眠れない人のための「リンダリンダ(THE BLUE HEARTS)」徹底解析。~本日も晴天なり。~

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THE BLUE HEARTS - リンダリンダ

 

 

 

はいこんにちは、音楽解析家の犬飼です。

 

(「音楽解析」っていう言葉は僕が勝手に作った造語です。

なので音楽解析家っていう言葉も元々ありません。

なのでグーグルで「音楽解析家」で検索すると上から3番目に僕のサイトが表示される。(笑))

 

 

今日も楽しく音楽解析していきたいと思います。

 

 

音楽解析とは何か。

 

音楽解析とは音楽の新たな見方を示すもの。

 

音楽解析とは目に映らないものを掴もうとすること。

 

 

音楽解析を通じて、音楽をもっと知りたい、楽しみたい。

 

音楽解析を通じて、音楽の新たな聴き方・感じ方を紹介したい。

 

 

僕ら音楽の聴き手は、音楽から何を得てるのか。

 

音楽は僕ら聴き手に何を発しているのか。

 

 

「音」で僕ら聴き手と音楽は繋がりあっている。

 

「音」を通じて、僕ら聴き手と音楽は何か「交換」しあってる・「交流」しあっている。

 

「音」を通じて、僕ら聴き手と音楽とは何かを「渡しあう」・「共有」しまう。

 

「音」を通じて、僕ら聴き手と音楽とは何か「理解」し合っている。

 

 

音楽を聴いている間、僕ら聴き手と音楽は、何をしているのか。

 

音楽を聴いている間、僕ら聴き手と音楽は、どんなやりとりをしてるのか。

 

 

音楽を聴く行為は、曲から僕ら聴き手への一方的なエンターテインメントではない。

 

音楽を聴きながら、僕ら聴き手もまた、音楽に対して「アクション」をしている。

 

 

音に感化されて、ボーカルの声に感化されて。

 

僕ら聴き手もまた、何かを『生み出している・音楽と会話してる』

 

 

 

音楽を聴く行為の中で、一体何が行われているのか。

 

それを解明していくのが「音楽解析」です。

 

今日もよろしくお願いします。

 

 

今日解析するのはTHE BLUE HEARTSさんの曲の「リンダリンダ」。

 

すごく「濃い」曲なので、解析がどうなるか心配です。

 

 

また以前同じく濃い曲の「SOMEDAY(佐野元春)」を解析したときに、

記事を書くのに5時間もかかってしまったので、

今回もどのぐらいかかるのか心配です。

 

平日なのでそんなにガッツリはやりたくないので(^^)。

 

 

それではやっていきます。

いつものようにYOUTUBEにある動画を使っていきます。

(今回使う動画は非公式のものです。)

 

再生時間に合わせてその時間帯に僕が感じたこと・その曲から想像したものを書き記していきます。

 

 

それでは始めます。

 

 


THE BLUE HEARTS - リンダリンダ

 

 

 

 

『再生時間0:00~0:01』

 

再生時間0:00秒から0:01秒まで。

 

曲が始まって、僕らは曲の音と最初の「接触」をする。

 

いつも音楽を聴くように音楽を聞き流すのではなく、

もう少し曲の「音」と向き合って、曲の音の「正体」を探る。

 

「音」から何を感じるか。

「音」から何を見出すか。

 

 

曲の中のこの初めの「音」が自分がどう感じるかはとても大事です。

 

ここからこの曲を聴いていくうえで、

この第一印象がこの曲をより深く知る「カギ」になります。

 

 

注意深く「音」に触れよう。

 

いつもよりゆっくりと曲の最初の「音」を味わおう。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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曲が始まる。

 

イントロが始まる。

 

曲が織りなす物語が始まる。

 

曲が織りなす物語の中を、僕ら聴き手が冒険していく時間が始まる。

 

 

曲を聴きはじめ、僕ら聴き手というのはいつも『少年(or少女)』のような顔をしている。

 (動画の再生ボタンを押した後の自分の顔を鏡で見てみてください。)

 

曲を聴きはじめ、僕ら聴き手というのはいつも『純粋な目』を取り戻す。

 

 

音楽の前で、僕らは常に『正直』でなければいけない。

 

音楽の前で、僕らは常に自分をさらけ出さなければならない。

 

 

