眠れない人のための「もってけ! セーラーふく (らきすた)」徹底解析。~ふ、ふえ。~
はいこんにちは、犬飼です。
今日も音楽解析をやっていきたいと思います。
音楽解析とは何か、まずはそれについて説明していきます。
「僕たち」というものは、とても不確かなものだと、僕は思います。
自分というコア(核)が元々不安定なので、そこから見える世界・世の中・社会も当然歪(ゆが)んで見えてしまっています。
「僕たち」というのは、常に漂(ただよ)い続けている。
(ふわふわり、ふわふわり)
「僕たち」というのは、常に「絶対なもの」を切望している。
(女王さま~)
何故なら僕たちが、超絶不安定だから。
満たされたくて満たされたくてたまらなくて、僕たちは今日も生きて何かを得よう・何かにすがろうと思ってる。
震えている自分を慰(なぐさ)めたくて、僕たちは今日もヘビーな世界の中で確かなものを探し続けている。
ある程度「目標」や「目的地」を決めとかないと、この世の中は「無限(むげん)」すぎる。
(いんふぃにっと!)
今の自分の現在地をある程度知っておかないと、僕たちは常に「暗闇」の中で迷い続ける。
(うえーん、うえーん)
死にゆく人が今日も、街や社会に溢れている。
僕たちは常に、「絶対的な光(ひかり)、もしくは絶対的な暗闇」を求め続けている。
「笑う」ためには何が必要か。
「潰(つぶ)れない」ためには何が必要か。
おのおの「秘密基地」で、僕たちは考え続ける。
(考え中、考え中)
「最高の居場所」ではないけれど、「現時点の最適解な安息地」を求めて、
僕たちは僕たちの明日を模索(もさく)し続ける。
生きるために笑うために、僕たちは「音楽」を利用する。
「音楽」というものは、悪い僕たちを『隔離(かくり)』してくれるから。
「最高な居場所」ではないけれど、音楽はある程度、僕たちを休ませてくれる。
音楽はある程度、僕たちを逃避(とうひ)させてくれる。
「逃げる」ことで僕たちは、疲れている自分を助けていく。
「護(まも)られる」ことで僕たちは、明日を生きるための最低限の体力を養(やしな)っていく。
「音楽」の中でだけ僕たちは、繋(つな)がりあっていく。
「音楽」を聴く過程において僕たちは、ある程度冷静に今の自分を観察出来ていく。
「音楽」の中で今夜も僕たちは、明日のための体力を付けていく。
生きようとすでに思えている人は、あまり音楽を聴かない。
死にゆく人ほど、音楽を聴いて、堕ちゆく自分を俯瞰(ふかん)したいと思っている。
誰も見てない姿を、音楽を聴く過程で僕たちはさらけ出していく。
愚(おろ)かで醜(みにく)くてハレンチな自分の正体を、音楽を聴く過程で僕たちは堪能(たんのう)していく。
音楽を聴く過程における、本当の僕たちの様子を見つめていくことを、
僕は「音楽解析」と呼んでいます。
もっと狂いたくて。
もっと自分の首を絞めたくて。
「欲」を持って、「意志」を持って、「瞳」を持って、僕たちは音楽に臨(のぞ)んでいく。
その様子を見つめていく音楽解析を、今夜もやっていきたいと思います
よろしくお願いします<(_ _)>
今夜解析していくのはらきすたというアニメのOP曲の、
「もってけ!セーラーふく」という曲です。
いつものようにYOUTUBEにある動画を使って解説していきます。
(今回使う動画は非公式のものです。)
動画の再生時間に応じて、その時間帯ごとに僕が曲から感じたことを述べていきます。
それでははじめていきます。
『再生時間0:00~0:00』
プロローグ。
曲を聴く前、動画を再生する前の、あらすじ的なもの。
よだれを垂らしながら僕たちは、これから始まるウキウキな時間を待ち望んでいる。
(爆笑)
楽しい時間に、なればいいね。
君が君らしい時間に、なればいいね。
早く〇〇、早く〇〇、早く〇〇。
(自主規制)
以下この時間帯の詳しい解説
もうすぐ曲が始まっていく。
もうすぐ音楽が始まっていく。
曲がもうすぐ始まるこの時間帯、僕たちは舌なめずりをしている。
(ぺろりっ!)
