音楽解析on twitter 解析曲名「Beautiful World(宇多田ヒカル)」のブログ上での掲載と、そして解説。
Utada Hikaru「Beautiful World」 Directed by Tsurumaki Kazuya
以下、ツイッター上での「曲の歌詞」にあたる部分は、
ブログ内ではYOUTUBE動画における「再生時間」で表しています。
また、ツイッター上に最初に載せた文章から、一部修正したりはしています。
「再生時間0:23~0:31」
また、閉じ込められた。
はあ、はあ(ため息)。
今度はいつ、出られるのかな。
今度はいつ、扉は開かれるのかな。
自分の顔、早く鏡で確認したいな。
色々なものがまとわり憑いていて。
様々なものに甘噛みされていて。
慣れてはいるけれど、あまり慣れたくはなくて。
出来るなら客ではなく主に、私はなりたい。
これは拾いゆく物語。
気づけなかったものに気づいて、再生求める物語。
幾らでも奪われていい。幾らでも穢れてもいい。
すでにもう意志は固まっている。
覚悟、程よい潮風と共に悠然と。
こうやって私は、成長を成し遂げていくんだ。
さあ、やれ。
「再生時間0:31~0:40」
まずは瞳から。
まずは自分の瞳を探ることから、始めていこうか。
瞳からの回復。瞳からの臨床。
君を一番護ってくれている、君のキレイな瞳。
君より君を知っている、追憶の瞳。
自分の瞳を探るのは、中々怖くて恥ずかしくて濡れそうで。
宇宙一美しく、宇宙一脆い我が瞳。
すく壊れそう。すぐ終わりそう。すぐ散りそう。
その瞳の奥で何度も何度も、自分を反芻(はんすう)させていき。
瞳の奥にどこまでもどこまでも、届かない自分がいて。
安心はまだ、求めていない。
納得もまだ、欲していない。
今はただ淡く微かに、揺れていたい。
ここからこれから少しずつ、得ていきたい。
好奇心、ただ真っすぐに。
純に、純に。
純のままに。
「再生時間0:40~0:48」
自分がまだ未熟なのが、そう嬉しい。
えへ。てへへへへ。
自分がまだ学べるべき立場にいれていることが、ああ嬉しい。
うふ、うふふふふ。
嘘偽り、一つもなく。
比較の対象、何も無く。
真っすぐに自分と向き合えている。
自分の成長、清らかに願っている。
こんな自分、いたんだ。
忘れていた自分と再会し、君は少しだけ頬緩め。
特別なものは刻まれてはいなく。
極めてノーマルな空気空間に感謝して、頭を下げ続けている。
時間、とてもゆっくりと流れゆき。
解放というよりも緩やかな脱皮が、君に勇気を与えていった。
貪欲に、甘えていけ。
ぬるま湯、それは光の戦士を確実に育てていった。
「再生時間0:48~1:05」
そういえば私には、消えない傷があったんだ。
傷、傷、痛い傷。鮮烈刻む蒼い傷。
幾度かの夢から醒めて、君は気づき。
君の心の傷は相変わらず、狂暴な刃を研いでいて。
何回彼に、斬られたっけ。
スパンッ。
何回彼に、斬首されたっけ。
シュッ。
死ぬまで君にまとわり憑いてくる、君の心の傷。
無視したら、さらに彼の奴隷で。
かといって戦ったら、余計に損傷激しくて。
どうすることも出来ないから、放置したまま。
出来るなら今回の旅路で彼に対抗する強力な武器が、手に入ったらいいな。
「再生時間1:05~1:14」
あまり門出を祝われずに、君は旅立ってゆく。
自分、大きくなるために。
心の傷に耐えれるだけの、自分になるために。
予想よりも遥かに、この世界は混迷乱雑で。
それほど繋がり、重要視していないこの世界。
優しさは自己守るために優先的に使われていく。
