眠れない人のための「夢をあきらめないで(岡村孝子) 」徹底解析。~眠れない夜に。逃げゆく自分に。~

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夢をあきらめないで  岡村孝子

 

 

 

はいこんにちは、犬飼です。

 

今日も「音楽解析」というものをやっていきます。

 

 

 

「音楽解析」とは何か。

 

それは音楽をいつもより「深く」聴くこと。

 

いつものように音楽を垂れ流しに聴くのではなく、

もう少しゆっくりと・もう少し手厚く音楽を聴いていくこと。

 

それが「音楽解析」です。

 

 

もっと音楽を味わいたい。

 

もっと音楽を奥の奥で堪能したい。

 

もっと音楽で自分を満たしていきたい。

 

 

そのためには何が必要か。

 

そのためには音楽をどう受け止めていけばいいのか。

 

 

音楽をもっと楽しく聴きたいから、曲を「分解」して、曲の姿を見開いていく。

 

音楽をもっと味わいたいから、

音楽と僕ら聴き手の間で交わされている見えない「交流」を解明していく。

 

それをやるのが「音楽解析」です。

 

音楽を分解して解明して、音楽をもっと深く味わっていくのが「音楽解析」です。

 

今日もよろしくお願いします(^^)。

 

 

今日解析するのは岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」です。

 

いつものようにYOUTUBEの動画を使って解析していきます。

(今回使うYOUTBE動画は非公式のものです。)

 

動画の再生時間に応じて、その時に僕がその曲の音から感じたことを述べていきます。

 

曲の部分部分で、僕が曲からどんな見えない「何か」を受け取っているかを伝えていきます。

 

 

音楽は一曲の中で「波」があります。

 

その「波」に応じて僕ら聴き手の心は満たされたり盛り上がったりしています。

 

僕がその音楽の音の「波」をどう感じ取っているかを書いていくので、

こういう感じ方もあるのだな、と思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

それでは、はじめていきます。

 

YOUTUBEの再生ボタンを押していきましょう。

 

 


夢をあきらめないで  岡村孝子

 

 

 

『再生時間0:00~0:01』

 

再生時間0:00から0:01まで。

 

 

音楽と僕ら聴き手の出会いの時間。

 

イントロ音と僕らとの出会いの時間。

 

 

そのイントロ音から僕らは何を想像する。

 

音楽の音は、僕らの頭の中に何かを生み出していく。

 

 

イントロの続きを聴いていこう。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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僕ら聴き手はここから出会う。

 

僕ら聴き手はイントロ音で音楽と出会う・曲と出会う。

 

 

音楽を聴くとき・音楽と出会う時、僕ら聴き手はいつも「独りぼっち」だ。

 

音楽を聴くとき、僕らは「一人ずつ」、音楽と向き合う。

 

音楽を聴いている時、僕らは各々、音楽と対になっている。

 

 

音楽と僕ら各々の、「対話」が始まる。

 

音楽と僕らそれぞれの、「交流」が始まる。

 

 

この時間帯(再生時間0:00から0:01)は音楽と僕らの初対面の場。

 

僕らはここで、「音楽の姿」を初めて見る。

 

僕らはここで、この曲と向き合い始める・対話し始める。

 

 

その音はどんな様子に見えるか。

 

このイントロ音はどのように聴こえるか。

 

 

この時間帯はたった1秒間だけれども、

その1秒間だけでも、この音楽の「匂い」が感じられる。

 

この時間帯はたった1秒間だけれども、

その1秒間に流れてくるイントロ音だけで、僕らは「多くのこと」が感じられる。

 

 

そのイントロ音を噛みしめて。

 

そのイントロ音から想像を膨らまして。

 

そのイントロ音の「味」を探ってみよう。

 

そのイントロ音の「感触」を感じてみよう。

 

 

以下僕がこの時間帯のこのイントロ音から何を感じたか・何を想像したかを書いていきます。

 

僕がこの1秒のイントロ音で感じ取った音のイメージは、『幻(まぼろし)』です。

 

このイントロ音には何もないけど、何かあるように感じられる。

 

実体はないけど、何かがあるようにイントロ音から感じられる。

 

このイントロ音から非常に「ぼやけた」ものを感じます。

 

