音楽解析on twitter 解析曲名「明日への扉(川嶋あい)」のブログ上での掲載。

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川嶋あい「明日への扉」Aikawashima 15th anniversary~BIRTH~ 【LIVE】

 

※音楽を聴く時は出来るだけヘッドホンをつけて聴いた方が、音楽の世界に浸れるよ。

YOUTUBEの切り抜き画像に表示されている動画の再生時間に添って、

曲を聴きながら以下の文章を読んでいってくれると嬉しいよ。

※文章を読むことに疲れたら、ただただ音楽を聴いた方がいいよ。

むしろ、そっちの方がおススメだよ。

 

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信号無視して、いいんじゃない?
それは君が決めたルールじゃない。
信号無視して、いいんじゃない?
それは君が求めたルールじゃない。
それはあくまで、社会を・世界を効率よく循環させるために他人が決めたルールなのだから。
信号無視して、いいんじゃない?
別に急いでいなくても。
別に信号を渡った先に用事が無くても。
今の時間、車は全く通っていないのだから。
今の時間、君以外の人は見当たらないのだから。
罪の意識など感じる必要微塵も無くて。
かせを外して肩の凝りをほぐして、背筋伸ばして悠然と。
自然のままで自然体で。素のままの自分を追い求めて。
何かに配慮してしまうと・何かに気遣ってしまうと、
その気遣いは・その配慮は君の心の中で連鎖してしまう。
他人に合わせた自分の積み重なり、とてもこわい。
どんどん自分から遠ざかる。
どんどん他人に合わせた自分になっていってしまう。
分からない。分からなくなる。
自分がいなくなってしまうようで。
自分が赤の他人になっていくようで。
だから信号を、この機会に無視してみて。
赤とか青とか関係なく、渡りたいなら渡っていって。
これまでの止められていた自分から少し外れていって。
これまでの制御していた自分から少し変わっていって。
これまでしていた選択とは別の選択をしていって。
道は無数に出来ている。
道は無限に連なっていく。
一つの君だけにするの、すごくもったいない。
君にはまだ、別の君がいる。
君が知らない君、君の中に無限にいる。
それ、ユニーク。
別の方の君の方がいい君かもしれない。
知らないとそれは判断できない。
違う自分を体験しないと自分を比較できない。
君は君を追い詰めすぎている。
君は君を狭めている。
もったいないっす。
もったいないよ、それ。マジで。
君という存在、まだまだ全然だよ。
君という存在、まだまだこれからだよ。
この曲が僕たちの心に映し出す物語はたぶんおそらく適当に、翼の物語。
音楽というのはいわばきっかけ。
僕たちは日常生活で、あくまで日常生活に必要な自分を使っている・引き出している。
僕たちの中には、引き出されるのを待ち続けている非日常的な自分がいる。
音楽を聴いて、僕たちは自分の中の別の自分を開けていく。
音楽を聴いて、僕たちは例えるなら翼を生やしていく。
音楽を聴いて、僕たちは自分たちの別の側面を見つけていく。
楽しめ。
音楽を聴いて、新しく出てくる自分を楽んで。
いつまでも死んだような顔をしていないで。
ふぁ~いと~。
いつまでも自分を殺したいような意思を持ち続けないで。
ふぁ~いと~。
跳びたいと思う意思がまだあるのなら・舞いたいという意志がまだあるのなら・
羽ばたきたいという意思がまだあるのなら、この曲を聴いていこう。
そろそろ、落ち込むのに飽きろ。
そろそろ、心沈み続けるのに飽きろ。
溜息を殴り殺し。憂鬱空を真っ赤に染めて。
跳んだ先に見える美しい景色を、共に見に行こうぜ。
まだまだ世界は、広いから。
閉ざされた世界に君自身を監禁し続けるの、そろそろやめようぜ。
さあ、この曲と共に跳んでいこう。
さあ、この曲と共に舞っていこう。
ふぁ~いと~。

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嬉し涙を求めながら。
悔し涙・虚ろ涙と決別しながら。
この曲を聴きながら僕たちは、少しずつ少しずつ自分自身を変えていく・切り替えていく。
チェンジ。エクスチェンジ。

