音楽解析on twitter 解析曲名「いのちの名前(木村弓)」のブログ上での掲載と、そして解説。
以下、ツイッター上での「曲の歌詞」にあたる部分は、
ブログ内ではYOUTUBE動画における「再生時間」で表しています。
また、ツイッター上に最初に載せた文章から、一部修正したりはしています。
「再生時間0:11~0:17」
ばぶーばぶー。ばぶばぶば。
壊れてはいない、たぶんたぷん。
それよりなにより汽笛は鳴って、列車は発車してゆく。
乗れないよ、ああ永遠に。
乗りたかったけど。日常離れた景色、見たかったけど。
正常な価値観・倫理観、ここに1ミリもあらず。
奇に包まれて。毒に蝕(むしば)まれて。
笑顔、とうの昔に盗られていった。
取り返したいよ、少しでも少しずつ。
これは地獄の物語。
綺麗なものに、騙されないで。
美しいものに簡単に、心惹かれてしまわないで。
違和感を味方につけながら。敵の敵を、上手く利用しながら。
ずる賢い者しか、ここでは生き残れない。
純真な人はあっけなく滅(めっ)してゆく。
神々のデスゲーム、その人間代表として君、挑みゆく。
とりあえずまあ、人柱として。
いざ、参らん。
「再生時間0:17~0:22」
極めて独り。やっと独り。
待ち望んでいた孤独、君に訪れて。
かなり冷静、結構大人な自分がいて。
君が君しか、ここにはヒトらしきものは見当たらなくて。
過程なく、前を向いてゆく。
会合なく、君、選ばれゆく。
何を得るかよりも何を失くしていくか。
何を感じるかよりも何を忘れていくか。
強さよりも、向かおうとする意志・進もうとする姿勢を大切にして。
通過儀礼なく、通り過ぎてゆく。
特別さに怯えながら。生贄の心地を噛みしめながら。
怖いと言えば、怖い。
だけれど不思議と、違う自分感じ得れていて嬉しく。
人生で一番気持ち悪い笑顔添えて、君進みゆく。
君は君らしく、君を捨ててゆく。
君は君らしく、ヒトを離れゆく。
限りなくすりつぶしてゆけ、その命。
「再生時間0:22~0:31」
灼熱の熱さにやられながら。
非情な冷たさに凍えながら。
触れられていくことを・犯されていくことを、楽しんで。
怪獣に蹂躙(じゅうりん)されながら。
宇宙人に魔改造されながら。
極限まで君、自分奪われ続けていって。
ただのモノとなって。ただの器となって。
君は君を消してゆく。
君は君を探しゆく。
神秘的なものって、かなりグロい。
美しいものって、やっぱりエロい。
非常に高度な情報戦を繰り返し、君は君を潰しゆく。
自分壊れることが出来る才能に気づきながら。
自分消せる気性が備わっていていたことに悦びながら。
それならこれからここから、生まれ出てゆこうか。
遥か彼方の人智を越えた天空で何もかも忘れて、誕生していこうか。
「再生時間0:31~0:37」
おいおい、そんなにはしゃぐなよ。
おいおい、そんなに悦びすぎるなよ。
久方ぶりの翼を生やし、君はかなり安堵して。
発狂と共に、自分を慈しみ。
人間って、マジでクソだな。
人間って。まあ、もういいか。あんな奴らのこと。
遠くの景色を眺めながら。
ゆったりと流れゆく時空だけを仲間にしながら。
君は君を流し続け。
君は君を漂わせ続け。
思考の海が君を誘い。
浜風が気持ちよく君に加勢してゆく。
君のターン、緩やかに始まりゆき。
存分に、染めたい色でその思考、染めてゆけ。
「再生時間0:37~0:48」
心想いを自分の分身にしながら浮上させていき。
ほわっとふわっと、ふにゅふにゅっと。
地上という盤面に、君は君の想い駒を配置させてゆく。
君という血染め軍の中に、裏切者はいない。
まあ別に、裏切られてもいいけどね。
暴れたいやつは暴れさして。乱れたいやつは乱れさして。
自分の中のランダム性がとても可笑しく頼もしく。
君の意思離れて、君は発進してゆく。
特に何かは求めてはいない。
何が欲しいとか何を得たいではなく、遺してゆきたい。
足跡を爪痕を、噛み跡を。
それだけは確実に願っています。
臆病者で怠け者で、血だらけの君が。
偉い、偉い。
「再生時間0:48~0:53」
希望はない。笑えるほどに笑えないほどに。どっちだよ。
しかしまた、怯えひれ伏す絶望もない。
転がして転がして。練って練って、つまずいて。
固くなるより柔らかく。
気難しくなるより、ほっぺをつねってあげてやって。
君の頬が、君以外の人の手と触れたのはいつが最後?