ひどく「曖昧(あいまい)な」イメージが、

僕の頭の中に浮かび上がってくるイントロ音です。

 

 

そのイントロ音から想像するイメージは僕らには「届きません」。

 

またそのイメージに触れることもできません。

 

届かない・触れられないものを、イントロ音から感じる。

 

届かない・触れられないものが、イントロ音を通じて僕らの頭の中に創られていく。

 

触れようとすると消えてしまう。

 

シャボン玉のようなイントロ音。

 

雲や虹のようなイントロ音。

 

遠い、遠い。掴めない、掴めない。

 

届かないけれども、それに惹かれてしまう・すがってしまう。

 

触れられないからこそ、それを求めてしまう・委ねてしまう。

 

そういうことを、僕はこのイントロ音から感じました。。

 

 

 

音楽の中で僕らは『夢』を見る。

 

音楽の中で僕らは音から何かを想像して、その想像した世界の中で自身を楽しませる。

 

音楽の音から、僕らは何かを頭の中に創り出す。

 

音楽の音に導かれて頭に創り出した世界を、

僕らは音楽を聴いている間、まるで旅をしていく。

 

 

ここから音楽が始まる。

 

ここから僕らは音から何かを想像して、その想像の世界を楽しんでいく。

 

 

イントロの続きを聴いていこう。

 

 

 

 

『再生時間0:01~0:02』

 

再生時間0:01秒から0:02秒まで。

 

曲の音を、僕ら聴き手がどう受け取っているかの説明。

 

曲の音から、僕ら聴き手がどう想像を駆り立てられているかの説明。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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イントロの続きを聴いていく。

 

曲の続きを聴いていく。

 

 

イントロの音がどんどんと、僕らの頭に「侵入」していく。

(ずんずんぐいぐい。ずんずんぐいぐい。)

 

その音はどんどんと、僕らの頭に「想像」を促していく。

 

 

僕らの頭の中で、曲の音は音ではなくなっていく。

 

僕らの頭の中では、音は「形」を帯びていく・音は「色」を身に着けていく。

 

 

このイントロ音を僕らはとても理解したいから、

イントロ音から音の「姿・形」を探っていく。

 

このイントロ音を僕らはもっと抱きしめたいから、

音から「色」を感じ取っていく。

 

 

僕らのこの「曲を好き・曲を理解したい」という気持ちが、

僕らの頭の想像力を駆り立てていく。

 

僕らのこの「曲を楽しみたい・この曲で癒されたい」という思いが、

音に姿・形、色を与えていく。

 

 

漠然としたものを、明確にしていく。

 

分からないもの・理解しにくいものを、

理解できるようにしていく・分かるようにしていく。

 

 

音楽を聴いていると、何だか僕らの頭が刺激される。

 

その僕らの頭に感じる刺激の正体は、

僕らが曲を理解しようとして、曲の音を具現化しているものだ。

 

僕らは音楽をより分かりたいから・より味わいたいから、

自身の頭を使って、想像力を働かて音の姿・形、色を探っていく。

 

 

もっと音楽を楽しもう。

 

いつもよりも、曲の音から想像してみよう。

 

 

音から何かを掴むのは、とても楽しいことだから。

 

音から何かを想像するのは、とても癒されることだから。

 

 

音楽を理解することは、僕ら自身を理解することにつながる。

 

音楽を楽しむことは、僕ら自身を楽しむことにつながる。

 

 

音楽を聴いて、音楽から感じて、自分を満たす。

 

 

ここまで難しいことのようにみえるけど、

至極当たり前なことを書いています・説明しています。

 

 

音楽を聴いている時に、僕らが無意識に何をしているのか。

 

音楽を聴いているときに、何故僕らの心は弾むのか・楽しんでいるのか。

 

 

僕らの心と音との「交流」が、音楽を聴いている間に行われています。

 

僕らの心と音との「触れ合い」が、音楽を聴いている間に行われています。

 

 

それはとても、自然な触れ合い・当たり前に無意識化に僕らがやっていること。

 

それはとても僕ら聴き手にとって、意味のある出会い・交流だと、僕は思います。

 

 

イントロの続きを聴いていきましょう。

 

 

 

 

『再生時間0:02~0:17』

 