僕たちは色々な「欲(よく)」を持ってしまっているけれど、僕たちの持っている「欲」は多すぎて、日々の生活の中で中々消化出来ていない。
(えっ、そうなのΣ(・□・;)。たいへん、たいへん~(>_<))
消化不良を感じながら、僕たちは日々生きている。
明日こそは自分にかかった「呪い」がとれることを祈りながら、
僕たちは日々「誰か」を拝み続けている。
(おててすりすり)
音楽を聴くことで僕たちは、持っている欲の一つを「解放」させていく。
音楽を聴くことで僕たちは、自分たちにかかった「呪い」を祓(はら)うことが出来る『鍵(カギ)』が落ちている不思議な世界へ、自分たちを投入させていく。
(えいっ、それ~)
音楽というのはいわば「賭(か)け」。
不思議な世界で僕たちの運命がどう転んでいくのか、僕たち自身でも分かっていない。
不思議な世界は現実の世界以上に、無限に広がり続けていく。
不思議な世界は日常の世界以上に、僕たちを迷わせていく。
不安定な状況からさらに超絶不安定な状況に自分たちを追い込むことで、僕たちは自分たちの境遇(きょうぐう)を楽しんでいく。
(ぐふふ)
安全な場所から、僕たちは堕(お)ち続ける。
未来も過去もない空間で、僕たちは心臓をゴクドクさせ続ける。
動画の再生ボタンを押して、曲を聴き始めよう。
ああ今夜は、何色のおっぱいを吸いに行こうかな。
P色でFの大きさのが、やっぱりいいかな。
ハアハア(*´Д`)。
ハアハア(*´Д`)。
『再生時間0:00~0:19』
再生時間0:00秒から0:19秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じるもの。
曲が始まっていく。
紙芝居(かみしばい)は高速にめくられて。
物語の意味が分からないまま僕たちは、
曲が生み出す高揚(こうよう)した世界に自分自身を迷い込ませていった。
とにかくなんか、あいつには負けたくなくて。
以下この時間帯の詳しい解説
音楽が始動して、そして曲はすぐに「加速(かそく)」していく。
僕たちはあっという間に、日常の僕たちを脱ぎ捨てていく。
(えっち!へんたいっ!ばかっ!出てって!)
「速い」ということに、僕たちは弱い。
「高速、音速、刹那」は、僕たちの感覚の大好物だ。
(感覚の大好物ww)
「速さ」は僕たちに余計なものを忘れさせてくれる。
「速さ」は僕たちの人間っぽい間抜けさを忘れさせてくれる。
「速さ」の中で僕たちは、銀河的な生き物になっていく。
(銀河的な生き物ってなに)
曲の速いスピードに導かれて、僕たちは服を脱いでいく。
曲の速いスピードに導かれて、僕たちは宇宙人みたいに言葉や文字を使わなくても、「電波」で意思疎通出来ていく。
(アニソンっぽい~)
「高速」は僕たちを発展させていく。
速いテンポの曲は、僕たちの堅苦しい雰囲気を吹き飛ばしていく。
理解を越えて、文脈を越えて、僕たちは高揚(こうよう)し続ける。
(おっお~)
「さなぎ」は「さなぎ」のままで、踊り続ける。
先のことなど考えてない幼稚(ようち)な青年は、気持ちよさの中でただただ腰を振り続ける。
僕たちの行き場のない欲求不満を、曲は吸収していく。
僕たちのどこにぶつけていいか分からないイライラや苛立(いらだ)ちを曲は吸収し、
それを利用して曲は新たなものを創ろうとしている。
僕たちの「欲」や「衝動」を利用して、曲は何かを創造し続ける。
曲は何を創るのか。
曲は何を生み出すのか。
僕たちはただただ、曲を聴きながら待ち続けていた。
曲の続きを聴いていこう。
冷たいビールにアイスクリーム、枝豆はいかがですか~。
『再生時間0:19~0:39』
再生時間0:19秒から0:39秒までの曲を聴いて、僕が曲から感じるもの。
曲を聴くことで僕たちは、「新鮮さ」を取り戻していく。
(何でも新鮮な方がいいでしょ)
明日に向かうためにはまず、自分たちの瞳に煌(きら)めきが必要なんだ。
(キラッ)
曲を聴くことで僕たちは、曲に温められていった。
もっと速く、もっと温かくしてください。
以下この時間帯の詳しい解説
君の「細胞(さいぼう)」っていりますか。
その細胞を使って、君はどんな「呼吸(こきゅう)」をしていますか。
今日の空は何色でしたか。
今日という日を、君は君にどう刻みましたか、どう消化しましたか。
曲は僕たちの心に対して、「爆弾」を落とす続ける。
