眠れない人のための「花は桜 君は美し (いきものがかり)」徹底解析。~空を見ているのは君だけではなく。~
いきものがかり: 花は桜 君は美し [Chou Ikimono Matsuri 2016 Jimoto de Show!! ~Atsugi Desho!!!~]
はいこんにちは、犬飼です。
今日も音楽解析をやっていきます。
「音楽解析」とは何か。
「音楽解析」とは音楽をいつもより深く見ていくこと。
ただ音楽を聴くのではなく、いつもよりその曲の音に踏み入ってみる。
ただ音楽を聴くだけではなく、曲が僕らに伝えている「何か」を探ってみる。
ただ曲を聴くだけではなく、曲をもっと味わってみる。
ただ曲を聴くだけではなく、
曲が僕らの心にどういう「変化」をもたらしているか感じてみる。
音楽をもっと「観察」する。
音楽をもっと「解読」する。
その曲が僕らにどういうものを与えているか。
その曲が僕らの心にどういった影響を及ぼしているか。
姿・形のない音楽を、できるだけ具現化する。
掴むことのできない音楽を、できるだけ触れていく・感じていく。
そういうことをこのブログで「音楽解析」としてやっています。
今日もよろしくお願いします<(_ _)>。
今日解析するのはいきものがかりさんの「花は桜 君は美し」という曲です。
いつものようにYOUTUBEにある動画を使っていきます。
(今回使うYOUTUBEの動画は非公式のものです。)
YOUTUBEの再生時間に合わせて、
その時間帯に僕が思ったこと・感じたことを述べていきます。
それでは始めます。
YOUTBEの再生ボタンを押して、時間帯ごとの解説を読んでいってください(^^)。
いきものがかり: 花は桜 君は美し [Chou Ikimono Matsuri 2016 Jimoto de Show!! ~Atsugi Desho!!!~]
『再生時間0:02~0:03』
再生時間0:02秒から0:03秒まで。
曲との出会い。
イントロ音との出会いについての説明。
まだそのイントロ音自体についての詳しい説明はせず、
曲のはじめの音と触れ合ったことについて述べる。
以下この時間帯の詳しい解説。
曲が始まる。
曲はイントロ音で始まっていく。
曲のイントロ音を噛みしめよう。
曲の中で僕ら聴き手が最初に出会う、イントロ音を僕らの心に反復してみよう。
僕らの心に、このイントロ音が「雫(しずく)」のように落ちてくる。
乾いていた僕らの孤独な心に、一滴の水滴がポトリと降って来る。
乾いていた心はその雫を欲する。
病んでいた僕らの心は、そのイントロ音から「生気」を少しもらう。
曲との出会い。
イントロ音との出会い。
その出会いに感謝して。
音楽が聴けることに感謝して。
もっと水滴を感じていこう。
もっとイントロ音を聴いていこう。
『再生時間0:03~0:04』
再生時間0:03秒から0:04秒まで。
イントロの音の第一印象についての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
先ほどの時間帯で、僕ら聴き手は初めて曲の音に出会った。
初めて出会ったそのイントロ音の印象を、僕ら自身で感じてみよう。
以下僕の感想を述べていきます。
以下僕のこのイントロ音の第一印象を語っていきます。
僕はこのイントロ音は、すごく『迷い』の色が出ているなあと思いました。
すごく「幼く」感じる音ですよね。
まだ「曖昧な」音。
まだ気持ちがはっきりとしていないように感じる音。
まだ「子供な」音。
まだ「甘え」がある音。
まだ「甘えたい」音。
まだ「選択していない」音。
まだ「選択しない」音。
「これから」がある音。
「これから」を作ることが出来る音。
そんなようなことを、この最初のイントロ音から感じました。
