音楽解析on twitter解析曲名「春よ、来い(松任谷由実)」のブログ上での掲載。

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春よ来い 荒井由実

 

※音楽を聴く時は出来るだけヘッドホンをつけて聴いた方が、音楽の世界の中に浸れるよ(/・ω・)/

YOUTUBEの切り抜き画像に表示されている動画の再生時間に添って、

曲を聴きながら以下の文章を読んでいってくれると嬉しいよ(*^-^*)。

※文章を読むことに疲れたら、ただただ音楽を聴いた方がいいよ。

むしろ、そっちの方がおススメだよ(*^-^*)。

 

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焦らずに、そう焦らずに。
落ち着いて。そう、まずは落ち着いて。
例え苦しくても、例え虐げられていたとしても。
君を救えるのは、君しかいないから。
君という船を操縦できるのは、君しかいない。
それ、すごく難しい。
どれが正解か常に分からない。それが無限に続いていく。
毎回吐いて。毎秒嘔吐して。
何度も目標を失って。
何度も行き先を見失って。
落ち着け~~。
繰り返す、落ち着け~~。
何がしたいのか。
どこに向かいたいのか。
それはすごく曖昧なものでし。
それはすごく適当なものでし。
どうせ、死ぬだけ。
どうせ最後は、みんな跡形なく消えてゆく。
森絵都さんの小説でもそんなようなことを言っていたよね。
永遠の出口っていうタイトルだったかな、宇宙のみなしごっていうタイトルだったかな、
忘れちゃった。
いずれにせよ、今ここにいるみんな、100年後にはほぼいない。
いずれみんな、馬鹿みたいに消えてゆく。
全部幻。全部夢。
全部、在って無い。
その事実に少し安心して。
君が落ち着けるために、無理やりにでも嘘でも様々な材料を探っていって。
君は大切ないのちだから。
君は大切な存在だから。
簡単に死なないで。
簡単に焦らないで。
分かっているのに、難しいもん。
落ち着いて、そう落ち着いて。
心静かにすることを優先していって。
またゼロから、大変だけれどまたゼロから、君をリロードしていって。
心の中の混雑を出来るだけ薄めて、またゼロから周囲の中に君を構成する破片を拾っていって。
そこまではムズイか。
それならまずはただ、ゼロなままに。
まずはただ心鎮めるために、心の中のものを抜き取って。
まずはただ心静かになるために、身体の中の不要なものを排出していって。
静かが一番。
静謐がファースト。
そうしてそうして少しずつ落ち着き取り戻して来たら、音楽という物語に触れ濡れていこうか。
この曲が君の心に映し出す物語はおそらく、敬いの物語。
君の心をさらに鎮めるためには、世の中に凄い人がいるということを知ることが大事。
君の心をさらに静かにさせるためには、敬える人を見つけることがとても大事。
座標がなければ、君は動けない。
目標がなければ、君は動けない。
触れたいと思う人に会いたいという意思が無ければ、君はただただ死と友達であり続けて。
基本、つまらないよ人生は。
一般的に、つまらないよ人生は。
だからこそ、素晴らしい人がいることが君の生きがいになると思う。
だからこそ、眩い人がいることが君の生きるの動力になると思う。
君にはなにもない。
繰り返す、君自身は、ほぼ価値がないものと言っていい。
おこぼれを、欲せ。
美しい人の・優秀な人の・尊敬できる人の、甘汁のおこぼれを拾ってチューチューと吸っていけ。
温かい人を、求めろ。
それが、弱い人の生き方だと僕は思う。
さあ、そろそろ行こうか。
また言うけれど、迷えよ。
心落ち着くことを求めながら・心安定することを求めながら、
君、彷徨い求め続けろ。
答えなんかない。
安定した解なんてない。
君、迷い彷徨え。
(爆笑)

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深呼吸、そして深呼吸。

深呼吸、さらに深呼吸。
ふうーー。
材料、未だ無限に足りない。
君の思考材料、未だ久遠に足りていない。
それでも今は焦って適当な材料に手を伸ばすのではなく、
まずは落ち着いて(それ何回目?)。
静かさ求める自分の心、安らかな瞳で眺め続けて。
深呼吸深呼吸、繰り返し。
緩やかな時間、無限に流され続けて。
そんなに必要なものって多くないから。

本当に欲しいものって、実はそれほど多くないから。
最低限の衣食住あれば生きていける。(それが結構ムズイかな(^_^;))
必要なものはそう多くはない。
だから、あまり他人と比べる必要もない。
増やしても、処分するものが増えるだけ。
最低限のまま、そこから手に触れられるものの価値に重きを置いて。
大鏡の前で、真っ裸になった自分の身体を見たことありますか?
大抵の人、しょぼい身体だよね。
脆い自分を、自分の身体が一番表現している。
儚い自分を、自分の身体が一番表現している。
脆く儚く、静謐に。

大きく見せるな。

しょぼい自分に必要なものを必要なだけ欲して。
求めるよりも、まずは失くして。
静かな心が惹かれるものを見つけていって。
静かな心が触れたいものを感じていって。
まだ楽しむ余裕はない。
ただ穏やかに。
ただ安らかに。
音楽という物語。
それを少しずつほじっていって。
サウンドという物語。
それに少しずつ濡れていって。
君の思考を、物語に預けて。
君の脳を・君の心を、物語に託していって。
君はただの器となって。
君はただのスクリーンとなって。
曲のサウンドが生み出す物語を、ただただ眺めていこうよ。
美しい物語。ただそれを眺めていこうよ。
ひどく贅沢に。

