眠れない人のための「冬が来る前に (紙ふうせん)」徹底解析。~あの日の君と共に僕は、今を生きています。~

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紙ふうせん・・冬が来る前に

 

 

 

はいこんにちは、犬飼です。

 

今日も音楽解析をやっていきたいと思います。

 

音楽解析とは何か、まずはそれについて説明していきます。

 

 

 

最近僕はよく、音楽を聴いています。

 

何故最近よく音楽を聴くかというと、暇だから。

(ひまだから)

 

何か色々なことに飽きてしまって、楽しいこと何かないかなと思ってて、

音楽を聴いてその音楽についてこうやってブログであ~だこ~だ思ったことを書くのが最近楽しくなっていった。

 

 

自分は今まで、あまり「気持ち」を表に出してこなかったんだなと、

ブログを書き始めて気づかされた。

 

こうやって思っていたことを文章にして、自分の内なる思いを吐きだすのが気持ちいい。

 

何か自分でも思っていなかったことすら、こうやって書いていくと出てくるのが面白い。

 

自分ってこういうこと思っていたんだと気づかされる。

 

物事に対してこういう考えを持っていたんだと、気づかされる。

 

 

ブログを開設して音楽を聴いてその聴いている音楽について何か書こうかなと思ったら、音楽を聴いている時僕は色々なことを思っていたんだなって気づかされた。

 

 

音楽を聴いている間の僕の頭の中は色々なもの・ことが駆け巡り、

その心象(しんしょう)を上手く自分で説明出来るかどうかの作業が楽しい。

 

音楽を聴いていて無造作に流れてくる感情や思いを、

文章にすることで整理していく作業が面白い。

 

 

音楽を聴き感じ取ったものをブログに書くことで僕は、

自分の体内にある「何か」が吐き出していく。

 

その何か、内に秘めていた感覚を吐きだしていく行為がとても気持ちいい。

 

 

僕はもっと、音楽を知りたい。

 

僕はもっと、自分を知りたい。

 

 

音楽解析の名のもとに、このブログでは僕が音楽を聴く過程において音楽から感じたこと・思ったことを述べていきます。

 

音楽を受ける側、音楽を聴く側の僕たちが、

音楽をどう処理しているか、音楽をどうおのおのの頭の中で膨らましているか。

 

僕の感想を中心に、音楽から僕たちへの想いの受け渡しの様子を探っていく、そんな音楽解析を今夜もやっていきたいと思います

 

よろしくお願いします<(_ _)>。

 

 

今夜解析していくのは紙ふうせんさんの「冬が来る前に」という曲です。

 

いつものようにYOUTUBEにある動画を使って解説していきます。

(今回使っていく動画は非公式のものです。)

 

動画の再生時間に応じて、時間帯ごとに僕が曲から何を感じ取っているかを述べていきます。

 

それでははじめていきます。

 


紙ふうせん・・冬が来る前に

 

 

『再生時間0:00~0:00』

 

プロローグ。

 

曲を聴く前、動画を再生する前。

 

心を清めて心を鎮(しず)めて僕たちは、曲を聴く心の準備をしていく。

 

静かな夜の暗闇(くらやみ)がまた、僕たちを取り囲んでいった。

 

コウモリさん、こわこわ(∩´∀`)∩ 

 

以下この時間帯の詳しい解説

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もうすぐ曲が始まっていく。

 

もうすぐ音楽が始まっていく。

 

 

ああ、幸せだなあ・・・。

 

曲を聴き曲から感じたことをブログに書いていくことで僕は、

僕自身を知っていく。

 

曲を聴き曲から感じたことをブログに書いていくことで僕は、

自分自身の「輪郭(りんかく)」を知っていく。

(輪郭≒姿。形。出で立ち。かさ(嵩))

 

 

それ(=音楽を聴くこと)は知る作業。

 

それは遡(さかのぼ)る行い。

 

それは捉える動き。

 

それは犯す所作(しょさ)。

 

 

音楽を聴いていく過程で僕たちは、自分たちがどの「(パズルの)ピース」を必要としているかを探っていく。

 

曲を通して、探していく。

 

曲を通して、自分を見つめていく。

 

曲を通して、自分を濡らしていく。

 

 

自分のことが嫌いな人はいない。

 

すべては自分中心で回っていく。

 

すべては自分中心で回らざるを得ない。

 