音楽の前で正直であることが、僕ら聴き手の最低限の「責務」だから。

 

音楽の前で自分をさらけ出さないと、音楽に「失礼」だから。

 

 

音楽はいつも「優しい」。

 

音楽はいつも僕らを照らす

 

 

「与えてくれる」音楽に対して、僕らは言われずとも頭を下げる。

 

 

今日も僕らは音楽に「洗われ」ていく。

 

今日も僕らは音楽と、長い長い二人だけの『会話』をしていく。

 

 

 

前説が長くなりましたが、曲の解析をやっていきましょう。

 

曲の最初の音である、イントロの音の解析をしていきましょう。

 

曲が始まりました。

 

イントロが始まりました。

 

なのでまずはこのイントロのその「音」をどう感じるかを自分に問うていきましょう。

 

 

曲の「音」を僕ら聴き手がどう感じるかを徹底的に問うのが「音楽解析」です。

 

曲のはじめのイントロ「音」から僕らは何を頭にイメージするか・頭に何を思い浮かばせるかを自分に問う・聞いてみる。

 

 

曲のイントロ「音」をいつも音楽を聴くように素通りするのではなく、

一度立ち止まって、一度再生を停止して、考えてみる。

 

 

曲の「音」をいつもより味わってみる。

 

曲の「音」をいつものように流すのではなく自分の心に深く「染み込ませて」みる。

 

 

僕らはその音から何を感じるか。

 

僕らはその音から何を頭に思い浮かべるか。

 

 

再生時間0:01秒頃、初めの音が聞こえます。

再生時間0:01秒頃、初めの音が僕らに届きます。

 

 

その音(たぶんギターの音?)は、この曲の最初のその音は『遠い』

 

「遠く遠く」からその音が聴こえる。

 

「遠く」の方でその音が鳴っている。

 

僕はそう感じます。

 

 

「遠い」とは何か。

 

何が遠いのか。

 

何故遠いのか。

 

もちろんこの最初の音だけでは、

その答え(何が遠いのか・何故遠いのか)はすぐに出ません。

 

今のこんな曲の最初の段階では、そのファーストインプレッションの「理由」は自分には分かりません。

 

ただこの最初に感じた感覚が・音の印象が、

これからこの曲を聴いていくうえで・解析していくうえでとても重要なものになります。

 

この「遠い」と感じた理由を探して、僕はこれからこの曲を聴いていく。

 

僕はこの「遠く」にあるものを追い求めて・探して、これからこの曲を聴いていく。

 

 

どこかに行くとき、そこに行く目的があった方がいい。

 

その方がそこに、多くの「価値」を見いだせるから。

 

音楽も同じでこれからこの曲を聴く「理由」を自分の中で作っておいた方がいい。

 

何故ならその方が、この曲をより楽しんで聴くことができるから。

 

 

 

曲の最初のイントロ音で僕は「遠い」と感じましたが、

他にこの音から何が感じ取れるか探っていきましょう。

 

以下、僕がこの最初のイントロ音で音から他に拾えた感想・感触を書いていきます。

 

この音は湿っているより、どちらかというと「乾いて」いるように僕は感じる。

 

この音は温かいというより、どこか少し「冷たく」感じる。

 

この音は明るいというより、少し「暗く」感じる。

 

この音は元気というより、どこか少し「気落ち」している。

 

 

こうやって曲の「音」と向かい合うと、その音から僕たちは色々なことが感じられる。

 

曲の「音」と触れ合うと、その音は様々な「感触」が感じられる。

 

 

もっと「音」と近づいて。

 

もう少し「音」に寄り添って。

 

 

「音」から見出していこう音の「中身」を。

 

「音」から感じていこう音の「呼吸」を、音の「息遣い」を。

 

 

 

曲の続きを聴いていきましょう。

 

イントロの続きを聴いていきましょう

 

 

 

『再生時間0:01~0:05』

 

再生時間0:01秒から0:05秒まで。

 

曲のイントロが続く。

 

曲のイントロが僕ら聴き手に注ぎこまれていき、

僕らの心を徐々に「現実」から切り離していく。

 

 

音楽を聴いている間、僕らの心はまるで現実にはなくて、

曲の世界に行ってしまっているようで。

 

「形にならない冒険」がここから始まる。

 