ひどく優雅に。

ひどく傲慢に。

ただただ、眺めゆこうよ。

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徐々に物語に濡らされて。
徐々に物語に侵されて。
徹底的に、君を失くして。
残酷的に、君を殺めて。
君を失くして、ストーリーだけになって。
君は客として、物語を眺め続けて。
音楽という物語は、何か見せてくれるから。
音楽という物語は、何か魅了してくれるから。
音楽という物語は、何か教えてくれるから。たぶんたぶん。
適当に適当に、適当に。
曖昧の中で、笑い続けて。
嘘の中で夢の中で、奏で続けて。
心、心地よく心地よく。
気持ち、ぷかりぷかり、ダダダダダ。
何だっていい、何だって。君がいなければ。君が主役でなければ。
何だっていい。
君じゃない君であれば、笑えるんじゃないか。
君を失くした君であれば、元気を取り戻せるんじゃないか。
今の君は辛そうだから。
今の君は泣きそうだから。
そんな自分、離れていこうよ。
そんな自分、大切にする必要ないよ。
大切に出来る君、物語の中で探しゆこうよ。
「物語」、それ最強だから。
さいきょーさいきょー、物語、超最強ー。

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ふーん・・・。
へえー・・・。
はあーん・・・。

てんてんてん、てんてんてん、てんてんてん。

・・・。・・・。・・・。
物語の破片が、君にスッと・サッと当たり続ける。
物語の愛液が、君の顔面にヒュッと・ルッと・シュッと飛び散り続ける。
君と違って、物語ってあったけえ。
君と違って、物語って、奥がある・奥を見ることが出来る。
物語の中を、優雅に探索し続けて。
少しつついただけで、宝物が掘り出せそうだ。
少し物語の空気を吸っただけで、射精してしまいそうだ。
緩やかに緩やかに、柔らかに。
君の脳を溶かしていって。
君の心を温めていって。
死ぬな~。
別に死んでもいいけど(笑)、死ぬな~。
生きたいなら生きて、死にたいなら死んで、死ぬな~。
線はずっと続いている。
切っても切っても、線は延び続けている。
口をごにょごにょさせながら。
瞳に少しずつ、生気を流し込みながら。
まだ死んだままで。
まだ死んだふりをし続けて。
そっちの方が、楽でしょ。
無理に元気に生きようとするな。
倒れたまま、物語という夢を見させてもらい続けろ。
物語に甘えろ。
物語の甘汁をチューチューと吸い続けろ。
楽であり続けろ。
身体と、そして心をたゆまし続けろ。
心の領域、広げ続けろ。
思考の幅、広げ続けろ。
見たい景色を少しずつ思い出しながら。
会いたい人を少しずつ思い出しながら。
まだ寝ながら。まだ眠りながら。
始まらずに、君、ゆっくりと始めゆけ。
笑えるのなら、笑おう。
笑った方が、色々と得だよ。

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鳥肌に愛されて。

鳥肌に感謝して。

感動できる自分の心に、深くお辞儀をして。
人生の先輩に、頭を下げ続けて。

時代に・過去に、敬礼し続けて。
何も無く。
あるとすれば、心地よい風のみ。
知らない風が訪れるのを、久遠に待ち望み続けて。
もがくのをある程度諦めて。
すがるのをある程度、止めて。
風に任せて。
時運に任せて。
安定であると思っていたものも、すぐに安定では無くなっていく。
確実であると思っていたものも、割と簡単に崩れ去ってゆく。
全部結局、消えてゆく。
全部結局、形なく終わってゆく。
愛すらも。
すべて時という風に、流されてゆく。
すべて時という風に、舞ってゆく。
血が変わっている。
こうやって音楽という物語の中に浸っていると、自分の血がまるで違う血になっている。(←は?何言ってんだこいつ。)
血を固定するな。
血を流し続けろ。
血と共に、変わり続けろ。
そろそろ寝ろ。
これ以上考えても無駄だ。
これ以上考えても、それは余計な思考だ。
寝て、失くせ。
寝て、忘れろ。
君はいない。
君ははじめからいない。
それで、いいじゃないか。

フフフフ。

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日本の少年少女の四季体感物語はようやく終わりに近づき。
数分の中で一生を味わって。
数分の中で始まりを終わりを何度も体験して。
気持ちいい。
SEXみたい。射精みたい。
確かなものが無いから、みんな漂っている。
100%のもの無いから、みんな探している。
時に群れて。
時に独りになって。
君の心は、ずっと君を観察し続けている。
君の脳は、静かに君を俯瞰し続けている。
君はいわば実験体。
君はあくまでデータを録るための実験体。
せいぜい多くの失敗をしてくれ。
せいぜい多くのデータを録ってくれ。
100%に近づくために。
遠い遠いいつかの未来、みんなが安心出来るように。
せいぜい、迷い、生き続けろ。
君の為ではなく、誰かのための未来の為に。
あてもなく、彷徨い続けろ。
おわり。

 

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音楽解析on twitter
解析曲名「春よ、来い」
終。

 

※ツイッター上に最初に載せた文章から、一部修正してこのブログ上に載せています。