すごく『くちゅくちゅ』している音ですよね。
その音にとろけてしまうような、甘い甘い音のように感じます。
悪く言えばガキっぽい、そんなイントロ音。
イントロの第一印象を頭の隅に残しながら、イントロの続きを聴いていきましょう。
『再生時間0:04~0:08』
再生時間0:04秒から0:08秒まで。
イントロの音が僕ら聴き手に染み込んできて、
僕らの心にどういう影響を及ぼしているかについての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
甘い音が続いていく。
イントロのとろけるような・迷わすような音が続いていく。
すごく「眠気」を感じるイントロ音だなと思いました。
催眠術師の、「あなたはだんだん眠たくなる、眠たくなる」を聴いているような、
そんなイントロの音だなと感じました。
その音を聴いて、僕の心は「ぼやけて」いくような。
眠気を感じる音を聴いて、僕の心にどんどんと「霧(きり)」がかかっていくようね。
「元気」はあまり感じないイントロ音ですよね。
「元気」や「明るさ」よりも、
「静けさ」、「暗さ」をどちらかというと感じる音だと思います。
イントロの音が、僕ら聴き手の心を「ノック」していく。
イントロのその「暗く」、「静かな」音が、僕らの心に重なり合っていく。
音楽の「池」に、これから僕らは浸かっていく。
その「池」の中で僕らは曲の音と自分たちの心を重ねていく。
曲の音に僕らの感情が動かされていき、そして混じり合っていく。
曲の音に僕らの気持ちが揺らされて、曲の音のいいなりになっていく。
曲が創る音色(ねいろ)を僕らは受け取って。
曲が創る音に僕らの心は奪われて行って。
音楽の中で僕らは「探る」。
曲の音が創り出す音色の美しさに惹かれながら、
僕ら聴き手は曲の音の奥を探っていく。
曲の続きを聴いていこう。
早めにやってきた、ボーカルの声の様子を伺(うかが)おう。
『再生時間0:08~0:09』
再生時間0:08秒から0:09秒まで。
結構早めにボーカルの声が登場した。
これから僕ら聴き手は、このボーカルの声の後を追っていく。
ボーカルの声と一緒に、曲を冒険していく。
以下この時間帯の詳しい解説。
早いね。
ボーカルの声が登場するの早い。
まだ僕の場合、そこまでこの曲の「雰囲気・空気」に慣れきっていないです。
僕ら聴き手というのは、曲のイントロで、その曲に慣れていきます。
曲のイントロで曲の雰囲気に慣れて僕らの心が落ち着いたところで、
その後ボーカルの声が登場して曲の本番が始まっていきます。
今回の曲は結構早めにボーカルの声がやってきましたね。
曲が醸し出す「色」に僕ら聴き手の心が染まり切っていないまま、
曲の「リーダー」であるボーカルの声が登場します。
これから僕ら聴き手はこの「リーダー」を頼りにして、曲の続きを聴いていきます。
これから僕ら聴き手はこのボーカルの声に導かれて、色々な感情に揺れていきます。
ボーカルの声が、ここからの僕らを「支配」していく。
ボーカルの声が、ここからの僕ら聴き手の心や感情を操っていく・操作していく。
僕らは楽しくその声に乗っていく。
僕らは楽しく、ボーカルの声が指し示す方向に向かっていく。
これから何が起こるのかな。
これから僕らは何を体験できるのかな。
ボーカルの声の続きを聴いていこう。
その声から溢れ出てくるものを、観察していこう。
『再生時間0:09~0:10』
再生時間0:09秒から0:10秒まで。
ボーカルの声の第一印象についての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
曲の「ボス」の、歌声を感じてみよう。