「記憶できない旅」が、ここから始まっていく。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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イントロが続いていく。

 

イントロの音が、まるで「小雨(こさめ)のように」僕ら聴き手に注がれていく。

 

 

「音の雨」が降っている。

 

シトシト、シトシト。

 

僕ら聴き手はその雨に濡らされていく。

 

 

イントロの音はすごく「単純」に聞こえる。

 

 

イントロの音は何度も僕ら聴き手に同じ音を僕らに「刺して」くる。

 

 

イントロの音が単調に、僕ら聴き手に触れる・ぶつかる。

 

僕ら聴き手は徐々に徐々に、その単純な音を自分に染み込ませていく。

 

曲の「音」に僕らは触れて、曲の音の「中」に、僕ら聴き手は徐々に入っていく。

 

イントロ音に導かれて、僕ら聴き手は徐々に、曲が創り出す『世界』へと入っていく。

 

曲が創り出すそのシンプルな「世界」に、僕ら聴き手は入っていく。

 

 

僕らの身体は現実世界にあるのだけれど、僕らの『心』だけはまるで、

曲が創り出す曲の世界に入っていくかのような。

 

 

僕らの「心」はこの音楽に、熱中していく。

 

僕らの「心」は現実世界を離れて、曲の中へ中へと入っていく。

 

 

僕らの「心」はこの曲を聴いている間、まるでこの曲が創り出す世界を旅しているような気持になる。

 

音楽を聴いている間、僕らの「心」は現実を離れて、曲の世界の中にいるみたいだ。

 

音楽の中での僕らの「心」の冒険が、これから始まっていく。

 

 

曲のイントロの音に導かれて僕らの「心」は現実を離れ、

曲が創り出すこの広い世界を、とても長く旅していく。

 

 

もう準備はできたか。

 

そろそろ案内人(ボーカルの声)がやってくる。

 

 

続きます。

 

 

 

『再生時間0:05~0:06』

 

再生時間0:05秒から0:06秒まで。

 

 

ボーカルの声と僕ら聴き手との初対面。

 

 

ボーカルの声は意外と早い段階で、僕らの目の前に現れた。

 

僕はまだこの曲の世界に慣れてなくて。

 

僕の「心」はまだそこまでこの世界に「酔って」はいなくて。

 

 

それでもここではボーカルの声が「案内人」だ。

 

「彼」なしでは僕らは迷ってしまう。

 

「彼」なしでは僕らはどこにも行けない。

 

 

「彼」の声に、耳を傾けよう。

 

「彼」はどこに行くか。

 

「彼」は僕らをどこに連れて行ってくれるのか。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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ボーカルの声がやってくる。

 

結構「急」だよね。

 

曲が始まってそんなに経ってないのに、もうボーカルの声がきちゃった。

 

 

僕ら聴き手はある程度イントロでその曲のパターンだったりリズムだったりに慣れて、本編(ボーカルの声の登場以降)に入っていく方が、安心して曲に没頭することができるのだけれど、

今回のこの曲は結構早い段階でボーカルが登場する。

 

どっちかというと僕はまだ準備できてない。

 

またそんなに深くこの曲の世界に潜れていない。

 

イントロで行われる、曲に慣れる時間が、まだ僕には足りていない。

 

だけどボーカルの声が来ちゃったのだからしょうがない(笑)。

 

 

曲の世界の中で行き先を決めるのはボーカルの声だから。

 

僕ら聴き手をどう誘導するか・どうこの曲の世界を楽しませてくれるかはボーカルの声だから。

 

 

僕ら聴き手は、ボーカルの声の「奴隷」だ。

 

この曲の世界の中では僕ら聴き手は「無力」で、

ボーカルの声の「教え」を、ただただありがたく受け取っていく。

 

 

「幸せな奴隷」でありたい。

 

望まなくても、満たされていく奴隷でありたい。

 

 

僕ら聴き手は静かに、「彼」の声を聴こう

 

僕ら聴き手はただじっと、「彼」が何を伝えるかを感じ取ろう。

 

 

「彼」の声の続きを聴いていこう。

 

 

 

『再生時間0:06~0:20』

 

再生時間0:06秒から0:20秒まで。

 

 

先ほどの時間帯で出会ったボーカルの声が続いていく。

 

