傷を負わせながら僕たちは、笑みを浮かべていった。

 

やだ何、この子たち、こわい・・・。

 

く、くぱぁ・・・。

 

 

 

『再生時間0:17~0:44』

 

再生時間0:17秒から0:44秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

音楽の中では誰もが「中二病」になっていて。

 

邪眼の痛みに苦しみながら僕たちは、よだれを垂れ流し続けていた。

 

ふへ、ふへへへへ・・・。 

 

ああ、音楽ってやっぱ、おもしろ・・・。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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音楽は僕たちを「加速」させていく。

(ビュン、ビュビュン。ビュウ~~~ン。ビュン、ビュビュビュー)

 

平凡な・凡庸な・どうしようもない僕たちに、音楽は安い「輝き」を付与していく。

 (キラッ☆彡)

 

 

音楽の中では誰もが冒険者で。

 

音楽の中では人生の傍観者すら、スポットライトを浴び続け。

 

 

誰も離さない。

 

誰も逃がさない。

 

誰も殺めない。

 

 

意識の隅の隅まで、「音楽の脳汁」は行き渡っていく。

 

僕たちは脳に、「悪魔の弾丸」を撃たれ続ける。

(オラッ!孕めっ!オラッ!)

 

 

ため息すら、甘い吐息に変わっていく。

 

やつれた目が、僕たちを猟奇的に強くさせていく。

 

銀色の瞳をしたキツネたちは、僕たちを艶めかしく凝視し続ける。

 

 

曲を聴くことで僕たちは、偽りなきコスモ(宇宙)を感じていく。

 

だだっ広い空間の中で、僕たちは身体を楽にしていく。

 

 

膜(まく)はどんどん、剥がされて。

 

曲を聴き進めていくごとに、僕たちは脱皮していく。

 

 

「女の子の裸(はだか)」ってやっぱり、いいよね。

 

「裸」って美しいよねキレイだよね、神秘的だよね、呪いだよね。

 

好きな女の子の裸を初めて見れた時って、

何か自分が「神」にでも選ばれたような気分だよね。

 

すごいよね、裸って。

 

幸せだよね、裸って。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

曲という「炭鉱」を、僕たちは掘り進めていく。

 

僕たちは曲と格闘し続ける。

 

もっと曲から引き出して。

 

もっと自分自身を、曲の中に見出して。

 

死にながらも僕たちは音楽の中では、美しいもの・輝くものを掘り続ける。

 

ああ、気持ち、いいんじゃあ~。

 

ああ胸がピョンピョン、するんじゃあ~。

 

 

 

『再生時間0:44~1:16』

 

再生時間0:44秒から1:16秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

うるさいですね。

 

「妖怪ども」は欲深く、妖怪どもはひどく自己中心的で。

 

世界を自分中心でしか見れていない。

 

自分の頭の中でしか、「思考」出来ていない。

 

明け渡せよ、自分を。

 

好きなあの娘にあげようよ、君の心を。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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なかなか「天使」には、出会えなくて。

 

「悪魔さんたち」に首を鎖で繋がれながら僕たちは、4つ足で歩き続けている。

(ぺちぺち)

 

 

Mな気持ちになりながら。

 

ごく太い『運命』をお尻の穴にねじ込まれアへ顔をしながら、

(運命の)奴隷たちは彷徨い続ける。

 

死ぬことすら、許されず。

 

死を希望することすら、叶わず。

 

 

自分は頭が悪い、ということを、僕たちは早めに気づいた方がいい。

 

自分は「特別」ではなく、愚かな見物人であり続けることに僕たちは早く気付いた方がいい。

 

 

その方が楽だし、またそれに気づいてから、見えるものがある。

 

君はまだ、君を知らない。

 

君はまだ、君の瞳が本当に映したいものに気づいていない。

 

 

「思考」を反転し続けたら。

 

囚われや縛られから離れたら。

 

 

曇っているのは、その上に曇らせている雲があるから。

 

曇っていない場所は、世界にいくらでもある。

 

 

世界に同じ場所は存在していない。

 

世界が曇っているのではなく、君が生理的に嫌いな奴が君の周りに群がっているだけ。

 

魔力の弱い妖怪なんかに負けんなよ。

 

 

音楽は僕たちに、「勇気」は与えはしない。

 

音楽は僕たちに、『きっかけ』を与え続ける。

 

少しずつ少しずつ、僕たちは「時計の針」をずらしていく。

 

違う時間軸から、僕たちは僕たちを俯瞰(ふかん)し続ける。

 

音楽の中で僕たちは、タイムリープし続ける。

 

僕たちは少しずつ、「勝算」を上げていく。

 

僕たちはゆっくりと、「勝機」をうかがっていく。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

好きなあの娘の首を、ぶった斬りたくて。

 

首を斬ったら、あの娘の口とあの娘の下の口が、同時に間近で拝められるでしょ?