君の肌・君の顔・君の身体、他者との干渉で次元を増やしゆき。
飛び跳ねるためには、他者との共有世界が必要で。
舞えるためには、他者からのレンタル勇気が必要で。
とりあえず今は、ただ泣こうか。
これから強くなるために。
これから生まれ創っていくために。
とりあえず今は泣いて、自分慰めていこうかお。
よくこれまで頑張って生きてきたよ、よしよしよしヾ(・ω・`)。
褒められるのが少なすぎた人生だったよね。
「再生時間0:53~0:58」
そして衣(ころも)、脱いでゆく。
温かい涙に連れられて。滑らかな身体に励まされて。
変身するためには一瞬全裸になる必要があって、美少女戦士のように。
ヒトを憎んでもいい、でも自分だけは見捨てないで。
自分というガラスの器を大切にして。
自分という清い社(やしろ)を大切にして。
君を活かすために。君を失くさないために。
君の価値はたいして高くないかもしれない。
君の存在意義は無に等しいのかもしれない。
だから?だよ。
それで?だよ。
柔軟に、自分抱きしめて。
可能な限り自分の思考の枠組み外から、自分護りゆき。
違う自分で、自分を評価してあげて。
100点ではなく1点を。
痕跡を染みを、自分自身に憑けていこうよ。
可能性、ちびちびと地下から湧き出たせて。
濡れてゆけ。潤っていけ染みてゆけ。
深呼吸しながら落ち着きながら。
そして何度も躊躇(ためら)いながら。
「再生時間0:58~1:04」
別れの時、近づいて。
分裂していた君小人が、また君へと戻りゆく。
わーい、わーい。
君を成り立たせていたものは、数十兆の君細胞で。
そりゃあ迷うよね。そりゃあ悩むよね。そりゃあ疲れてしまうよね。
ふむふむ、ふむふむ。
あえて人形のように、自分虚ろわせながら。
心忘れて骸(むくろ)のみで、君を有しながら。
かたわの君を楽しみながら。
不条理に身を寄せながら。
笑え。
無理やりにでも、笑いゆけ。
殴られて。首、締められて。
苦しんで苦しんで苦しんで、そして君、取り戻してゆけ。
苦しみの中からでしか自分の尊さ気づけない者に、この曲は捧げられてゆく。
これは地獄の物語。
悶えた先で、輝き見い出す物語。
未来をまだ欲している希望人に、この曲は捧げられてゆく。
「再生時間1:04~曲の終わりまで」
義勇少女の戯れは、ようやく終わりに近づき。
今回の戦いも大勢の戦死者が出て。
大勢死んで。大勢失くなって。
不思議と爽やかで。不思議と心晴れやかで。
戦死者に甘えて。戦死者に祈り続けて。
そして新しい君、始まってゆく。
そして新しい君雛、孵(かえ)りゆく。
ぴよぴよ、ぴよぴよ。はっくちゅん。
穢れなく、眩しく。その命、鮮明に。
まだ表情を上手く創れない君だけど。
まだ感情を上手く表に出せない君だけど。
優しく誰かに抱かれていた。
多くの蟲、いまだ君を犯していたけれど、
それでも君は赦していった。
まあ本心では、全然赦していないけどね。
おわり。
はい、というわけで、以下、解説していこうと思っています。
というか、僕、読点(とうてん)の使い方がいまいち分からないです。
、をつけないと漢字と漢字が近くね?って思っちゃいますし、
ほんと、文章下手ですいません<(_ _)>
「再生時間0:11~0:17」
→
この曲全体としては、完全に「光側」の曲ですよね。
もう聴いてて、結構辛かったです。
眩しさ感じる曲で、陰の者の僕にとって、聴いてて苦しい曲でした。
ブログ内の音楽解析でも度々説明してるんですけど、
光側の曲って、何か「殴られる感じがする」んですよね。
チクチク痛い、というか。
まずイントロ部分ですが、何か「渦」を感じさせるイントロかなと思いました。
渦を見ると、結構気持ちよくないですか。
中国と四国の間の鳴門とか。
螺旋階段とか。
ああいう無限感を感じさせるイントロだと思いました。
ばぶーばぶー。ばぶばぶば。
壊れてはいない、たぶんたぷん。
→
曲に対する僕たち聴き手側のファースト表現というか。
何か、「正直さ」を要求してくるような出だしなんですよね。
嘘ついちゃいけない雰囲気の出だし。