曲の「リーダー」である、ボーカルの声の第一印象を感じてみよう。
先ほどの時間帯で僕ら聴き手はボーカルの声と初対面しました。
そのボーカルの声をどう感じたか、おのおので感じ取ってみましょう。
そのボーカルの声の印象はどうだったか、おのおのの心に聞いてみましょう。
以下僕がこのボーカルの声の第一印象を述べていきます。
僕の印象としては『幼いけれど、力強い』です。
確かにその声は「通(とお)っていて」、「芯があって」、「力強く」は感じる。
ただその一方で『幼い』。
「幼さ」を感じる点は、この曲のイントロ音と同じですね。
まだ「独り立ちした女」になりきれていない感じが、ボーカルの声から感じます。
「女」と「女の子」を行ったり来たりしているような感情が、
ボーカルの声から僕らの心に伝わってきます。
また「意志」もまだはっきりとしてないように感じられます。
イントロ音と同じく「迷い」を感じる声。
またイントロ音と同じく「暗さ」も感じます。
ただイントロ音とボーカルの声から感じるこの「暗さ」というのは、
悪い意味の「暗さ」ではありません。
例えるなら『夜明け前の』暗さです。
「未来」を待つ暗さ。
「未来」に向かう前の暗さ。
「明るい未来」のための、必要不可欠な暗さ。
そういう暗さを、イントロ音と同様、ボーカルの声にも感じます。
「これから」を感じる声ですよね。
「これから」明るくなれる。
「これから」強くなれる。
「これから」成長できる。
ボーカルの声は今の「未熟さ」を受け入れているようにも感じます。
「弱い」自分を受け入れて。
「迷う」自分を受け入れて。
まだその「意志」は確立されていないけれど、
まだ自分の心には「埋まっていない」「満たしていない」ものがあるこれど、
それでも前に向かう強さ・それでも未来に向かう空虚な自信さ。
迷っているけど進んでいく。
心の整理はまだ済んでいないけど、まずは前を向いていく。
そういう「強さと脆(もろ)さの連(つら)なり」を、僕はボーカルの声から感じていました。
曲の続きを聴いていこう。
ボーカルの声が指し示す方向を向いていこう。
『再生時間0:10~0:14』
再生時間0:10秒から0:14秒まで。
ボーカルの声と正面と向き合って見えてきた、
ボーカルの声から感じる「二つの顔」。
その二つの顔が、ボーカルの声を大きく見せていく。
以下この時間帯の詳しい解説。
それにしてもこの子は、
こんな小さい身体で「巨大なもの」を創り出していくなあ・・・。
ボーカルの声を受け止める。
ボーカルの声を僕ら聴き手はおのおので受け止める・真正面から受け止める。
面白い声ですよね。
「柔らかい」のだけれど、「固い」声ですよね、言っていること矛盾してますけど。
すごく「柔らかい」声だなあと思います。
「色」が溢れているというか、「感情」が詰め込まれているというか。
すごく「くちゅくちゅ」した声だなあと思います。
僕ら聴き手の心をいい感じに「波打たせる」声。
僕ら聴き手の心を色鮮やかに塗っていく声。
綺麗に綺麗に、僕ら聴き手の心を染めていく。
ただその一方で「固い」。
芯が強い声。
度胸のある声。
自分を持っている声。
2つの顔が共存する。
2つの顔を、声から感じる。
どちらとも「彼女」。どちらでも「彼女」。
二つの魅力を持った彼女が「大きく大きく」、僕ら聴き手に襲ってくる。
「巨大な彼女」は、僕ら聴き手をあざ笑いながら僕らの心に攻め入って来る。
彼女の声は、僕らの心に何を要求するのか。
彼女の声は、僕らの心に何を見せてくれるのか。
僕ら聴き手とボーカルの声の、楽しい楽しいやりとりが始まっていく。
巨大な彼女が僕ら聴き手を攻めたてていく。
曲の物語はこれから、始まっていく。
『再生時間0:14~0:21』
再生時間0:14秒から0:21秒まで。