ボーカルの声はピアノやドラムなどの他の音と強く結びついて僕ら聴き手を「襲う」のではなく、ほぼ一騎で、ほぼ単独で僕らに会いに来る。

(まあギターの音があるけど、その音は弱い音で、ボーカルの声の付き添いみたいな感じなのでほぼボーカルの声の単騎としました。) 

 

 

そしてそのボーカルの語りは何か僕らに「告白」しているようで。

 

何か僕らに対して正直にありのままに「話してくれている」ようで。

 

 

そのボーカルの声が、僕はとても『眩(まぶ)しく』感じる。

 

そのあまりにも「純真な内なる声」に、僕の心はどんどんと、『救われて』いった。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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ボーカルの声が続いている。

 

このブログで解析してきた曲のパターンにはないボーカルの声の最初の滑り出しだなあと、僕は思った。

 

ボーカルの声をドラムとかピアノとかの強い音(大きい音)と一緒にのせるのではなく、どこか『独白』じみたボーカルの声の出だし。

 

まるで何かを「告白」するような。

 

まるで何かを僕ら聴き手に「打ち明ける」ような、そんなボーカルの声の出だし。

 

 

そのボーカルの声の独白に、僕はちょっと意表をつかれる。

 

ボーカルの声が急に僕ら聴き手に「距離を近づけて」きたように感じて、

僕はどうそれを受け止めていいか迷う。

 

 

まだボーカルの声と僕とは、そんな「親しい仲」じゃないのに。

 

ボーカルの声と僕とでは、そこまで「関係性」はまだないのに。

 

 

呆然としながら、僕はじっと、その声を聴いていた。

 

僕の心に「真っすぐに」注がれるボーカルの声が、

僕の心の入り口を静かに開く。

 

 

目の前がすごく、「眩しく」感じる。

 

息をすうのがすごく、「すがすがしく」感じる。

 

 

まだ僕ら聴き手はボーカルの声からは「何も受け取ってはない」のだけれど、

僕らはただただ眩しい光に照らされて、『遠く』の方で、『救い』を感じていた。

 

強烈な光が、ただただ僕らから、余計な『言葉』を奪っていった。

 

 

ボーカルの声の、独白は続く。

 

ボーカルの声の、告白は続く。

 

 

 

『再生時間0:20~0:35』

 

再生時間0:20秒から0:35秒まで。

 

ボーカルの声の独白は続く。

 

ボーカルの声の孤独な告白は続く。

 

 

僕ら聴き手はそのボーカルの声が発する言葉の「意味」は掴めないけど、

ただただその声の「真っすぐさ」に憧れていた・惹かれていた。

 

僕らはただただその声の「荘厳(そうごん)さ・厳(おごそ)かさ」に惚れていた。

 

 

そろそろ僕らは旅を開始する。

 

そろそろ僕らはこの創造主(=ボーカルのこと)が創った、曲の世界を冒険していく。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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ボーカルの声の、僕らへの独白は続く。

 

ボーカルの声の、「遠く」からの告白は続く。

 

 

僕ら聴き手はまだそんなには、この曲の世界には染まっていない。

 

曲の世界の奥に入っていく前に、ボーカルの声が一人で来てしまったような。

 

曲の世界の奥へ向かうより先に、ボーカルの声が僕らに近づいてきたような。

 

 

ここは曲の世界というよりも、ボーカルの声の世界。

 

創造された世界に行く前に、「創造主」の部屋に先に来てしまった感じ。

 

 

まだ僕らは「何も知らない」のに、

ボーカルの声が何か僕らに『教示・訓示』しているようで。

 

まだ僕らは「何も見ていない」のに、

ボーカルの声が先に、何か僕らを『預言』しているようで。

 

 

そのボーカルの声が発する言葉の意味は理解できないけれど、

そのボーカルの声はとても「真っすぐ」なので、僕らはその「真っすぐさ」に惹かれていった。

 

 

ボーカルの声が伝える「言葉」はあまり頭に入ってこないけれど、

その言葉の『美しさ』に僕らはただただ、聴き惚れていった。

 

 

音楽の中で、僕らはいつも「子供」だ。

 

音楽の中で、僕らはいつも「美しいもの」に踊らされている。

 

 

もうすぐボーカルの声の独白は終わり、僕らは曲の世界の旅を始める。

 