嘘にまみれた自分が、結構否定されて。
鏡に映った自分が、ひどく穢れていて。
なんでちょっと、まともな心の様子ではなく。
ちょっとアホになっちゃった感じ出したくて赤ちゃんになりました。
それよりなにより汽笛は鳴って、列車は発車してゆく。
乗れないよ、ああ永遠に。
乗りたかったけど。日常離れた景色、見たかったけど。
→
曲の出だしを受けて、何か自分の心が「置いてけぼり」にされてしまったような気がして。
取り残され感を感じたので。
自分以外のみんなは、どこかに行ってしまった感覚。
正常な価値観・倫理観、ここに1ミリもあらず。
奇に包まれて。毒に蝕(むしば)まれて。
笑顔、とうの昔に盗られていった。
取り返したいよ、少しでも少しずつ。
→
取り残された側の僕たちが、やはり「奇」の側にいるんですよね。
日常の中の奇というか。
普段の光景・場所なんだけど、自分だけ違う感覚に飲まれてしまっているというか。
ここら辺の感覚って、ジブリでよくありますよね。
これは地獄の物語。
→
聴いていて、不思議と「辛いから」。
またその辛さというのは、必要な地獄というか。必要な痛みというか。
綺麗なものに、騙されないで。
美しいものに簡単に、心惹かれてしまわないで。
違和感を味方につけながら。敵の敵を、上手く利用しながら。
ずる賢い者しか、ここでは生き残れない。
純真な人はあっけなく滅(めっ)してゆく。
→
う~ん、ここはどう説明しよう。
正直気持ちとしては、「分からない」が強いですね。
曲側から僕たちに対して「眩しさ」「光り」が注がれて、
それに対して対応・適応出来ていない。
その眩しさ・光をそのまま理解・吸収することは出来なくて。
光りの中に潜む「暗闇」を、探っていこうとする感じ。
光りって、そういうもんじゃないですか。
例えばよく漫画家が、悪いモンスターはヴァリエーションたくさん様々な種類のものを作れるけど、良いヒトっていうのはヴァリエーション少ないっていうじゃないですか。
清いものって、顕しにくいんですよね。
悪いものの方が、ヴァリエーションが多い。
神々のデスゲーム、その人間代表として君、挑みゆく。
→
これは、何だろ(笑)。
やっぱり曲を聴いてて辛いから、「死」がその奥にある感じ。
眩しさが人間世界のものじゃないっていう。
神々の世界・天空の世界で、「死」を賭けて曲を聴いていく感じ。
とりあえずまあ、人柱として。
いざ、参らん。
→
人柱=犠牲感。
やれやれ感。
「再生時間0:17~0:22」
ここはほぼ文章そのまんま。
「白い」曲なんだよね。
「白い」歌。
その中に入ってゆく。その白い世界に僕たち聴き手は突入してゆく。
思考の迷いなく、その世界を探索していく感じ。
悪く言うと思考停止。
それで、やっぱり何かを「失くして」いくんだよね。
これはブログ内で何度もこの「失くす」「喪失」ということを言っているけど、
音楽を聴くことで僕たちは「とある一面」だけを見ていく。
「とある一面」だけを重きを置いてゆく。
そうすると他が見えなくなる=喪失する感じ。
例えば恋愛映画を観てると、僕たちの頭は恋愛脳になり恋愛=唯一の正義となり、
またアクション映画を観てると、勇気脳になり、僕たちは勇気が絶対正義となり、
お笑い映画を観てると楽しい気持ちが絶対正義となる。
1つのテーマを掘り下げた結果、他の所には目がいかなくなる=他をないがしろにしてゆく=他を失くしてゆく感じ。
その1つのテーマを唯一の心の種にして、それ以外はゼロからまた創っていく感じ。
今回の曲だと、その「光りの正体」を知るために、僕たちは思考してゆく。
「光りの正体」を探るために、自分の余計なものをそぎ落としていく感じ。
プロ野球なら、選手は野球が出来る技術だけを持って挑んでいるように。
漁師なら、魚を捕まえる技術だけその瞬間は持っているように。
曲を聴いている僕たちは、その意味・真意を探るため、自分に必要ないものを削いでいく感じ。
「再生時間0:22~0:31」
灼熱の熱さにやられながら。
非情な冷たさに凍えながら。
触れられていくことを・犯されていくことを、楽しんで。