一瞬の間で起こる、ボーカルの声の「色」の変わりように僕は驚く。
そのボーカルの声の「変化」についての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
この時間帯だと「大人っぽい」。
コロコロと変わる歌声。
大人と子供を行き来しながら、僕らを魅了していく歌声。
この時間帯は「幼さ」が弱まり、「力強さ」の印象が増す。
かっこいいね。
かっこいい。
ほんの一瞬で、この「お姫様」は姿を変える。
ほんの一瞬の間で、ボーカルの声は「少女」から「貴女」へと変身する。
そのわずかな間の変身に、ぼくはすごく「華麗さ」を感じる。
そのわずかな間の成長に、僕は少し「嫉妬」する。
曲中の中の一瞬一瞬で、ボーカルの声は何度も変身していく。
その「変化」に惚れながら。
その「移ろい」に憧れながら。
ボーカルの声と僕ら聴き手の交流は続きていく。
幼き蝶は、舞っていく。
曲は続いていく。
『再生時間0:21~0:42』
再生時間0:21秒から0:42秒まで。
ボーカルの声の全力に、僕ら聴き手はやられていってしまった。
ボーカルの声の代償を伴う美しき舞いに、
僕らはただただ眺めることしか出来なかった。
以下この時間帯の詳しい解説。
ボーカルの声が僕ら聴き手の心に「全力」で襲い掛かる。
僕らはそれをすべて、受け止めることができるだろうか。
(いや、出来ないだろう。)
僕らはボーカルの声から溢れ出す「感情の雨」に、
いつまでもいつまでも濡らされていた。
この時間帯、ボーカルの声が僕ら聴き手の心にぶっ刺さっていく。
(声がぶっ刺さるっていう表現おもしろ(笑)。)
強い強い、ボーカルの声。
どこまでもどこまでも「先」を見ている、ボーカルの声。
僕はその声を聴いていて、とても「恥ずかしくなった」。
僕は素直に「負け」を認めた。
僕は素直に自分を恥じて、自分を責めた。
ボーカルの声の「潔(いさぎよ)さ」から、自分の心の「未熟さ」を痛感する。
ボーカルの声の「潔白さ」に、僕の心の「汚らわしさ」が明らかにされる。
ボーカルの声の「素直さ」に、僕は顔をそむけることしかできない。
小さな小さなその身体で、「彼女」は大きく大きく『舞って』いく。
その舞いは「後悔」を消していく。
その成長途上な舞いは多くの「犠牲」を伴っていく。
そのフルパワーな舞いは多くの「今」を捨てていく。
「犠牲」の上で成り立つ声。
「代償」を支払って成り立つ美しさ。
多くの楽しみを捨てて成り立つ声。
多くの悲しみを背負いながら生み出される声。
とても残酷な声に、僕は聴こえる。
とても刹那な声に、僕は感じる。
どうなっていくのかな、この曲は。
曲の続きを聴いていこう。
ボーカルの声と共に進んでいこう(^^)。
『再生時間0:42~0:59』
再生時間0:42秒から0:59秒まで。
間奏の時間の、僕ら聴き手の心の様子についての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
「姫」とここで、一旦別れる。
(姫(笑)。)
美しい姫と、かわいらしい姫と、この時間帯で一度僕ら聴き手は切り離される。
(姫~~~。)
姫の背中を思いながら。
姫の幻影を追いかけながら。
間奏の時間がはじまる。
「ジャンッ」というギターの音をきっかけにして、
僕ら聴き手は少し、緊張がほどける・幻想が解ける。
先ほどまでの時間がまるで「幻」だったかのように感じられる。
先ほどまでの僕らと姫との出会いが、「嘘」だったんじゃないかと思えてくる。
僕らはここで、一旦心の整理をする。
僕らはここで、一度呼吸を整えて、少し冷静さを取り戻していく。
冷静になりながらも、
先ほどまで感じていた心地よさに心惹かれながら。