もうすぐ創造主の部屋を出て、創造主が創り出す曲の世界を冒険していく。

 

 

僕らはこの世界の中で「無敵」だ。

 

何故なら僕らのすぐそばには、創造主がついていてくれるから。

 

 

僕らはこの曲の世界の中で、いつまでもいつまでも、創造主に見守られていた。

 

 

 

『再生時間0:35~0:45』

 

再生時間0:35秒から0:45秒まで。

 

 

うるさい爆発音から、この曲の世界の冒険は始まる。

 

空気を破壊するような爆裂音から、この曲の世界での旅が始まっていく。

 

 

僕ら聴き手を制する者はなにもない。

 

僕らの心はこの世界の中で、とても翼を広げていった。

 

 

「これから」に期待する。

 

「これから」にワクワクする。

 

 

知らない世界が待ち受ける。

 

想像できない未知の世界が待ち受ける。

 

 

僕らはいつまでも、『夢と希望』を感じていた。

 

 

それは「少年(or少女)」なら、当たり前に持つ気持ち。

 

それは「大人」が、どこか面倒になって置いてきた気持ち。

 

 

 曲は続く。

 

曲の世界の旅は続いていく。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

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うるさい。

 

いきなりで、うるさい。

 

何かが破裂したかのような音。

 

何かが爆発したかのような音が聞こえて、僕らの冒険は始まっていく。

 

 

この曲の世界を楽しもう。

 

この曲の世界をおおいに満喫しよう。

 

 

僕らの心はまるで『翼』を与えられて、とても自由に動き回る。

 

とても軽やかにこの世界を舞っていく。

 

 

とても「勢い」がある、旅の出だし。

 

とても「無鉄砲」な、冒険の始まり。

 

 

僕らはこの始まりでは、何も持っていない。

 

何も持っていない。

 

捨てるものも、失うものもない、旅の始まり。

 

 

自然と足が軽くなる。

 

自然と空を見上げてしまう。

 

 

とても自由な風を感じて。

 

とても晴れやかな空を感じて。

 

 

ここから何が沸き起こっていくのだろう。

 

ここで僕らは、何を体験していくのであろう。

 

 

僕ら聴き手の胸は、どんどん高まっていく。

 

僕らのその思いを、雲一つない大空がおおらかに包んでいった。

 

 

 

『再生時間0:45~0:54』

 

再生時間0:45秒から0:54秒まで。

 

曲は続く。

 

ボーカルの声が「強み」を増して、僕らの心を「奮い立たせて」いく。

 

 

僕らの弱い心が動いていく。

 

僕らの臆病な心が求めだす。

 

 

動ける限り、求めうるかぎり、僕らの心は揺れていく。

 

 

揺れる揺れる、揺れていく。

 

求め求め、求めていく。

 

 

曲は続く。

 

飽くなき僕らの心は、曲が醸し出す「養分」を吸い続ける。

 

眩しさに飢えた僕らは、ボーカルの声が創り出す「光」を追い求め続ける。

 

曲は続く。

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

 

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曲が続いていく。

 

曲の中での僕らの旅は続いていく。

 

 

ボーカルの声が「強み」を増して、僕らの背中を強く押していく。

 

ボーカルの強い声から、僕らはどんどんとその声に強い『意思(=希望)』を感じていく。

 

ボーカルの声から強い「意思」を感じることで、この曲の世界にも『意味』が溢れ出してくる。

 

 

この曲の世界がどんどんと、ボーカルの声の「意思(=希望)」に染められていく。

 

この曲の世界はどんどんと、ボーカルの声が示す「意味」に溺れていく。

 

 

この曲の世界がうめき出す。

 

僕らの心も、うごめき出す。

 

この曲の世界はどんどんと、『色』づけられていく。

 

そしてその曲の世界にいる僕らの「心」というのも、

当然「色」づけられて、そして『燃えていく』、『燃やされていく』。

 

 

僕らの心も動いていく。

 

僕らの心も生きていく。

 

僕らの心も意思を示す。

 

僕らの心も意味を求める。

 

僕らの心はどんどんと、「求め狂って」いく。

 

ボーカルの声に導かれて、この世界の創造主に翻弄されて。

 

 

僕らの心はどこまで「自由」なのか。

 

僕らの心はどこまで「求め狂う」ことができるのか。

 