人の叡智に落胆するよりかは、まだ自分の探求心が勝っていて。
記憶の深いところに刻まれた旋律が、君を撫で続け。
にゃーにゃーにゃー。
まだ自分に、世を恨む資格はない。
まだ自分に、世の悪態つく暇もない。
答えを出すには、まだ材料が足りていない。
まだ、知れる。
まだこの世界を探っていける。
まだこの世界に触れていける。
永く行くよ。太く行くよ。
少しずつ、そう少しずつ。
「再生時間1:14~1:21」
世を知るヒントはそう、割と身近にあって。
いつも左に行く道を右に行ってみたり。
普段言わない言葉を、道行く人にかけてみたり。
すべての構築は、君自身が行っている。
すべての善悪明暗は、君自身が明記している。
自分の手の甲に映る温かさの意味さえ、まだ知り足らなくて。
心の器の種類増やしながら、なるべく多くの自分演じていた。
世界と触れ合いながら。世を写生しながら。
じっとりと。時にふくよかさにもたれながら。
君は確実に、生きていた。
「再生時間1:21~1:30」
少しずつ少しずつ、世を知っていく。
自分のテンポで、自分のリズムで、世界と関わってゆく。
自分の心の籠(かご)の形大きさに応じて、世界は変わっていって。
自分の心の器の色彩に応じて、世の色合いも変わっていって。
自己再生、自己喪失と共に大いに進んでゆく。
自分自身を斬り刻む行為て、結構愛溢れた行為だったんだ。
祭りのお面を被りながら、自嘲しながら今を俯瞰して。
何だか魔法さえ、使えそうな精神状態だ。
覚醒、ただその時だけを待っていた。
早く、来て。お願い。
「再生時間1:30~1:38」
戦い、それは心の内部で内密に行われ。
渦、激しくうごめいて。
血、伸びたり縮んだり。
喚き声が聞こえたり、叫び声が聞こえたり。
恐怖心を原材料にしながら。性的興奮をトッピングに添えながら。
かき混ぜてかき混ぜて。
殴って潰して、ドロドロにしてぐちゃぐちゃにして。
自分の中では、自分自身が神様にならなくちゃいけない。
悪い自分にはめっ!して。良い自分にはいいこいいこしてあげて。
自分というたった一人の命ですら、調和を維持するのは難しく。
生き物って大変だよね。人って難しいよね。
「再生時間1:38~1:47」
ふざけていこうか。戯れていこうか。
病みを痛みを、笑っていこうか。
ふう。
目覚めの時間は近づいて。
まだ学んでいたいけど、まだ甘えていたいけど。
神様も結構、早漏で。
次回に期待しながら。
未完のままの物語を話のネタにしながら。
思っている以上に、時間は君より遥かに先を行っていて。
追いつくのは諦めて、自分のペースで歩んでいこうか。
まだ足さえ、まともに動かせないのだから。
「再生時間1:47~1:55」
1兆人の人に拒絶されても、ただ一人自分を祝福してくれる愛し人を探し続け。
春風、いつまでも待っていてくれていて。
夏風、腕ぶん回して君を煽(あお)り続け。
自分の唇の乾きに気づけたら、少しだけ頬赤らめて。
美しくなくても、鮮やかな色持たなくても、貪欲に自分の背中を押していった。
さあ、鳴きにいこうか、ケモノと共に。
さあ、舞いにいこうか、緑風と共に。
「再生時間1:55~2:03」
大人になった。
子どもをちゃんと遺しながら、胸張れる大人へと成長していった。。
自分の中で、小人たちが頑張っている。
傷は相変わらず、刃物を綺麗に研いでいる。
心の内部、少しデフォルメにしながら。
理解出来ないものには出来るだけ、丸みを持たせて包みゆき。
氷の破片だけじゃ、冷たくなっていくばかり。
小さい小さい未来種、静かに確実に蒔いていき。
落ち着くために、君、すごく遠回り。