 

どうあがいていても僕たちは、自分という器(うつわ)から離れられない。

 

いくら嫌いであってもいくら憎くても僕たちは、自分自身と付き合っていかなければいけない・向き合っていかなければいけない。

 

 

僕たちは常に、「妥協点(だきょうてん)」を探している。

 

僕たちは常日頃、自分と折り合いをつけて生き続けている。

 

 

嫌いじゃないけど嫌いだよねやっぱ、自分って。

 

一辺倒の考えしか出来ない自分がつまらない。

 

一つの想いに縛られている自分がしょうもない。

 

 

僕たちは自分から、離れたがっている。

 

僕たちは毎日違う「仮宿(かりやど)」を求め続けている。

 

新しい自分を生み出すために。

 

これまでの自分を見捨てるために。

 

 

音楽は僕たちに、「きっかけ」を与えていく。

(きっかけ≒チャンス)

 

音楽を聴くことで一時的に僕たちは、自分自身から逃避(とうひ)していく。

(逃げろ(/・ω・)/~) 

 

現実の世界から・日常の世界から音楽が創り出す世界に逃げることで、

僕たちは自分たちの気持ちを「トリップ」させていく。

 (タイムリープ的な)

 

 

自分を忘れて。

 

自分を夢に、よりすがらせて。

 

 

音楽を聴く過程で僕たちは、自分自身を見捨てていく。

 

別にいいじゃん、どうせ僕たちはまた勝手に、「増殖」していくのだから。

 

 

ゴミのように自分を、見捨てていこう。

 

蔑(さげす)んだ目で自分を、軽蔑(けいべつ)していこう。

 

 

動画の再生ボタンを押して、曲を聴き始めよう。

 

そしてまた僕たちは、手を絡(から)ませていくのでした。

 

僕たちは「密度」が欲しかった。

(密度≒重なり合い。確かめ合い。触れ合い。揺れ合い)

 

僕たちはとても、「摩擦(まさつ)」が欲しかった。

 

 

 

 

『再生時間0:00~0:22』

 

再生時間0:00秒から0:22秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったこと。

 

曲が始まっていく。

 

僕たちはまた、一つの物語を鑑賞していく。

 

僕たちの心はまた今夜も、音楽という巨大な「渦(うず)」の中に飲み込まれていってしまった・・・。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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曲が始まっていく。

 

音楽が始まっていく。

 

ご愁傷様(しゅうしょうさま)、ご愁傷様・・・。

 

 

悲しいとか、寂(さみ)しいという感情って、そもそも一体何だっけ?

 

僕たちの心が生み出す悲しい気持ちや寂しい気持ちって実のところ、それは一体何なのだろう?

 

 

その気持ち、いりますか?

 

その気持ち、必要ですか?

 

その気持ち、君が生きていくのに役立っていますか?

 

むしろ君の生きるに、邪魔になっていませんか?

 

 

物事を損得で、物事を打算的にしか捉えられない僕にとって、

自分の心の揺らぎすら、その対象に見ている。

 

僕は常に、自分の心を観察している。

 

僕は常に、自分の心を疑(うたが)っている。

 

 

自分の心がはっきり言って、うざい。

(ちょ~うざい~) 

 

何故なら心は、理解しにくいから。

 

何故なら心は、捉えにくいから。

 

 

僕の心はいつも僕を邪魔していく。

 

僕の心はいつも、僕を騙(だま)し続ける。

 

 

曲が始まり曲は、僕たちの「心の色(カラー)」を塗り替えていく。

(ぬりぬり)

 

曲が僕たちの心象を変えていく。

 

曲の音々が、僕たちの巨大な心の空間を覆(おお)っていく。

 

 

僕たちは曲に、支配されていく。

 

僕たちは曲に、思想統一されていく。

 

 

曲を聴くことで僕たちは、思考を統一されていく。

 

同じ想いを抱え、同じ夢を音楽を聴く過程で僕たちは見ていく。

 

 

だから音楽はすごいと言える。

 

だから音楽は尊(とうと)いと言える。

 

だから音楽はずるいと言える。

 

 

馬鹿でも天才でも等しく、音楽に心掴まされていく。

 

僕たちの心の限界を、音楽は利用していく。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

君が君の心に生み出した命は、君にとって「怪物」で。

 