 

自分を離れて自分の心が「暴走」していく。

 

僕らの心はどこまでもどこまでも、『強い意志』に惹かれていった。

 

僕らの心はどこまでもどこまでも、『強い光』に洗われていった。

 

 

僕らの心はいつまでも弱虫だ。

 

僕らの心はいつまでも臆病だ。

 

それは大人になっても。

 

 

僕らの心はいつまでも、『強いもの』に惹かれていく。

 

僕らの心はいつまでも、『自分があるもの』に惹かれていく。

 

僕らの心はいつまでも、『あるべきもの』に惹かれていく。

 

 

これはとても、単純な話。

 

これはとても、シンプルな物語。

 

 

求めるものを求めることが出来て、

惹かれるものに、惹かれることが出来る世界。

 

 

それはとても、いい世界だと僕は思う。

 

 

 

 

『再生時間0:54~1:04』

 

再生時間0:54秒から1:04秒まで。

 

 

曲は続いて、相変わらず僕らの心はボーカルの声が発する「意思」を求め、狂い、さまよい続ける。

 

狂い続ける僕らの心を、ボーカルの声が『肯定』し続けていた。

 

 

音楽の中で、僕らは『生きる』。

 

音楽の中で、僕らは『生きかえり続ける』。

 

 

僕らはこの曲の世界の中で何度も立ち上がり、歩を進めていった。

 

 

僕らはいつまでもいつまでも、届かない『遠く』へ向かっていった。

 

 

僕らはその過程で静かに、自分の心に『感謝』していった。

 

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

 

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曲は続く。

 

曲の世界で僕らの心は狂い、求め、暴れ続ける。

 

 

ボーカルの声が僕らを照らす。

 

ボーカルの声が僕らを『肯定』し続ける。

 

 

僕らはこんなにも簡単に、「元気」になることが出来る。

 

 

音楽を聴いて、ただの「音」を聴いているだけなのに、

僕らは確実に、その「音」から、何かをもらっている・何かを吸収している。

 

 

その「音」から感じ取る見えない『何か』を、僕は解析したい。

 

その「音」から感じ取る異常なほどの『気圧の正体』を、僕は解明したい。

 

 

音楽の「音」に、僕らはうごめく。

 

音楽の「音」で、僕らは『再生』していく。

 

 

僕らの心が・身体が・細胞が。

僕らを構成するすべての僕らが、音楽を欲している。

 

僕らを構成するすべての僕らは、音楽を求め、そして吸収していく。

 

 

ただの「音」を聴いているだけなのに、

僕らは聴く以前とはまるで「別の自分」になったような心持ちになったような。

 

音楽の世界の中で、僕らは幾多(いくた)の体験・経験をしたような。

 

 

「充実感」が、僕らのお腹を満たしていく。

 

 

僕らの心は曲を聴いていくことで、少しずつ少しずつ、『強い意志』を宿していった。

 

 

最低でも、自分を支えたい。

 

最低でも、自分を守りたい。

 

最低でも、自分を『肯定』したい。

 

 

そんな強さを僕らはこの曲の世界の中で、

ゆっくりとゆっくりと学んでいくのであった。

 

 

 これはとてもとても、単純な物語。

 

これはとてもとても、シンプルな「再生」のお話。

 

 

『再生時間1:04~曲の終わりまで』

 

再生時間1:04秒から曲の終わりまで。

 

 

曲におけるサビの部分で、曲は「実質」終わる。

 

曲におけるサビの部分で、僕らは曲の世界から離れて、現実の世界に戻っていく。

 

現実世界と曲の世界のはざまの、このサビの時間帯で。僕らは「自問」する。

 

この曲の中で何を得たか・何を感じたかを自問する。

 

 

曲におけるサビという部分は一番の盛り上がりを見せながらも、

その実態はひどく「虚しさ」を含んでいる。

 

サビという一番の盛り上がりの中で、僕らはそれぞれ、「一人っきり」だから。

 

 

一人っきりの時間の中で、僕らはもがき続ける。

 

一人っきりの中で、僕らは自分を探していく。

 

一人っきりの中で、僕らは自分を求めていく。

 

 

自分を求め続け自分を探し続け、

そしてゆっくりと僕らは、瞳を開けて、現実に戻っていくのであった。

 

ここで音楽解析終了。

 