怪獣に蹂躙(じゅうりん)されながら。
宇宙人に魔改造されながら。
極限まで君、奪われ続けていって。
ただのモノとなって。ただの器となって。
君は君を消してゆく。
君は君を探しゆく。
→
ここら辺は、その眩しさをより具現化的に説明。
陰の者(笑)にとって、眩しさ=正直さ。潔白感。穢れ無い感は、「痛い」
それをここは具体的に表現した感じ。
神秘的なものって、かなりグロい。
美しいものって、やっぱりエロい。
→
光りを観察することで、光がどういうものかを探っていく。
光りを無思考でそのまま拝めるのではなく、
眩しさの奥にある気持ち悪さ・怖さを探っていく感じ。
非常に高度な情報戦を繰り返し、君は君を潰しゆく。
→
別に高度ではないんだけど(笑)、何かこういった方がかっこいいかなと。
陰の者にとって、光りというのは得体の知れないものだから。
その探りを一生懸命やっている感じを、高度とした。
自分壊れることが出来る才能に気づきながら。
自分消せる気性が備わっていていたことに悦びながら。
それならこれからここから、生まれ出てゆこうか。
→
「分解」というのも音楽を聴く上で結構重要なもの。
例えばSEXとかって、「失くす」感覚があるじゃないですか。
それと同じで、一度僕たちという「積み木」をバラバラにしてゆく感じ。
音楽を聴く過程で僕たちは「単純」になってゆく。
一つ一つの「部品」に戻ってゆく感じ。
遥か彼方の人智を越えた天空で何もかも忘れて、誕生していこうか。
→
ブログ内で何度も解説しているように、鬼束ちひろタイプの暗闇側の曲は「下から」で、宇多田ヒカルの光り側の曲は「上から」僕たち聴き手に対して攻めてくる感じ。
「再生時間0:31~0:37」
おいおい、そんなにはしゃぐなよ。
おいおい、そんなに悦びすぎるなよ。
久方ぶりの翼を生やし、君はかなり安堵して。
→
先程までの時間である程度、僕たちは分解されて=人間性をバラバラにして、
それで何か、「解放感」感じている感じ。
誰かに認められた感。誰かに赦された感。
発狂と共に、自分を慈しみ。
→
発狂と共に(笑)。
何というか、「狂う」って生きていく上で結構重要だと僕は思うんですよね。
だって生きるって、かなり「クソ」じゃないですか。
生きるって結構、「生々しくないですか?」
普通そんなん、狂いません?
だから上手く「非日常」を利用するというか。
時々狂う=現実・日常を割る・離れる・馬鹿にすることが必要だと生きていく上で僕は必要だと僕は思います。
人間って、マジでクソだな。
人間って。まあ、もういいか。そんなこと。
遠くの景色を眺めながら。
ゆったりと流れゆく時空だけを仲間にしながら。
君は君を流し続け。
君は君を漂わせ続け。
思考の海が君を誘い。
浜風が気持ちよく君に加勢してゆく。
君のターン、緩やかに始まりゆき。
→
ここら辺、良いですよね。
人から離れた解放感。人を忘れた解放感。
天空で空の上でぼ~~っと舞っている感じ。
時間から解き放たれている感じ。
音楽を聴いて、僕たちは「気持ちよくなっている」じゃないですか。
もしくはその「気持ちよさ」を求めて僕たちは音楽を聴くじゃないですか。
その僕たちの心の動きを、僕は解き明かしてみたいんですよね。
僕たちの心と音楽との間で行われている「やりとり」が、僕は気になる。
なのでこのブログを作り、「音楽解析」している。
存分に、染めたい色で染めてゆけ。
→
「色」が重要。
ブログ内で何度も言っているように、僕たちの想いはまず色をもって作成されてゆく。
色=心の初期揺れ。
「再生時間0:37~0:48」
心想いを自分の分身にしながら浮上させていき。
ほわっとふわっとふにゅふにゅっと、
地上という盤面に想い駒を羅列させてゆく。
→
僕たちの空の器から、泡のように、想いの初期衝動。想いの色泡が僕たちから外へと出てゆく感じ。
僕たちはまだ「意思」を持たず、その想いの原形というか、
ハンターハンターで言うと「念能力」とか、
ジョジョの奇妙な冒険で言うと「スタンド」が、
僕たちの身体を離れて自動に動いていっている感じ。