再生時間0:02秒から0:17秒まで。

 

イントロの音から感じ取ったものが、僕らの心にも「伝播(でんぱ)」してくる。

 

曲の音から想像した感情が、僕らの心に伝わってくる。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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イントロの音を味わっていこう。

 

イントロの音から自分が何を感じ取っているか・何を想像しているかを掴んでみよう。

 

 

僕の場合、イントロの最初の出会いで感じた『幻(まぼろし)』という印象が強まっていく。

 

イントロ音がひどく現実から離れた音に聴こえる。

 

イントロ音がすごく日常から離れた音に聴こえる。

 

 

日常の世界より、「ゆったりとした世界」が、僕の頭に想像していく。

 

現実の世界より、「ぼんやりと・曖昧な世界」が、僕の頭に創られていく。

 

 

曲の音につられて、僕の頭の中に「世界」が創られだす。

 

曲の音を理解するため、音が僕らの頭の中で「姿・形、色」を持ち始める。

 

 

「やわらかい」世界が、僕の頭の中に創られていく。

 

「ぬるい」世界が、僕の心の中に創られていく。

 

 

イントロ音で感じたことが、そのまま僕らの頭・心に流れてくる。

 

音から感じ取った感情・気持ちが、僕らの頭や心にも伝播(でんぱ)してくる。

 

 

曲の音から感じる思いと、僕ら聴き手の心の思いが重なっていく。

 

曲の音から感じる感情が、そのままダイレクトに僕らの心にぶつかって、

僕らの心情も曲から感じる感情に合わさっていく。

 

 

僕らの心は曲の音に満たされる。

 

曲の音は僕らの心を満たしていく。

 

 

これからこの曲は、僕らの心に何を注いでいくのか。

 

これからこの曲は、僕らの心をどう変化させていくのか。

 

 

曲の音に注目していこう。

 

曲の音の影響を受けた僕らの心に注目していこう。

 

 

イントロの続きを、もう少し聴いていこう。

 

 

 

『再生時間0:17~0:26』

 

再生時間0:17秒から0:26秒まで。

 

イントロの音が変化したことについての説明。

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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イントロの音に、少し「変化」が見られる。

 

イントロの音が少し「上がる」。

 

イントロの音から、先ほどの時間帯より「元気」を感じられる。

 

イントロの音から、先ほどの時間帯より「明るさ」が感じられる。

 

 

朝起きて窓を開けたら自分の顔に日差しが当たり「眩しく」感じるように。

 

イントロが少し「眩しく」感じる。

 

イントロの音から「はじまり」を感じる。

 

 

この時間帯以前では、僕らは少し「幻」に包まれていた。

 

この時間帯ではその「幻」から出ていくような感覚を感じる。

 

これまでの時間帯、僕らは少し眠っていて・ぼやぼやとしていて、

ここから目を覚まして、どこかに向かっていく。

 

 

イントロの音がこうやって、僕らを「起こして」くれる。

 

イントロの音から「眩(まぶ)しさ」を感じて、

僕らは眠気を消して、歩んでいく。

 

 

これから僕らは何を曲から感じていくのか。

 

この曲はこれから僕らに何を想像させてくれるのか。

 

 

曲は続く。

 

もうすぐボーカルがやってくる。

 

楽しい時間がやってくる(^^)。

 

 

 

『再生時間0:26~0:27』

 

再生時間0:26秒から0:27秒まで。

 

ボーカルの声(この曲でいう岡村孝子さんの声)から僕が何を想像したかについての説明。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。 

 

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まるで『母』と出会う。

 

まるで僕らの頭を優しく撫でてくれるような「母」みたいな声だ。

 

 

 

この時間帯、僕らは初めてボーカルの声と出会う。

 

 

ボーカルの声はこの曲の創造主であり、この曲の母だ。

 

 

今までの時間帯は曲の音(イントロ音)と僕ら聴き手が向かい合い、

そのイントロ音から僕らは何かを想像していた。

 

ここからは違う。

 

ここから僕らはボーカルの声と向かい合っていく。

 

この時間帯以降、僕らはボーカルの声から何かを想像していく。

 

 

まるで「母」と「子」の、『会話』が始まる。

 