(ちゅどーん)
もちろん避けることは出来なくて、
僕たちは曲を聴く過程で何度も死に続ける。
(ZANKI∞)
殺しても殺しても殺しても、僕たちは復活してしまう。
(マジでΣ(・□・;))
僕たちの「感覚」は何度もイかされて、僕たちはとてもご満悦(まんえつ)だ。
(ちんぽゥェ・・・)
曲を聴く過程で僕たちは、これまで生きてきた「固定概念」を壊されていく。
実際この曲を聴いていて、自分の心が楽しめるのに必要なものは、
現実世界や日常世界ではあまり必要とされていない。
日常世界ではあまり使わない「嗜好(しこう)・趣味」を、
曲を聴く過程で僕たちは解放していく。
現実世界ではあまり他人に見せていな「ぼく・オレ・わたし」を、
曲を聴く過程で僕たちは表に出していく。
曲を聴く過程で僕たちは、自分たちの「喜(よろこ)びの栓(せん)」を開けていく。
楽しい気持ちをそのまま、楽しいと口に出していく。
自分の身体が望んでいるウキウキ感が、僕たちの体中に溢れかえっている。
曲を聴くことで僕たちは、身体が熱くなっていく。
曲を聴くことで僕たちは、落とし物を拾い続ける。
曲を聴くことで僕たちは、女子高生の足を舐め続ける。
(・・・)
曲の続きを聴いていこう。
中々ロケットの打ち上げは成功しなくて。
何度も失敗し、何度も墜落(ついらく)しペチャンコになりながらも、
僕たちは「宇宙(そら)」に挑み続けていた。
だってそらって、きれいだもん。
きれいなものが私、好きなんだもん。
『再生時間0:39~曲の終わりまで』
再生時間0:39秒から曲の終わりまでを聴いて、僕が曲から感じたもの。
僕たちの知らない所で、もう一人の僕たちは僕たちを「記録」し続ける。
(かしゃかしゃかしゃかしゃ)
ある程度大人になると僕たちは、もう一人の自分にその「これまでの記録集」を与えられるのであった。
その記録集を見ることで僕たちは、少しだけ元気になっていくのであった。
(記録集=過去集)
これで解析は終了する。
これで音楽は終了する。
以下この時間帯の詳しい解説
僕たちは音楽の中で、「時間」を伸ばし続ける。
僕たちはまだ、未来には行きたくなくて。
(大人になりたくないっ( ノД`)シクシク…)
先に進もうとする「時」を、僕たちは延期し続ける。
この曲の中の時(とき)の中で、まだ僕たちは呼吸し続けていたい。
この曲の中の時の中で、まだ僕たちは宝探しをしていたい。
見つからないまま先に進んでも、その未来は僕たちにとって「暗闇」でしかないから。
「暗闇」はもう嫌だから。
(>_<)
「暗闇」の中では、僕たちは死に続けるだけだから。
(>_<)
曲の中で僕たちは、「問題」を避け続ける。
曲を聴く間だけ僕たちは、「不安」や「心配」から離れ続ける。
「楽しさ」の中に、僕たちは僕たちを逃がしてあげる。
「欲望」の中で、僕たちは裸になって漂(ただよ)い続ける。
僕たちが欲しているのは、『表現』なのかもしれない。
僕たちが欲しているのは、『僕たちを表現する言葉』なのかもしれない。
もっと自分が知りたくて。
自分がどういう色(カラー)に塗られているか確かめたくて。
この広い世の中で、僕たちは僕たちを叫び続ける。
自分の身体に宿る、幾多の魚の群れが暴れ続ける。
僕たちの細胞は、愛してやまない僕たちを押し上げ続ける。
「喜び」の先に何を見る。
「幸せ」の先に何を感じる。
砂時計は時を刻み続ける。
僕たちが勝手に自分たちを「永遠」に逃がしている間も、
「時」は進み続けている。
何をしようか。
何を見ようか。
曲によって身体を温められ、僕たちの興味が少しずつ曲の内から曲の外へと向かって行く。
曲に満足した順に、僕たちは曲を聴くのを止めていく。
曲の中の「生ぬるい空気」に飽きた順に、僕たちは僕たちがいたであろう世界に戻っていく。
青い男の子は赤い女の子を今夜も追い続け。
誰もいない海で告白した君は、今夜もその想いは叶わなかった。
そして僕たちはまた、眠りについていくのであった。
おやすみなさい、おやすみなさい。
zzz・・・。
もってけ!セーラーふく
らき☆すた
眠れない人のための「もってけ! セーラーふく (らきすた)」徹底解析。~ふ、ふえ。~
音楽解析終了。
後書き。
(笑)。
おもろ。
土日に読み直して文章修正します。
(^^)/。
2月2日
読み直して文章修正。
ムズイ(>_<)。
掴みにくい(>_<)。