チェンジ。エクスチェンジ。
もったないから、マジで。じーまーで。
音楽は促していく。僕たちが再び跳べるように。
音楽は誘っていく。僕たちが再び舞えるように。
覚えていないことが一番つらい。
好きだった自分を思い出せないのが一番つらい。
自分という遺跡を、曲を聴きながら僕たちは少しずつ掘り進めていく。
音楽に促され、僕たちはは自分自身を解剖していく。
音楽に促され、僕たちは僕たちを更生させていく。
自分という素材を噛みしめながら。
自分という素材をどのように組み合わせたら美しいものが出来上がるのか。
曲と共に、滑らかに思考していく。
力を入れずに気張らずに。
出来るだけ肩の力を抜いて。
頭の中ムシャクシャしていたら、いっそ抜いてしまって(爆笑)。
君が今出来るあらゆることを駆使して、君自身を柔らかくしていけ。
固さは不純。
ストレスは見えない公害。
曲に促され、自分の心の中をあてもなく彷徨っていけ。
曲に促され、自分の心の中を探検していけ。
こんなん、音楽を聴いている時しか出来ないでしょ。
仕事中とか授業中とかでは、こんなリラックス出来ないでしょ。
リラックス、リラックス。
君という存在を音楽に溶け込ませ、究極的にほぐしていけ。
君という存在を、局地的に刹那的に気持ちよくさせてゆけ。
音楽に促され、君という存在を極限までほぐしていって・緩めていって。
固さを求めずに。
ヌルヌルのグチュグチュのダラダラな自分を愛して。
あぱー。
音楽という見えないものに乗っかって、気楽に生きろ。
君の心に対する音楽の解体作業はまだまだ続くぜよ。

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こうやって音楽に促されて自分自身をなだめていくと、

こうやって音楽に促されて自分自身に対して優しく接していくと、
僕たちの心にはどういう感情が湧き上がってくると思う?
それは意外にも、「憎しみ」や「怒り」なんだぜ。
「憎しみ心」をなめんな。
「怒り」をなめんな。
「憎しみ心」や「怒り」を軽く見るな・軽蔑するな・馬鹿にするな。
「憎しみ」って「怒り」って、すごく純粋な君の想いなんだぜ。
だって、君はこれまで生きてきて辛い思いしてきたんでしょ。
だって、君はこれまで生きてきた結果、今死にたいって思っているんでしょ。
何でそんな思いしなくちゃいけないの?
何で祝福されていないの?
何でこんなに辛い思いしなくちゃいけないの。
何で自分は、幸せな人とは違うの?
爆笑。しかし真理。
憎しみや怒りと共に、涙は形となって流れ出る。
憎しみや怒りと共に、僕たちは強くなろうとしていく。
憎しみや怒りと共に、僕たちは解放されていく。
憎しみや怒りと共に、僕たちは自分自身に優しくなっていく。
もっと怒れ。もっと憎め。
悔しいよお。苦しいよお。
そして叫べ。もっと君を世界に主張しろ。
音楽に促されてうごめきうめき叫び続ける君の正直な心をもっと丹念に入念に観察し、
その溢れ出てくる想いを認め尊重してゆけ。
そこに君を活かすヒントがたくさんある。
そこに君がもっと笑えるようなヒントがたくさんある。
解放しろってことなんだよ。
溜まった想いを、正直に排泄的に出しまくれっていうことなんだよ。
暗い気持ち溜めていたら、損ばかりだよ。
自分責めていては、そこから何も生まれないよ。
君だけは君を守ろうよ。
君だけは君に優しくしようよ。
自分を責めずに、吐きだしてゆけ。
自分に怒り憎しみ向けずに、自分の外に吐きだして行け。
自分を、気持ちよくさせてゆけ。
自分を、心軽くさせてゆけ。
もったいないから、マジで。じーまーで。
心の中、リサイクルリサイクル。
溜め込みすぎるな。
ゴミな感情にいつまでもジメジメと付き合い続けるな。
君が好きなものを、君の心に入れてゆけ
君が残したいものを、君の心に残しゆけ。
そのためにはまず心に溜まった怒りや憎しみなどの負の感情、全部吐き出して行け。
焦らずに焦らずに少しずつ、音楽に促され君の心、なだめながら。
夜はまだまだ、久遠に長いのだから。