安らかになるために、君、かなり時間かかっちゃって。
それでもここまでこれたことに、少しだけ誇りに思い。
良かった。
嬉しい。
おめでとう。
「再生時間2:03~2:11」
自分の瞳だけが、ずっとすべてを観ていてくれていて。
誰も知らない物語が、淡く終えてゆく。
細い。弱い。
必殺技は、習得出来なかったな。
簡単な回復技しか、会得出来なかった。
紅い色で復習しながら。蒼い色で反省しながら。
逆らわずに、川を下ってゆく。
心弱まったらまたここに、帰ってこようかな。
そのままにしてある、この場所に。
散らかしっぱなしの、この場所に。
幾つ数増やしても君はまたこうやって、ゼロの場所に帰郷していくんだ。
ああ、気持ちよかった。
「再生時間2:11~2:20」
きっかけは何度でも。そう、何度でも。
幾つもの仕掛けが、世に散らばっている。
場所と時と人と。
宿るものを探りながら。
えぐるものを嗅ぎ分けながら。
不平等?いいじゃないか。
それだけ攻略しがいがあって。
笑うことは少なかった。
ただ最後に少しだけ、納得していった。
繰り返し、ありがとう。
「再生時間2:20~曲の終わりまで」
螺旋少女との戯れはようやく終わりに近づき。
ぐるぐると、ぐるぐると。
くるくると、くるくると。
何だか同じところを回っていたような。
えへへ。
変わらなく、変えれなく。変えたくなく。
ただやはり少しだけ確実に、老けたよね。
それはもう、しょうがないよ。
それをまた、光生み出す材料にしていこうよ。
それでは今夜の所は、ばたんきゅー。
おわり。
はい、ということで以下、時間帯ごとに各文章ごとに解説していきます。
「再生時間0:23~0:31」
このブログ内で何回も説明していますが、あくまで僕の感覚から言って、
音楽は2つに分けられます。
それは眩しさを感じる曲か、もしくは暗さを感じる曲かということ。
光と暗闇ですね。
で、その光と暗闇で分かりやすいのが、宇多田ヒカルと鬼束ちひろ。
それでこの曲も宇多田ヒカルなので眩しさ感じたわけです。
僕←宇多田ヒカルの曲という眩しさが来て、それで明らかになるのが、
僕の心の「暗さ」。
僕たちというのは比較対象があって、はじめて分かって。
また、閉じ込められた。
はあ。はあ(ため息)。
今度はいつ、出られるのかな。
今度はいつ、扉は開かれるのかな。
→
ここらへんは、自分の心の暗さの現状を述べています。
自分の顔、早く鏡で確認したいな。
色々なものがまとわり憑いていて。
様々なものに甘噛みされていて。
→
暗さの具体的な感じ。
「顔」というのは、その人の象徴というか、すべて顕れているものなので。
慣れてはいるけれど、あまり慣れたくはなくて。
出来るなら客ではなく主に、私はなりたい。
→
脇役ではなく、主役に。
これは自分自身内部にも言えます。
例えば本当は出したいけれど、表に出せていない自分とか。
他人に合わせてしまっている自分は本当は自分の中で脇役とか。
本当の自分は主役とか。
これは拾いゆく物語。
気づけなかったものに気づいて、再生求める物語。
→
すくう感覚ですね。
救うというよりも、金魚をすくうの「すくう」です。
拾ってゆく。
下にかざして、上に向かう感じ。
下(暗闇)に向かうのではなく、上(光)に向かう曲。
幾らでも奪われていい。幾らでも穢れていい。
すでにもう意志は固まっている。
覚悟、程よい潮風と共に悠然と。
こうやって私は、成長を成し遂げていくんだ。
さあ、やれ。
→
ここら辺の気持ち感じさせるのが、宇多田ヒカルの曲の強さ。
僕たち聴き手にとてもプラスを与えてゆく感じ。
プラス=空っぽなプラス。