(自動と言っても僕たちはまだ意思持たずといっても、
僕たちは眠っている状態で、心の奥のエンジン的なものは起動している感じ。)
その想いを、元いた世界の地上に、戦うために配置してゆく感じ。
やっぱり生きるって、僕たちVS世界、みたいなところあるから。
自分以外のものは全部ストレス生む敵、みたいな。
血染め軍の中に、裏切者はいない。
まあ別に、裏切られてもいいけどね。
暴れたいやつは暴れさして。乱れたいやつは乱れさして。
自分の中のランダム性がとても可笑しく頼もしく。
君の意思離れて、君は発進してゆく。
特に何かは求めてはいない。
→
血染め軍=僕たちの想いの泡々。
ここ紅軍とか赤軍にしようと思ったけど、それだと政治のものになってしまうから、
血染め軍にした。
何が欲しいとか何を得たいではなく、遺してゆきたい。
足跡を爪痕を、噛み跡を。
それだけは確実に願っています。
臆病者で怠け者で、血だらけの君が。
偉い、偉い。
→
遺す、足跡を爪痕を、噛み跡を。がポイント。
ブログ内で何度も言っているけど、
僕たちの生きるはやはりこれだけかな、と僕は思う。
結局「何かを残す」なんだよね。
だってここにいる全員は、100年後はおそらく誰もいないから。
その究極寂しさがある未来に向かって、その不安に対して僕たちが唯一対抗できるのは、
「遺すこと」。
自分の身体を使って、残すこと。
「再生時間0:48~0:53」
希望はない。笑えるほどに笑えないほどに。どっちだよ。
しかしまた、怯えひれ伏す絶望もない。
→
希望はなくて、あるのはよく分からない多幸感?
希望=未来に向かって何かを望むこと。
そうではなくて、今を・現在をより「洗練」させていく感じ。
ここホントに笑えるのか笑えないのか分からなかったので、こうした。
転がして転がして。練って練って、つまずいて。
固くなるより柔らかく。
気難しくなるより、ほっぺをつねって。
→
柔軟になっていく感じ。
君の顔が自分以外の人の手と触れたのはいつが最後?
君の肌・君の顔、他者との干渉で次元を増やしゆき。
飛び跳ねるためには、他者との共有世界が必要で。
舞えるためには、他者からのレンタル勇気が必要で。
→
例えば握手とかって、何か「ビビビッ」って来ませんか?
握手したその人の情報を、色々感じ取れるというか。
独りというのはやはり、「眼」が足りないというか。
より多くの眼で自分を見るために、より自分を俯瞰させるために、
より冷静に物事を見るために、「他者」が必要であったり。
世界を広くする感じですよね。
物の見方を増やす感じ。
とりあえず今は、ただ泣こうか。
これから強くなるために。
これから生まれ創っていくために。
とりあえず今は泣いて、自分慰めていこうかお。
よくこれまで頑張って生きてきたよ、よしよしよしヾ(・ω・`)。
褒められるのが少なすぎた人生だったよね。
→
泣く(笑)。
この「泣く」は、音楽解析on twitterdeでよく出ますよね。
音楽聴いてて、目頭が熱くなるじゃないですか。
何で泣きたくなるのかなあ。
「泣く」っていうのは色々な感情の「顕れ」で、
それはとても「美しいもの」だと、やっぱり思っちゃう。
とりあえず安易に泣いておこうか、的な。
洗い流す感じ。穢れを落とす感じ。赦される感じ。赦す感じ。
「再生時間0:53~0:58」
そして衣(ころも)、脱いでゆく。
温かい涙に連れられて。滑らかな身体に励まされて。
変身するためには一瞬全裸になる必要があって。美少女戦士のように。
→
前の前の時間帯とか、僕たちの想いは動き出したけど、
僕たちはまだ寝ていたけれど、それがどんどん僕たち自身も動いていく感じ。
ゼロから、裸から、リスタートしていく感じ。
美少女戦士のくだりはおもしろいと思った(笑)。
「変身=生まれ変わる」するために、まずは服脱ぐ感。
ヒトを憎んでもいい、でも自分だけは見捨てないで。
自分というガラスの器を大切にして。
自分という清い社(やしろ)を大切にして。
君を活かすために。君を失くさないために。