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自分の心の揺れ動きに敏感になりながら。
音楽のサウンドの揺れ具合に応じて変わりゆく、自分たちの心模様の変化に注視しながら。
音楽のサウンドと、自分の心の色合いを連動させていって。
音楽は美しい。だから自分の心も美しさを欲していって。
滑らかに素直に、柔軟に。
純白に時に烈火に時に暗黒に。
音楽に促され移ろい変わりゆく、自分自身の心模様を盛大に滑稽に楽しんで。
だから君は面白いでしょ。
だから自分は面白いでしょ。
音楽に促され、君の心は広がってゆく。
音楽に促され、君は心は楽しみ狂ってゆく。
音楽に促され、君の心は舞ってゆく。
音楽の波に乗れ。音楽の揺れになびけ。音楽の色合いに感謝しろ。
すべてを音楽に託しながら。
すべてを音楽に明け渡しながら。
すべてを音楽に譲りながら。
そうやって、楽になっていこうよ。
嫌いな自分を殴って。嫌いな自分を殺して。
好きな自分・素直な自分だけ愛しゆく。
そっちの方が、前を向けるでしょ。
音楽を聴く過程で僕たちの心はめまぐるしく変わりゆく。
どうぞ限界まで、気持ち悪くなってください。
音楽を聴くことはいわば、浄化作業なのだから。
音楽を聴くことはいわば、戦いなのだから。
爆笑。

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そろそろ音楽から離れる準備をしながら。
ずっとここにはいられないの。
ずっと音楽という海で気持ちよく泳ぎ続けることは出来ないの。
音楽は刹那なの。
刹那だからいいの。
刹那だから楽しいの。
悲しいの。出たくないの。音楽の中にずっと籠っていたいの。
外はいやなの。音楽聴くの止めたくないの。ここにずっといたいの。
音楽を聴いている間、僕たちはぶっちゃけおかしくなっている・酔っている。
でもぶっちゃけおかしい方が・酔っている時の方が、正しい君なのかもね。
だって楽しい時っていつも、自分がおかしくなっている時だから。
外さなきゃ。
いつも選んでいるルート、外れていかなきゃ。
いつもとは違う顔を、出してもなきゃ。
いつもとは違うマスクを、つけてみなきゃ。
何が正しいかを知るために。
何が本当かを知るために。
どの自分が本当の自分かを探るために。
どの自分が好きな自分かを探るために。
外さなきゃ。迷わなきゃ。探さなきゃ。
音楽はいわばきっかけ。
音楽は僕たちに、「時の空白」を与えゆく。
音楽は僕たちに、「俯瞰世界」を与えゆく。
その中で、十分に休め。
その中で、自分を見つめろ。
その中で、自分を撫でろ。
音楽の中で、したいことをしろ。
疲れている自分に、僕たちはなかなか気づけない。
狭めている自分に、僕たちはなかなか気づけない。
傾いたら、その傾きと逆の方向に傾けて。
沈んだから、心舞うことを願って。
お説教、だいぶ長すぎた。
ストレス発散、だいぶ垂れ流した。
楽しい。
てへへ。
音楽、やっぱりとても大好き。

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昨日の君は違う君。明日の君も違う君。
日々、自分を入れ替えながら。
日々、自分を循環させながら。
欲するものは変わっていって。
好きなものは変わっていって。
好きな人が変わるから、自分の心の深さが知れて。
愛する人が変わるから、自分の心の多様さを感じれて。
もっと色々なことを知っていきたい。
もっと多くのことを学んでいきたい。
もっと様々なことを経験していきたい。
もっと楽しく生きていきたい。
死んでいた君に、音楽は再生の水をかけていく。
死んでいた君に、音楽はもう一度生きるきっかけを与えていく。
外食する時、実物ではなくまずはメニュー表を見るように。
旅行に出かける前、まずはガイド本を買うように。
音楽を聴いて僕たちは実際にもう一度生き始めていく前に、
世界に転がっているであろう美しいもの・美味しいものを音楽の中で一度確認していく。
僕たちは忘れやすいから。
世界とは何なのかをすぐに忘れてしまう。
僕たちは忘れやすいから。
世界にどんな美しいもの・素晴らしいものが転がっているかを忘れてしまう。
もったいないよ、ここで死ぬのは。
虐げられてばかりの人生、もったいないよ。
死で塗られ続けた人生、もったいないよ。

遊ぼうよ。

音楽を聴いている時のような気持ちで、「生きる」をしていこうよ。

こわいのなら、共に。

こわいのなら、音楽と共に。

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呼吸を少しずつ整えながら。
ボーカルの歌声と自分たちの脳神経を連結させながら。
ずっとこのままを望んで。
ずっと繋がれ続けることを望んで。
苦しい日々に、また舞い戻る。
夢が見れない日々に、また舞い戻っていく。
また消えていく。
また、心の中の綺麗なもの・美しいもの忘れ去られていく。
疲れているの。
眠たいの。
応えは今夜も、闇の中。
解は今夜も出ないまま。
救われない者は永遠に救われない。
救われない者は、ずっと暗闇を彷徨い続ける。
憎い。
だけどもう、今夜も疲れた。
おやすみなさい。
翼、グシャッ。
おわり。

 

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解析曲名「明日への扉
終。