先ほどの時間帯で感じていた何とも言えない「刹那感」によりすがりながら。
先ほどまでの「甘い時間」が忘れられない。
先ほどまでの「非日常な空気」が忘れられない。
僕らというのが、とても「欲張り」な生き物だなあと、ここで再確認する。
僕らはいつまでも「求めて」いたい。
僕らはいつまでも「満たされて」いたい。
僕らというのはそういう、面倒くさい生き物なのだ。
次の時間帯でまた僕らは、姫に出会える。
(姫~~~~。)
曲の続きを聴いていこう。
『再生時間0:59~1:07』
再生時間0:59秒から1:07秒まで。
僕ら聴き手は間奏のおかげで、少し落ち着きを取り戻した。
その冷静になった心で、ボーカルの声をどう感じるかについての説明。
以下この時間帯の詳しい解説。
歌姫との再会。
少し冷静さを取り戻した僕らは、その声を少し「遠い」ところから聴いていた。
僕ら聴き手はその声を、距離を置いて眺めていた。
「幼さ」と「力強さ」を兼ね備えながら、
ボーカルの声は僕ら聴き手の前を静かに歩いていく。
この声はいつになったら「倒れる」のだろうか。
この声はいつになったら「弱音」を吐くのだろうか。
その「前向きさ」に、僕らは少し心配してしまう。
そのボーカルの声から感じる「一生懸命さ・一途さ」に、
僕らはまるで我が子を見守る親のように心配してしまう。
「休み」がない声。
先を恐れない声。
未来に進むことをうやめない声。
小さな身体で美しく舞い続け、追うことをやめない声。
一度倒れたら、もう起き上がることはできないのでは、と感じてしまうような、
とても懸命に「今を」強く生きている声。
その「あやうさ」が、彼女を無限に光らせる。
その調和に感じるわずかな「亀裂」が、今の彼女をより際立たせる。
その整いの中に感じるわずかな「歪(ゆが)み」が、僕ら聴き手を狂わせていく。
とても「こわさ」を感じる声。
ただその「こわさ」を、『美しさ』に変えてしまっているところに、
また別の「こわさ」を僕は感じていた。
(つまりすごいってこと。)
曲はまだまだ続いていく。
ボーカルの声はまだまだ僕らを照らし続ける。
『再生時間1:07~1:15』
再生時間1:07秒から1:15秒まで。
また大人にモードチェンジしたボーカルの声が、
僕ら聴き手に襲い掛かる。
と思ったらまた子供になったり。
一瞬の中でボーカルの声は大人になったり、子供になったり。
ボーカルの声の変化の多さに、僕は少し感覚が麻痺してきた。
以下この時間帯の詳しい解説。
すごいおとなっぽ。
すごいおとなっぴ。
すごい大人っぽい声ですね。
すごい大人な女性の声。
と思ったらまた幼さが垣間見えたり。
「未熟」になったり、「成熟」したり。
君は何者?
君は誰?
ボーカルの声が「流転(るてん)」する。
ボーカルの声が彷徨(さまよ)い、何度も生まれていく。
この曲を聴いていると、
まるで僕ら聴き手は「時空旅行」しているような感覚になっていくる。
過去に行ったり未来に行ったり。
幼きボーカルの顔を見たり、年を重ねたボーカルの声を見たり。
僕らの心は上がったり下がったりして、とても心を乱されていく。
ボーカルの声が強すぎる。
ボーカルの声が僕らの心を何度も揺らし、僕らは現実と非現実を行ったり来たりする。
ちょっと僕は「酔う」。
ボーカルの切り替わりの早さについていくのに精いっぱいで、僕は少し酔う。
ボーカルの声が僕らにとても鮮やかな色を何度もぶつけてきて、僕はとても眩しい。
ぶっちゃけちょっと「疲れた」。
そのめまぐるしさに、僕はちょっと自分の頭の処理能力が追い付かない。
というかもう脳はすでにヒートしている。
もう考えることに疲れた。
「若い」んだよなあ、ボーカルの声が。
「変身」しすぎ。
僕の体力がちょっともたない。
・・・。
ふー。