根拠のない自信がとても強力な武器なように。
中身を求めるよりもまず、空っぽな「陽」を与えてゆく宇多田ヒカル。
「再生時間0:31~0:40」
まずは瞳から
→
自分と外部。
その接点として自分の「顔」が一番外部と接触が多く。
そしてその顔の中でも、自分の眼、瞳が一番自分を代表している。
外部=世界と自分との橋渡しをしている、自分の眼。
まずは自分の瞳を探ることから、始めていこうか。
君を一番護ってくれている、その瞳。
君より君を知っている、追憶の瞳。
→
自分の眼を調査してゆく感じ。
自分の眼を観察してゆく感じ。
成長するために、より強くなるために。
自分の部品のうち、より自分を象徴する自分の眼を探ってゆく。
自分の瞳を探るのは、中々怖くて恥ずかしくて。
宇宙一美しく、宇宙一脆い我が瞳。
すく壊れそう。すぐ終わりそう。すぐ枯れそう。
その瞳の奥で何度も何度も、自分を反芻させていき。
瞳の奥にどこまでもどこまでも、届かない自分がいて。
→
自分の瞳に関する具体的説明。
安心はまだ、求めていない。
納得もまだ、欲しくない。
今はただ淡く微かに、燃えていたい。
ここからこれから少しずつ、学んでいきたい。
好奇心、ただ真っすぐに。
純に、純に。
→
まだこの曲は始まったばかりなので、安心するよりかはもっと探っていきたい。
もっと探検していきたい。
純粋な好奇心を僕たち聴き手に与える、宇多田ヒカルの良さ、満開。
「再生時間0:40~0:48」
自分がまだ未熟なのが、嬉しい。
自分がまだ学べるべき立場にいることが、嬉しい。
嘘、一つもなく。
比較の対象、何も無く。
真っすぐに自分と向き合えている。
自分の成長、清らかに願っている。
→
音楽を聴いていて、実際僕たちが何をやっているのか。
音楽を聴いていて、実際僕たちの心はどう揺れ動いているのか。
それを探るのが音楽解析。
それで音楽を聴いて僕たちがやっているのは、自分の見つめ直しなんだよね。
曲というフィールドを模倣して、それを自分たちの心の領域に展開させている。
音楽を聴いて心地いい、気持ちいいじゃないですか。
そういう精神状態って、幸せじゃないですか。
そこから、なんだよね。
自分に精神的余裕を与えて始めて僕たちは自分と向き合える。
それはほら、歴史的に見ても金銭的余裕がある人が歴史に名を残すようなことしてるじゃないですか。
まずは「余裕」がないと、何もかも始めれないんだよね。
これ、重要!
こんな自分、いたんだ。
忘れていた自分と再会し、少しだけ頬緩み。
特別なものは刻まれてはいなく。
極めてノーマルな空気空間に頭を下げ続けている。
時間、とてもゆっくりと流れゆき。
解放というよりも緩やかな脱皮が、君に勇気を与えていった。
貪欲に、甘えていけ。
→
余裕が与えられて、はじめて自分を顧みえる。
まずは休め。まずはまどろめ。
「再生時間0:48~1:05」
そういえば私には、消えない傷があったんだ。
→
例えば自分の傷って。
例えば自分のトラウマ。自分を否定するものって、普段はどうしても目をそらしてしまうじゃないですか。
それがこの曲に促され、余裕空間を自分たちの心のフィールドに展開することで、
自分の憎い傷さえ向き合えていける。
ここらへん、音楽の力ってすごいよね。
幾度かの夢から醒めて、君は気づき。
→
「夢」。
音楽が僕たちに与える仮想空間。
前の「残酷な天使のテーゼ」の解説で言うと「仮定的な空間」。
君の心傷は相変わらず、狂暴な刃を研いでいて。
何回彼に、斬られたっけ。
何回彼に、否定されたっけ。
死ぬまで君にまとわり憑いてくる、君の心傷。
無視したら、さらに奴隷で。