君の価値はたいして高くないかもしれない。
君の存在意義は無に等しいのかもしれない。
だから?だよ。
それで?だよ。
柔軟に、自分抱きしめて。
可能な限り自分の思考の枠組み外から自分護りゆき。
違う自分で、自分を評価してあげて。
100点ではなく1点を。
痕跡を染みを、自分自身に憑けていこうよ。
→
人を憎んでもいい~は、元AKBの前田のあっちゃんみたいに。
自分という存在を「社(やしろ)」という表現はおもしろいなと思った。
ここら辺は自分を大切にしていく感じを出したかった。
多角的に、自分をもう一度愛してゆく感じ。
可能性、ちびちびと地下から湧き出たせ。
濡れてゆけ。潤っていけ染みてゆけ。
深呼吸しながら落ち着きながら。
そして何度も躊躇(ためら)いながら。
→
肝心なのは、僕たちは今、この曲という「光り」に包まれているということ。
光りの中で一度死んで、そして光の中で生まれた子。
だから元々陰の者(この言葉おもしろw)にとっては、その光りに対して「葛藤」があるわけで。
素直に「光り」を認めれなくて、素直に自分を愛せなくて、悶えている感じ。
「再生時間0:58~1:04」
別れの時、近づいて。
→
この曲=この光りの曲から離れていく。
ブログ内で何度も言っているように、音楽はサビの部分で実質終わりを迎えてゆく。
サビを越えたらまた第2部が始まってゆく感じ。
サビ以降はサビ前の「繰り返し」のような。
原形・原型はすでにサビまでで完成されているような。
サビ以降は応用というか、反復というか。
分裂していた君小人が、また君へと戻りゆく。
わーい、わーい。
君を成り立たせていたものは、数十兆の君細胞で。
そりゃあ迷うよね。そりゃあ悩むよね。そりゃあ疲れてしまうよね。
ふむふむ、ふむふむ。
あえて人形のように、自分虚ろわせながら。
心忘れて骸(むくろ)のみで、君を有しながら。
かたわの君を楽しみながら。
不条理に身を寄せながら。
笑え。
無理やりにでも、笑いゆけ。
→
ブログ内で何度も言っているように、やっぱり「笑える」ことが、
僕たちの「幸せ」と強く結びついているんだよね。
「頬を緩ませる」=身体の中で特に僕たちを象徴する顔を柔軟にする・柔らかくなる。
殴られて。首、締められて。
苦しんで苦しんで苦しんで、そして君、取り戻してゆけ。
苦しみの中からでしか自分の尊さ気づけない者にこの曲は捧げられてゆく。
これは地獄の物語。
悶えた先で、輝き見い出す物語。
未来をまだ欲している希望人に、この曲は捧げられてゆく。
→
ここ面白い。
陰の者(笑)にとって、やっぱ眩しい曲・光の曲ってやっぱり苦しんだよね。
よりダメな自分が鮮明にされるというか。
暗闇の曲・鬼束ちひろタイプの曲は暗闇に「逃げれる」感覚だけど、
光りの曲は弱い自分が「顕わになる」「逃げられず正面から向か合ってゆく」感じ。
「再生時間1:04~曲の終わりまで」
義勇少女の戯れはようやく終わりに近づき。
→
「義勇」
この曲は、何かすごく「正なる方向」から助けられた感がしたので。
すごくまっとうなものが僕たちを救ってくれたような。
今回の戦いも大勢の戦死者が出て。
大勢死んで。大勢失くなって。
不思議と爽やかで。不思議と心晴れやかで。
戦死者に甘えて。戦死者に祈り続けて。
そして新しい君、始まってゆく。
そして新しい君雛、孵りゆく。
ぴよぴよ、ぴよぴよ。はっくちゅん。
穢れなく、眩しく。その命、鮮明に。
まだ表情を上手く創れない君だけど。
まだ感情を上手く表に出せない君だけど。
→
ここら辺、面白い。
この戦死者というのは、僕たち一人一人の中でのことです。
まあ簡単に言えば「喪失」
優しく誰かに抱かれていた。
→
これはたぶん、「母」
本当「母」は、音楽解析on twitterでよく出てきますね。
やっぱり母が僕たちにとって「始まりの人」「始まりに関わる人」なので。
多くの蟲、いまだ君を犯していたけれど、
それでも君は赦していった。
まあ本心では、全然赦していないけどね。
→
ここは陰の者(笑)らしく。
以上です。
おつかれさまでした<(_ _)>。