ボーカルの声と僕らの脳・心の、やりとりが始まっていく。

 

 

その声の第一印象を書いていきます。

 

ここで始めた出会った、母のような声についての印象を書いていきます。

 

やはりこのボーカルの声は『温かい』です。

 

この声から僕は『母』を自分の頭の中に想像します。

 

「優しい優しいお母さん」を、ボーカルの声から想像します。

 

 

母と子が、会話していく。

 

ボーカルの声と僕らが、何かを伝えあっていく。

 

 

母は何をくれるのか。

 

母は何を見せてくれるのか。

 

母は自分にとってどんな存在なのか。

 

 

そういうことを考えながら、曲の続きを聴いていきます。

 

ボーカルの声の続きを聴いていきます。

 

 

 

 

『再生時間0:27~0:34』

 

再生時間0:27秒から0:34秒まで。

 

ボーカルの声によって、僕の心が変化していくことについての説明。

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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母と対話していく。

 

母の声と会話していく。

 

 

僕の心はというと、どんどん『弱くなっていく』ように感じられる。

(心が弱くなっていく?) 

 

曲を聴いて母の声の「温かさ」に触れていくことで、

自分の心の「弱さ」を、どんどん気づかされていくように感じられる。

 

母の声を正面から向き合うことで、

自分ひとりで守ってきた弱い自分の心が「明かされていく」ように感じられる。

 

 弱い自分が明かされる。

 

泣いている自分の心に気づいていく。

 

 

ボーカルの声を聴いていくことで、自分の心が「重さ」を増していく。

 

弱い弱い自分の心の「質量」が感じ取れていく。

 

気づかなかった・気づけなかった自分の心の存在をしっていく。

 

 

胸が苦しい。

 

息が苦しい。

 

 

ボーカルの声に影響されて、僕の心が変化していく。

 

ボーカルの声から僕は『愛』を感じ取って、

その「愛」が自分の心と触れていく。

 

 

音楽はただの「音」ではない。

 

音楽の音は何かしら、僕らの頭に想像を駆り立てていく。

 

音楽の音は何かしら、僕らの心に「色」を塗っていく。

 

 

ボーカルの声に注目して、曲の続きを聴いていこう。

 

ボーカルの声に僕らの心がどう影響されて変わっていくか、

自身の心を見つめていこう。

 

 

 

『再生時間0:34~0:43』

 

再生時間0:34秒から0:43秒まで。

 

 

この時間帯、ボーカルの声を僕ら聴き手がどんどん「吸収」していくことについての説明。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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ボーカルの声を、僕ら聴き手は「吸収」していく。

 

 

飢えた僕らは、ボーカルの声を「栄養」として取っていき、

少しずつ少しずつ、僕らは「生きること」を知っていく。

 

 

この時間帯、ボーカルの声が大きく広がる・膨れ上がるように感じられる。

 

その広がる声が・膨れ上がっていく声が、僕にはとても「美味しく」感じられる。

 

その伸びていく声が、僕に「満腹感・多幸感」を感じさせる。

 

 

僕ら聴き手は、ボーカルの声に満たされていく。

 

行き場を失っていた僕らの心が、母のようなボーカルの声めがけて飛んでいく。

 

 

僕らは常に「飢えて」いる。

 

僕らは常に「おびえて」いる。

 

現実世界でもまれて・日常生活で疲弊(ひへい)して、

僕らは常に何かに怯えて、何かに自分の身を寄せようとする。

 

 

音楽が僕らを包んでいく。

 

ボーカルの声が僕らを満たしていく。

 

その声が僕らを優しく包む。

 

その声が僕らを温かく迎えてくれる。

 

 

音楽から僕らは「音」以上のものを受け取っていく。

 

音楽から僕らは「音」経由で、目には見えないものを吸収していく。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

 ボーカルの声から感じる「愛おしさ」を、胸いっぱいに吸収していこう。

 

 

 

『再生時間0:43~0:51』

 

再生時間0:43から0:51秒まで。

 

 

この時間帯で僕が感じた、「眠気」についての説明。

 (眠気?)