「怪物」は君を守る偉大な守護者であるが、

時に「怪物」は簡単に、君を踏みつぶしていく・殺めていく。

 

今夜「怪物」は、どちらの顔を見せてくるのかな。

 

こわい、こわい(>_<)。

 

 

 

『再生時間0:22~0:44』

 

再生時間0:22秒から0:44秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

ボーカルの歌声が登場し、その歌声は僕たちの心を「加速」させながら、

僕たちの心を曲の中に・物語の中に巻き込んでいく。

 

加速することで・高速の世界に生きることで・刹那に溺れていくことで僕たちは、

日常の世界では気づけなかった自分たちの心の「淡(あわ)い揺れ」に、

ひどく敏感(びんかん)になっていくのであった。

 

心って、こわい・・・。

 

こわこわ(>_<) 

 

以下この時間帯の詳しい解説

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簡単に転んでいく。

 

簡単に失っていく。

 

簡単に別れていく。

 

 

出口は見つからない。

 

出口を見つけようとする気力すら出てこない。

 

曲に濡らされボーカルの歌声に濡らされながら僕たちは、

行き場を失っていく・生きる目的を見失っていく。

 

 

安全ベルトを外され制御システムを解かれ僕たちは、

言ってみれば曲の中で自由になっていく。

 

自由というか何というか、見捨てられている。

(こわこわ(>_<)) 

 

 

曲を聴く過程で僕たちは、自分を「喪失」させている。

 

自分たちの胸に秘めていた息苦しさや気持ち悪さを曲にぶつけていくことで僕たちは、自分自身を「自傷」させていく。

 

 

曲を聴いている間の僕たちはいわば「悲しくて」。

(自分で自分を見捨てているような感覚) 

 

曲を聴いている間の僕たちはいわば、儚(はかな)く脆(もろ)い存在になっていて。

 

 

曲によって僕たちは、「孤立」させられている。

 

曲によって僕たちは、重たい自分を分離させている。

 

 

言ってみればそれは、「楽になっている」状態で。

 

曲が創り出す物語におのおのの想いを重ねることで僕たちは、

自分たちの心の痛みをこすっている。

 

心の傷を、炙(あぶ)っている。

 

心の影を、遠くの方から励ましている。

 

 

ブスが化粧をするように。

 

田舎者が着飾るように。

 

僕たちは自分たちの傷(=欠点)を、優しく擁護(ようご)している。

 

 

曲を聴く過程で僕たちは、自分たちの心のマイナスな部分を見つめている。

 

重りとなってそれは僕たちの生きる障害ともなっている「不安因子」を、

僕たちは優しく受け入れている・治療している。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

「平等」という言葉はひどく他人任せで。

 

「平等」という言葉はひどく、他者ありきの言葉で。

 

「平等」という言葉は、ひどく僕たちを縛り付ける言葉。

 

平等という言葉が僕たちを、孤独にさせてしまう。

 

平等という言葉が僕たちを、孤独の竜姫にさせてしまっている。

(お、グラブルか?)

 

 

 

 

『再生時間0:44~1:06』

 

再生時間0:44秒から1:06秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

僕たちは曲から無数のものを感じ取っているけれど、

そのすべてを上手くは処理しきれない。

(それは僕たちがアホなのか、それとも音楽の情報量が多すぎるのか)

 

膨大な情報を与えられて僕たちは、頭がパンクしまくっている。

 

とりあえず疲れた僕たちは、眠たかった。

 

眠れるために必要な素材を僕たちは、曲の中で拾い集めていた。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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僕たちの心は、ボーカルの歌声に殴られ続ける。

(イタタタタタタ~(>_<)) 

 

弱い。

 

弱い、というか、ひどく倒れやすい・めまいを起こしやすい僕たちの心。

 

 

簡単に「股(また)」を開いてしまう、僕たちの心。

(パカパカ) 

 

簡単に「光」を「光」と信じてしまう、僕たちの心。

(鼻水たら~) 

 

審査員は大勢いるが、そいつらみんなアホな、僕たちの心。

 (10点!、10点!、10点!)