かといって戦ったら、余計に損傷ひどくて。
どうすることも出来ないから、放置したまま。
→
僕たちの心の傷の説明。
これは消えることはない。
出来るなら今回の旅路で彼に対抗する強力な武器が、手に入ったらいいな。
→
「今回の旅路」。
まあ、今回のこの曲を聴いて、僕たちの心が生み出す仮想物語空間みたいな感じ。
刹那的な物語。
その道中で、自分の傷を受け入れるような強さを身に着ければいいかなあと。
「再生時間1:05~1:14」
あまり門出を祝われずに、君は旅立ってゆく。
→
確か前の解説でも書いたけど、始まりって「スッと」なんだよね。
その「スッと」出るのが難しく。
気づいたら出発してたっていう状態は実はかなり最高。
自分、大きくなるために。
心の傷に耐えれるだけの自分になるために。
予想よりも遥かに、この世界は乱雑で。
それほど繋がり、意識していないこの世界。
優しさは自己守るために優先的に使われていく。
落胆するよりかは、探求心が勝っていて。
→
やっぱり世の中・世界ってクソじゃないですか(笑)。
その世の中に対してやれやれ言いながらも、この時間帯以前のこの曲から少しだけ精神的余裕貰うことで、世界を探る旅に出る、みたいな。
記憶の深いところに刻まれた旋律が、君を撫で続け。
→
「旋律」がポイント。
この旋律が、僕たちをふっと、スッと旅立たせてくれるものなんだよね。
「良い流れ」。「良いきっかけ」
「波」「揺れ」
まだ世を恨む資格はない。
まだ世の悪態つく暇もない。
答えを出すには、まだ材料が足りていない。
まだ、知れる。
まだこの世界を探っていける。
まだこの世界に触れていける。
永く行くよ。太く行くよ。
→
ここから世を観察していくの、詳しい説明。
「再生時間1:14~1:21」
世を知るヒントはそう、割と身近にあって。
いつも左に行く道を右に行ってみたり。
普段言わない言葉を、道行く人にかけてみたり。
→
世に対する探り。
すべての構築は、君自身が行っている。
すべての善悪明暗は、君自身が明記している。
→
ここおもしろい。
世界を決めるのは君の心。
自分の手の甲に映る温かさの意味さえまだ知り足らなくて。
→
ここ説明しづらい(笑)。
あんまり上手く伝えれてなかったかなあと。
前の方の文章で、外部との接点で「顔」があり、その中で「瞳」が象徴って書いたじゃないですか。
「顔」の他に「手」というのも、結構重要な役割を持っていて。
「手」というのは、アクション要素が強いんだよね。クリエイティブ要素。
その生み出しには「熱」が伴っていて、それで「温かさ」にした。
だからこの文章は、僕たちの外部に対しての可能性というか。
世の中・世界に対してのアクション性。
心の器の種類増やしながら、なるべく多くの自分演じていた。
世界と触れ合いながら。世を写生しながら。
じっとりと。時にふくよかさにもたれながら。
→
外部=世界、世の中を理解するために、自分の内部を多様性持たし、より強くなっている感じ。
「再生時間1:21~1:30」
少しずつ少しずつ、世を知っていく。
自分のテンポで。自分のリズムで。
籠(かご)の形に応じて、世界は変わりゆく。
器の色彩に応じて、世の色合いは変わりゆく。
→
文章そのまんま。
自己再生、自己喪失と共に進んでゆく。
→
音楽解析ontwitterの文章ではあまり出ないけど、
ブログ内での音楽解析ではよく出ていた「喪失」ww。
「忘れる」というものは、何かが「有った」から成立するんだよね。
だから確認して、そして忘れるというか。
部屋の整理とか掃除にも通じるところあるよね。