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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曲が続いていく。

 

ボーカルの声が僕らの脳に・心に伝わり浸透していく。

 

温かい・ぬくい母の胸の中で、僕らは寝かせつけられていく。

 

 

「眠い」

 

 

この時間帯、僕は少し眠くなってきた。

 

この時間帯、僕は少しうとうとしてしまう。

 

 

どんどんと、僕ら聴き手は曲が創り出す「色」に染められていく。

 

だいぶ曲を聴いてきて、ボーカルの声が僕らの頭の中にたくさん詰め込まれて行って、

僕らの頭の中はだいぶ一杯になってくる・だいぶ満たされていっていく。

 

 

多くのことを吸収すると、眠くなる。

 

多くの美味しいものを食べると、横になりたくなる。

 

 

この時間帯、僕はすごくまぶたが重い。

 

この時間帯、僕はすごく眠気を感じる。

 

 

母の腕に抱かれて。

 

母の胸の中で。

 

 

まるで僕らは赤ん坊みたいになって、母の声の中で眠っていく。

 

 

何もかも忘れて、僕らは眠る。

 

何もかも消して・消えて、僕らは目を閉じる。

 

 

少し眠れた後、また曲の続きを聴いていこう。

 

 (^^)。

 

 

『再生時間0:51~0:59』

 

再生時間0:51秒から0:59秒まで。

 

 

この時間帯で感じた、「誰かが呼んでいる気がする」ということについての説明。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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起こされる(笑)。

 

母の大きな声で起こされる。

 

 

再生時間0:43~0:51の時間帯は眠り心地だったけれど、

この時間帯になってまたボーカルの声の大きく膨れ上がる声によって、

僕らは目を覚ます。

 

 

少し頭がスッキリしている。

 

ねぼけまなこな状態のなか、少し目に映る光景が新鮮に感じてくる。

 

 

起きて、起きて。

 

「誰か」が呼ぶ。

 

 

まだ虚(うつ)ろな僕らだけど、その眩しく光る方に向かう。

 

まだ眠気さが残る僕らだけど、その声のする方向に引かれていく。

 

 

まるでその呼ぶ声が、僕らを『必要としている』声のように聴こえて。

 

まるでその呼ぶ声が、僕らを「呼んでいる」声のように聴こえて。

 

 

僕らは今、自分の心の中で、自分ひとりになっている。

 

心の外で、誰かが読んでる気がする。

 

僕らの心の外で、「誰か」が僕らを必要としている気がする。

 

 

声のする方に行ってみよう。

 

その眩しく光っている方に、行ってみよう。

 

 

それを自分が、望んでいるのなら。

 

その方向に向かうことを、自分が望んでいるのならば。

 

 

曲の続きを聴いていこう。

 

 

 

『再生時間0:59~1:18』

 

再生時間0:59秒から1:18秒まで。

 

 

僕らの心の「向き」が変わる時間帯。

 

この時間帯で起こる変化についての説明。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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僕ら聴き手の気持ちが「上がって」いく。

 

僕ら聴き手の心が「上を向いて」いく。

 

 

僕らはこの時間帯以前で、ボーカルの声や曲の音から何かを授かって、

曲を聴く前とは、少し変わった。

 

少し強くなったように思える。

少し勇気を増したように思える。

 

 

この時間帯、曲の調子が上がっていくのにつられて、

僕らの心も上がっていく。

僕らの心も上を向いていく。

 

この時間帯以前はどちらかというと、『内へ、内へ』の物語だった。

 

この時間帯以前はどちらかというと、

僕らは曲を聴いて、自分の心の奥へ奥へと向かっていった。

 

この時間帯以前は自分の心を観察していた。自分の心の奥を覗いていた。

 

 

それに対してこの時間帯以降は僕らの心は『外へ』向かっていく。

 

十分に休まった心は、外の世界へ向いていく。

 

十分に満たされた・勇気づけられた僕らの心は、

日常の世界へ・現実の世界へ目を向けていく。

 

 

本当の意味で、ここからが本当の冒険の始まりだ。

 

本当の意味で、これからが僕らの生きる・生きていく場所だ。

 

 

曲とともに、僕らは自分自身と向き合う。

 

曲の中で僕らは自分自身と向き合って、これからを生きるための英気を養う。

 

 

この時間帯はまだ曲と一緒に、外の世界を眺めていく・現実の世界を眺めていく。

 