 

・・・。

 

・・・。

 

は?

 

(今書いた日ではない日に読み返しているのだけれど、この時間帯の文章何かおもろ。)

 

 

『再生時間1:16~曲の終わりまで』

 

再生時間1:16秒から曲の終わりまでを聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

サビと共に僕たちの「死を見つめていく」冒険は終わっていく。

 

サビと共に僕たちの心の器の「クリーニング」の時間は終わっていく。

 

まるで浦島太郎の気持ちのようで。

 

曲という竜宮城から遠ざかっていくのに虚しさ・儚さを感じながら僕たちは、

とてもかっこよく、まるで武士が切腹をするように、最後の『射精』をしていくのであった。

 

ごめんっ!

 

これで解析は終了する。

 

これで音楽は終了する。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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「狂うこと」はそれは、見方変えればチャンスだよね。

 

死にそうになることは・死ぬ思いを経験することは・絶望に打ちひしがれることは、

何だかんだ言って僕たちは、好きなのかも。

 

 

それは死ぬことが好きというよりも、

「死者を観察すること」が出来るから。

 

自分を犠牲にして僕たちは、自分を被験者として僕たちは、

死者を観察していく。

 

極限まで自分を狂わして、極限まで自分たちの心を歪(ゆが)まして、

僕たちは「彷徨い人」と触れ合っていく。

 

 

僕たちという生き物の「生きる」は、見えない僕たち自身による演出がかかっていて。

(見えない僕たち=もう一人の僕たち) 

 

音楽を聴くことで僕たちは、自分たちの「血みどろの精神構造」が明らかにしていく。

 

 

僕たちは最高で最低の『器(うつわ)』を持っていて。

 

最愛の人でも自分の親でも、その器は持っていない。

 

僕たちは僕たちを愛し続ける。

 

僕たちは僕たちで自分を測量し続ける。

 

 

「何色の液体」を、今度はその器に流し込んでいこうか。

 

君はとても勇敢だから。

 

君は本当のところはあまり、怖いものなんてないのだから。

 

 

様々ものを自分という「器」に流し込んで僕たちは、自分を狂わしていく。

 

歪むことで狂うことで僕たちは、自分を体感していく。

 

 

呪われた人は、永遠に呪われ続け。

 

一度落とし穴に堕ちた人は、永遠にその穴から出られない。

 

 

僕たちは「延命」をし続ける。

 

僕たちは落とし穴を掘り続ける。

 

 

楽しいなあ、楽しいなあ・・・。

 

自分の心を暗闇の底の底に突き落としていくことで僕たちは幸運にも、

心を安定させていく・心を落ち着かせていく。

 

 

「灰色の世界」は君を待ち続け。

 

新たなる「獣(ケモノ)」に生まれ変わって僕たちはまた、

あの憎い世の中・嫌いな人が大勢いる社会に押し戻っていく。

 

 

その手には『短剣』を、握りしめながら。

 

その心にはとてもキラキラした「運命バッチ」をつけながら。

 

 

現実世界に戻っていく僕たちを、幼き頃の・少年少女の僕たち私たちは、

あっかんべ~をしながら応援し続けていた。

 

が、がんばえ~~。

 

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太陽がまた輝くとき

高橋ひろ

 

眠れない人のための「太陽がまた輝くとき (幽遊白書ED曲)」徹底解析。

~手をつなごっ。~

 

音楽解析終了。

 

 

後書き。

 

僕が悪いのではなく、僕を疲れさせる状況・環境が悪い。

 

土日に読み直してまた文章修正するけれど、まあ楽しくは書けました。

ほんま疲れた状態で書くの疲れるんだけど、ほんまおもしろいです。

 

 2月23日。

読み直して文章修正。

今回の解析はだいぶ異質ですよね(^_^;)。

後半ほんと変わっているな。

ちょっと今回は毛色が変わってて、おもしろい。