ゴミを片づける=ゴミを失くす=喪失。
それは次への為の、成長のために必要なんだよね。
自分自身を切り刻むのって、結構愛溢れた行為なんだ。
→
切り刻む=喪失。
祭りのお面を被りながら、自嘲しながら今を俯瞰して。
→
「祭りのお面」は説明しにくい(笑)。
「ハレとケ」ってあるじゃないですか。
ハレ=非日常 ケ=日常。
んで、音楽を聴いて僕たちがやっているのは「ハレ」なんだよね。
「ハレ」で、戯れるというか。
違う自分演じて、自分を緩ませるというか。
すごく神聖な行為なんですよね。
これをやることで、日常を冷静に見れる・日常を俯瞰できる。
何だか魔法さえ、使えそうな精神状態だ。
→
魔法(笑)。
魔法=ハレ状態。
覚醒、ただその時だけを待っていた。
早く、来て。お願い。
→
僕たち自分の中には様々な自分がいて。
これは強い自分を呼んでるというか。
まあ、戯れているだけです(笑)。
「再生時間1:30~1:38」
戦い、それは心の内部で内密に行われ。
渦、激しくうごめいて。
血、伸びたり縮んだり。
喚き声が聞こえたり叫び声が聞こえたり。
恐怖心を材料にしながら。性的興奮をトッピングに添えながら。
かき混ぜてかき混ぜて。
殴って潰してドロドロぐちゃぐちゃにして。
→
ここ、めちゃくちゃポイント。
なんかこれまでこの曲を聴いて、僕たちがやっていることはすごく「爽やか」っぽいんだけど、実はめっちゃ「ドロドロ」したことを精神内部でやっているよと。
それを爽やかにさせる宇多田ヒカルのすごさというか。
ここらへん、鬼束ちひろとは真逆だよね。(大爆笑)。
鬼束ちひろはこれを、大っぴらげにする。
これを全開に僕たちに見せてくる。
それぐらい、僕たちが「成長」することって難しく、それはまたとても「偉大」なことなんだよ、ということ。
自分の中では、自分自身が神様にならなくちゃいけない。
悪い子にはめっ!して。良い子にはいいこいいこしてあげて。
たった一人ですら、調和を維持するのは難しく。
生き物って大変だよね。人って難しいよね。
→
自分が神様(笑)。
まあ、そうだよね。
自分は全部自分でコントロールしないといけない。
これはあんまり意識しない人のほうが強いよね。
例えば松岡修造とか(笑)。
「再生時間1:38~1:47」
ふざけていこうか。戯れていこうか。
病みを痛みを、笑っていこうか。
目覚めの時間は近づいて。
まだ学んでいたいけど、まだ甘えていたいけど。
神様も結構、早漏で。
次回に期待しながら。
未完のままの物語を話のネタにしながら。
→
音楽を聴いて僕たちが得れる最も素晴らしいものはこの「戯れ」。
まあ、「祭り」的なもの。
「非日常のシャワー」を浴びることで、僕たちは心落ち着いてゆく。
思っている以上に、時間は君より遥かに先を行っていて。
追いつくのは諦めて、自分のペースで歩んでいこうか。
→
どちらかというと音楽を聴いている時って、取り残された感ありますよね、聴き終わった後とか。
これは音楽以外にも言えることで、映画とかディズニーランドとかもそうですよね。
また好きな人のデートとかも。
その時間、まるで「刹那的」で、まるで時間が止まっていたようで。
まだ足さえ、まともに動かせないのだから。
→
ここポイント。
音楽を聴いている時、いわゆる「非日常状態」の時ってぶっちゃけ僕たち、
『身体失くして』いるんですよね(笑)。
限りなく精神世界に依存しているというか。
それでサビに到達して、身体とかも戻ってくるんですが、
まだこの時間帯は足が無い感じ。
「再生時間1:47~1:55」
1兆人の人に拒絶されても、ただ一人祝福してくれる愛し人を探し続け。