もうすぐ離れていく前に、

この時間帯で最後に僕らと聴き手は共に寄り添い外の・現実の世界を眺める。

 

 

外の世界で生きていくためには何が必要か。

 

日常の世界で生きていくためにはどんな心構えをしていればいいのか。

 

 

僕らは心の、準備をしていく。

 

僕らはひとりだ。いつまでもこれからも、ずっとひとりだ。

 

 

一人でこれから、歩いていく。

 

一人でこれから、決めていく。

 

 

終わりが遠い道のりを、これから僕らはひとりで歩む。

 

いつ終わるのか・何のために歩むのか。

 

何故こんな苦しいのか・何故こんなにつらいのに歩むのか。

 

 

再び僕らの前に、暗闇が現れる。

 

とてもとても、こわくて、強い暗闇。

 

 

いつものように逃げ出したくなる・いつものようにそむけたくなる。

 

 

そんな時、僕らの心の中で、灯かりがともる。

 

僕らの心の中で、ボーカルの声が優しく、灯かりをともし続けていた。

 

 

曲はもうすぐ、実質終わる。

 

ボーカルの声と別れる時間がもうすぐやっていくる。

 

 

 

『再生時間1:18~曲の終わりまで。』

 

再生時間1:18秒から曲の終わりまで。

 

 

曲のサビの部分についての説明。

 

曲のサビの部分で、曲は実質終わる。

 

曲のサビの部分で、僕らと曲との交流は、実質終わる。

 

 

曲のサビの部分で音楽解析は終了する。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説

 

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曲の中で、一番「寂しい」時間。

 

曲の中で、一番「孤独な」時間。

 

 

曲がサビを迎える。

 

曲が一番盛り上がりを見せる時間を迎える。

 

 

その盛り上がりを聴いていながらも、僕らはとても「寂しさ」を感じている。

 

曲の一番感動するところを聴きながらも、僕らはまた、「ひとり」になってゆく。

 

 

曲のサビの部分は、僕は曲の実質の「終わり」の部分だと思う。

 

このサビの部分で、僕らがこの曲からもらったものが、一気に「溶ける」感覚がする。

 

このサビの部分で、僕らが曲の音から想像してきたものが、

ここで一気に「消えてしまう」感覚に、僕は覚える。

 

 

それはまるで、「別れの合図」。

 

最後は盛大に見送って、曲と僕らは別れていく。

 

 

サビの部分で、僕らはまた「ひとり」。

 

サビの部分で、僕らは曲から切り離されていく。

 

サビの部分で、曲から受け取ってきたものを僕らは「忘れていく・失っていく」。

 

 

 

サビを聴き終わった後、僕らには何が残る?。

 

あれだけ曲中では色々なものを曲から受け取ったのに、

結局聴き終われば、僕らの手元には何もない。

 

形あるものが何も残っていない。

 

 

「虚しい気持ち」に戻っていく。

 

「寂しい気持ち」に戻っていく。

 

 

音楽は「残酷」だ。

 

音楽は「卑怯」だ。

 

 

僕の涙を返して欲しい。

 

僕を優しく包んでくれたあの「愛」を、

もういちど与えて欲しい。

 

 

眠れない日々は終わらない。

 

眠れない日々は今日も続く。

 

今日も僕は、音楽に「逃避」する。

 

音楽は今日も、僕を簡単に受け入れる。

 

眠らせるために。

 

僕らを安心して眠りにつかせるために、

曲はいつでも、僕らを出迎える。

 

優しく暖かく、音楽はいつでも僕らを出迎える。

 

 

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夢をあきらめないで 岡村孝子

 

 

眠れない人のための「夢をあきらめないで(岡村孝子) 」徹底解析。

~眠れない夜に。逃げゆく自分に。~

 

 

音楽解析終了。

 

 

後書き。

 

いいと思います。

 

良く書けたと思います。

 

最近土日は一度書いたものを読み直して書き加えてるけど、

その成果がこうやって一度目の文章にも出てきた。

 

まとめることが上手くなっていると自分でも思う。

 

以上です。

 

おつかれさまでした<(_ _)>

 

おやすみなさい。

 

10月7日

読み直して少し文章修正した。

割と上手に書けたと思う(^^)。

 

 

 

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