以下この時間帯の詳しい解説。

 

 

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始まりも早かったけれど、終わりも早い。

 

この曲はボーカルの声が聴こえ始まるのが再生時間0:05秒と割と早い段階での登場だったけれど、ボーカルの声が去るのも今までこのブログで解析してきた曲の中でも早い方だ。

 

僕は音楽の中で、サビの部分(一番盛り上がる部分)というのが、

曲の実質の『終わり』だと思います。

 

曲のサビの部分で、僕らのこの曲の世界での冒険は実質終わり。

 

曲のサビの部分を起点にして、

僕らの心は曲の世界から離れ現実世界へと徐々に戻っていく。

 

曲のサビの部分というのが、ボーカルの声との実質のお別れの時間帯。

 

今までのことに思いふける暇もないまま、

僕ら聴き手はこの曲の世界を去っていく。

 

この曲の世界で何があったのか・何を感じれたのか思い出す暇もないまま、

僕らの心は現実の世界に戻っていく。

 

 

曲というのは本当に、一瞬だ。

 

音楽というのは本当に、一瞬の出来事・一瞬の体験。

 

 

まるでそれは「幻」だったかのような。

 

曲の世界の中での体験は、何もかも実際には「無かった」かのような。

 

 

その「音」に実体がないから、掴めない。

 

その「音」を振り返るのが難しいから上手く記録・記憶に残せない。

 

 

僕らは本当に、曲の世界にいたのか。

 

僕らは本当に、何かを得たのか・何かを学んだのか。

 

 

曲の実質の「終わり」の時間(=サビの時間)の中で、

僕らはゆっくりとまた、自問していく。

 

自分の記憶の、「奥」を探る。

自分の記憶の隅の方に残る「爪痕(つめあと)」を調べる。

 

 

曲の実質終わりの時間では、そんな『神聖な』作業が行われる。

 

自分の中の自分をもう一度思い出す作業が行われている。

 

ここでは誰の手も借りず。

僕らは自分ひとりずつで、その「爪痕」を探さないといけない。

 

 

自分にとって「大切な時間」というのは、

結局はこういう『つまらない(面倒くさい)』時間だと僕は思う。

 

 

「自分と向き合う」ことは難しい。

 

「自分の中を探る」ことはつまらない。

 

だけどそれは大切な時間だと、僕は思う。

 

それはとても、「意義」のある時間だと僕は思う。

 

それはとても、「意思」ある時間だと僕は思う。

 

 

 

実質終わりの時間(=サビの時間)の中で僕らは一人。

 

曲の世界はまだまだ騒がしいけど、

僕らの心というのはどんどんと、静けさを増していく。

 

曲の世界と現実の世界のはざまで、僕らはひとりになる機会を与えられる。

 

そこでじっと、自分を見つめる。

そこでじっと、自分を取り戻していく。

 

自分はどんな自分か。

 

自分はどんな自分だったか。

 

 

過去の自分が呼びかける。

 

未来の自分が応えようとする。

 

 

 

遠くの方に、「意思」を感じて。

 

遠くの方に、自分が望む・望むべき強い「意志」を感じながら。

 

 

僕らは静かに静かに、瞳を開けていくのであった。

 

 

 

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リンダリンダ

THE BLUE HEARTS

 

眠れない人のための「リンダリンダTHE BLUE HEARTS)」徹底解析。

~本日も晴天なり。~

 

 

 

音楽解析終了。

 

 

 

 

後書き。

今回も前回に続き「熱い」曲だったので結構時間かかるかと思ったら曲自体短めの曲だったので早めに終わることができた。

(と言っても4時間弱かかってるけど)

 

内容としてはどうかな、前半ちょっと肩ぐるしい文章になっちゃったかな。

 

でもまあ、まあまあかなと思う。

 

今回ここまでで9300文字。

 

結構書いてるなあ。

 

前回の反省を踏まえて、休憩をはさみつつ書きました。

 

前回5時間ぶっ通しで書いたので、書いた後めっちゃ疲れたので。

 

それでは終わります。

 

おつかれさまでした<(_ _)>

 

 

9月30日

1回目の読み返しと文章修正。

よく書けてた。

ほとんど書き直しなかった。

一番これが読みやすいんじゃないかな。

いいと思います。

 

 

 

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