曲の続きを聴いていこう。
『再生時間1:15~1:31』
再生時間1:15秒から1:31秒まで。
曲がサビに向かって上がっていく。
その時の僕ら聴き手の心の動きを追っていく。
僕らは「知っていく」。
僕らは「こわさ」の中に、突入していく。
以下この時間帯の詳しい解説。
というかネットで検索したら結構年齢いってた。
20代中盤ぐらいだと思っていたけど違った。
この文章は解析には関係ありません。)
この時間帯、一気に「上がり」だす。
この時間帯、一気に僕らと曲は、「駆け上がって」いく。
今までこの曲で感じたこと・心に染みたことが、この時間帯に「集約」されていく。
迷っていた心・停滞感のあった僕らの思いが、ここから解放されていく。
僕ら聴き手はボーカルの声と共に、「未知」なものへ進んでいく。
僕ら聴き手がボーカルの声と共に「迷い」を捨てて、
「知らないもの」に向かっていく。
「未知」なものの中に、自分を探していく。
「知らないもの」の中に、僕ら自身を見出していく。
「未熟」な心を残しながら。
「ぐちゃぐちゃ」で「くちゅくちゅ」な今の僕らの心を認めながら。
この時間帯に、僕ら聴き手はボーカルの声と共に『成長』していく。
「成長」とは「知る」ということ。
「成長」とは今の自分を認めながら、前に進むということ。
未熟な自分を認めながら。
「未知なもの」・「知らないもの」の中に、自分を投入していく。
分からないことが多くて『こわい』。
だけど僕らはこの『こわさ』と、付き合っていかなければいけない。
だけど僕らはこの『こわさ』と、向き合っていかなければいけない。
「こわさ」の中に僕らがいる。
「こわさ」の先に未来がある。
「こわさ」の中に彼女がいた。
「こわさ」の先に、彼女は向かっていった。
美しく舞え。
清く飛べ。
曲はもうすぐ、終わり(=サビ)を迎える。
終わりの時間までに、自分を試(こころ)みて。
曲の実質終わりの時間(=曲におけるサビの時間)で、また会いましょう。
『再生時間1:31~曲の終わりまで』
再生時間1:31秒から曲の終わりまで。
サビの部分における、僕らの心と曲との別れについての説明。
この時間帯で解析は終了する。
以下この時間帯の詳しい解説。
曲のサビの部分。
曲が終わる。
曲のサビの部分で、曲は実質を終わる。
曲は下っていく。
このサビの時間で、僕らはボーカルの声と別れていく。
一番盛り上がるこの時間帯で、僕らはボーカルと別れていく。
もうボーカルの声とは会えない。
もうボーカルの声から色々なものをもらいない・受け取れない。
「与えらえる」時間は終わる。
僕らがボーカルに「守られる」時間は終わる。
曲と離れたら・曲が終わったら、僕らはまた一人一人で「戦って」いく。
曲からもらったものを確認しながら。
ボーカルの声から教わったものを確認しながら。
『脆(もろ)い心』がざわめき出す。
未熟な僕らの心が、どこかに向かおうとしていた。
そこに光を、見出しながら。
空は静かに、僕らを見守っていた。
澄んだ空気が僕らを包んでいた。
花は桜 君は美し
いきものがかり
眠れない人のための「花は桜 君は美し(いきものがかり)」徹底解析。
~空を見ているのは君だけではなく。~
音楽解析終了。
後書き。
まあまあうまく書けたと思う。
眠いです。(笑)。
平日に仕事から帰ってきてこの記事3時間ぐらいかけて書くの楽しいけど疲れる(笑)。
おつかれさまでした<(_ _)>
もう寝ます。録画しといた水曜日のダウンタウンSP観ながら。
10月7日
読み直しておかしいところ修正したら、
結構いい文章だった(笑)。
やっぱ読み直して修正しないとキチンと形にならないな。
直す前だと形が悪いし意味が取りにくいところあるし。
繋がりが抜けているところも直す前だと多い。