→
クソみたいな世の中・世界で何をするか。何を為すか。
やっぱり認めてくれる人を探すって重要なんじゃないかなと。
まあこれは、僕自身まだ分かっていないですけど。
まだデータ不足なので、これが解かどうかまだ分からないですけど。
春風、いつまでも待っていてくれていて。
夏風、腕回して煽り続け。
→
前の「残酷な天使のテーゼ」で言うと、ナチュラルな世界ですよね。
世の中・世界の中でも自分に合う・自分が求める世界。
心地よい世界。
自分の唇の乾きに気づけたら、少しだけ頬赤らめて。
→
これはノーコメント(笑)。
美しくなくても、鮮やかな色持たなくても、
貪欲に自分の背中押していった。
さあ、鳴きにいこうか、ケモノと共に。
→
これは文章そのまんま。
「ケモノ」というのは音楽解析ontwitterでもブログ内での音楽解析でもよく出てくる。
よく分からないけど、時に僕たちを殺し、しかし時にとても優しいケモノ。
「ケモノ」もまた、複数種類いる。
「再生時間1:55~2:03」
大人になった。
→
曲を聴く過程で僕たちの心、成長した感じ。
子どもをちゃんと遺しながら。
自分の中で、小人たちが頑張っている。
傷は相変わらず、刃物を綺麗に研いでいる。
→
文章そのまんま。
心の内部、少しデフォルメにしながら。
理解出来ないものには出来るだけ、丸みを持たせて。
→
自分たちの心を柔らかくする感じ。
戯れの結果、心ほぐされた感じ。
氷の破片だけじゃ、冷たくなっていくばかり。
小さい小さい種、静かに確実に蒔いていき。
落ち着くために、すごく遠回り。
安らかになるために、かなり時間かかっちゃって。
それでもここまでこれたことに、少しだけ誇りに思い。
嬉しい。
→
文章そのまんま。
氷の破片は、自分の精神的暗闇というか。
自分に厳しくする感じ。
「再生時間2:03~2:11」
この時間帯はほぼ文章そのまんま。
「再生時間2:11~2:20」
きっかけは何度でも。そう、何度でも。
幾つもの仕掛けが、世に散らばっている。
→
音楽解析でよく出てくる単語、「きっかけ」。
まあ「機会」ともいうか。「運命」ともいうか。
きっかあけ≒仕掛け≒出会い
僕たちが変われる出会い。
僕たちが成長出来るきっかけ。
場所と時と人と。
宿るものを探りながら。
えぐるものを嗅ぎ分けながら。
不平等?いいじゃないか。
それだけ攻略しがいがあって。
→
そのきっかけと出会うためには、自分の観察眼も必要というか。
やっぱりその、チャンスの数とかは人によって多い少ないはめちゃくちゃあるけれど、
まあ、何というか、頑張りな、的な(適当感)。
笑うことは少なかった。
ただ最後に少しだけ、納得していった。
ありがとう。
→
この曲を聴いていて、そんなに僕が笑うことは少なかったかなと。
ありがとうとか、素直に言えるのは音楽ってすごいですよね。
こうやって音楽に対する想いを書くことで、気づかされたんですけど。
「再生時間2:20~曲の終わりまで」
螺旋少女との戯れはようやく終わりに近づき。
→
「螺旋」
ここまでのこの曲を振り返って、どんな歌かなあと思って、「螺旋」にしました。
運命っぽさ。曲線的な曲。
ぐるぐると、くるくると。
何だか同じところを回っていたような。
変わらなく、変えれなく。変えたくなく
→
螺旋の説明。
ただやはり少しだけ確実に、老けたよね。
→
wwwww。
おもしろ。
それはもう、しょうがないよ。
それをまた、光生み出す材料にしていこうよ。
今日の所は、ばたんきゅー。
おわり。
→
文章そのまんま。
以上です。
おつかれで~す(/・ω・)/。