 

 

なかなか勇者は現れない。

 

勇者らしき人が現れても、みんなでその勇者らしき人を殺(あや)めてしまう。

 

僕たちの心は、ひどく民主的だ。

 (ここら辺の表現おもしろ。)

 

 

結局は「数(かず)」が、僕たちの心を決めていく。

 

真に正しい人よりも、大勢の馬鹿な自分を安心させるために、

僕たちの心は稼働(かどう)していく。

 

 

僕たちは曲に染まり続ける。

 

僕たちはボーカルの歌声に溺(おぼ)れ続ける。

 

 

音楽を聴く過程で僕たちは、自分たちの「色(カラー)」を失っていく。

 

曲の色(カラー)に染まることで、ボーカルの歌声が放つ色(カラー)に染まることで僕たちは、曲の・ボーカルの歌声の色(カラー)に悦び、そして自分を安心させていく。

 (まるで赤ちゃんみたいな僕たちの心・・・)

 

 

『あえて』迷っていた自分を、一つの方向に導いていく。

 

「あえて」迷わせていた自分たちの心を僕たちは、一つの答えに辿り着かせていく。

 

迷うことが好きな僕たちは・結論を先延ばしにしがちな僕たちは、

音楽を聴くことでようやく自分たちの大きさ(サイズ)をしっていく。

 

音楽を聴くことで僕たちは、自分をわきまえていく。

 

僕たちは一つの「光」だけを信じ込み、その一つの光だけに尽くしていく。

 

 

頼るものが欲しくて。

 

確かなものを自分の心に置きたくて。

 

 

頼れそうなものが欲しくて。

 

からしきものを自分の心に飾りたくて。

 

 

音楽は僕たちを偽(いつわ)り続ける。

 

音楽は僕たちを愛を持ってして騙(だま)し続ける。

 

 

いわば「夢」を、君のに。

 

いわば「幻想」を、君に。

 

 

母が赤ん坊にやることを、音楽は僕たちに対してやり続ける。

 

すべては君を生かすために。

 

すべては君を愛すがために。

 

 

音楽は僕たちを裏切らない。

 

かつ、音楽は僕たちを裏切り続ける。

(※一つのものを信じれというのは、それ以外のものを信じるなということ。

収まりたいことを願う僕たちの心だけど、僕たちの心は収まらない性質を持っているから。矛盾・ねじれ・不可逆的な僕たちの想いや心模様) 

 

音楽は僕たちに捧げ続ける。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

「泣くこと」はとても勇気のいることで。

 

「泣くこと」で僕たちは、今の自分の存在を証明していく。

 

瞳から美しいものを産み落としていくことで僕たちは、

自分たちの瞳の奥にある勇敢な想いに偉大な価値を付与していくのであった。

 

 

 

『再生時間1:06~曲の終わりまで』

 

再生時間1:06秒から曲の終わりまでを聴いて、僕が曲から感じ取ったもの。

 

曲が終わっていく。

 

曲が枯れていく。

 

活発なものに僕たちは惹かれて。

 

枯れるものに僕たちは、興味を失くしていく。

 

曲を聴いて十分に太った僕たちは、まただらしなく眠りについていくのであった。

 

これで解析は終了する。

 

これで音楽は終了する。

 

以下この時間帯の詳しい解説

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最終的に僕たちは、「笑いたくて」。

 

最終的に僕たちは、「楽しい心の状態」でとどまりたくて。

 

 

サビの時間帯で緊張のピークは達して、僕たちは抜かれていく。

(自分、見抜きいいですか?しょうがないにゃあ・・・)

 

身体を楽にされて、頭の中を空っぽにされて、

僕たちは何だか、人間に戻っていく。

 

 

また初めから僕たちは、人間をやり直していく。

 

どこか遠くに行っていた僕たちは、また生きることを再開していく。

 

 

ひどく疲れた。

 

ひどく迷っていた。

 

 

分からなかったことが分かったような気がして、僕たちは少しホッとしている。

 

自分の心の「低能さ」にあきれながら僕たちは、また自分自身を模索している・積み上げている。

 

 

少しだけ自分に、親しみを感じながら。

 

少しだけ自分たちの心の構造を、理解した気がしながら。

 

 

もう寝る時間だ。

 

ああ、どうしようかなあ・・・。

 

今日は寝る前にオナニー、しようかなあ・・・。

 

どうしようかなあ・・・。

 

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冬が来る前に

紙ふうせん

 

眠れない人のための「冬が来る前に (紙ふうせん)」徹底解析。

~あの日の君と共に僕は、今を生きています。~

 

音楽解析終了。

 

 

2月11日。

読み直して文章修正

いいと思います。