眠れない人のための、川嶋あい「明日への扉」徹底解説。~君は音楽の何を知っている。何を見ている。~
今日も今日とて音楽の新たな一面を発掘していきたいと思います。
YOUTUBEに公式動画がなかったので、
非公式の動画で解説していきたいと思います。
それではYOUTUBEの再生時間に合わせて、文章を読んでいってください。
「再生時間0:00~」
はじまりは突然。
チャイムが鳴っている。
すぐに学校に行かなくちゃ。
だけど今急いでも、もう遅刻は確定だろう。
どうせ遅刻なのだから、もう走るのはやめた。
いつもの場所が、違う。
時間が少し違うだけで、いつもの通学ルートのこの場所が、
違って見えた。
私は私。
いつも私。ずっと私。
私に必要なものを日々吸収し、私に不必要なものを日々排出する。
空が久しぶりに青い。
今日はどんな日になるのだろう。
僕らというのを一番縛っているのはもちろん時間です。
この曲は、その時間が裏テーマ。
この曲は時間について今一度聴き手に考えさせます。
それでは楽しんでいきましょう。
イントロなんですが、音楽用語が正しいか分からないのですが、基本となるピアノ音とは別のベースっていうんですかね?
その音が高い音、低い音、高い音となっている。
これが気になる。
この交互の高い音、低い音によって距離感を掴む。
空間における自分の場所、それ以外の物の位置を確認する。
周りを把握していく。認識していく。
そうすることで、僕らは安心できるから。
安心したい。
安心が、生きていくうえで幸せの基本線。
「再生時間0:05~」
少し駆け足。
こっちとしてはまだそんな準備出来てない。
音楽の方が先を行っている。
先に行って、そこに広がっている景色を先に見ている。
僕らが怖がるのは、知らないもの、未知なもの。
音楽が先に行っていることで、ある程度先にあるものを見せてくれることで、僕らは少しほっとする。
はじまりは突然。
この曲の裏テーマは時間。
先に行っていたと思っていた音楽が、目の前から消えている。
それがこの曲内で何度も続くのではないかと、少し予感させる。
ドアが向こうにあって、そのドアの中にはこことは別の世界が映っていて、いざそのドアに近づいて入ってみると、入る前に映っていた世界とは違っていて、また遠くに別の世界が映ったドアがある。
その繰り返しが起こるんではないかと、この曲のイントロで感じる。(文章分かりにくくてすいません( 一一))
イントロが終わって、メロディがはじまっていくのが、
ちょっと億劫(おっくう)に感じてしまう。
だってこの曲は、迷わないといけないから。
迷うと分かっていて、聴こうと思う?。
若かったら、聴こうと思うだろう・・・。
「再生時間0:24~」
メロディがはじまる。
薄い軽い歌声。
こちら聴き手に矢を打ってくるような声ではなく、
こちら聴き手を引き込ませていく歌声。
歌声自体に強烈なメッセージ性はないんだけれど、
歌声をテクニックの一部として使うことで、自分の作戦を遂行するタイプの歌声(どんな歌声(笑))。
扉が開いて、また閉じる。
扉が開いて、また閉じる。
出会いと別れ。
僕らは日々の毎日というのを、どういう風に過ごしているのだろう。
必要と思うものを取り入れ、不必要と思うものを切り捨て。
その結果が今の自分なのだけれど、そんな自分にどれだけ満足しているのだろうか。
この曲は何度も扉を示す。
この曲は何度もif を聴き手に示す。
いざ扉を開けてみたら、また向こうの方で違う扉がかすかに開いている。
時間旅行。時空旅行。
「再生時間0:35~」
何故 邦楽は恋の曲が多いのか。
それはそこに、”解”を多く落としているから。
人は安心したい。紐解きたい。納得したい。
答えを知りたい。答えたい。包まれたい。
僕らの頭、脳というのは、一見ひとりひとりに独立してあるように思える。
自分の頭で考え、自分の頭で考え終わるのだからそう見える。
だが違う。
インターネットみたいに、すべてが繋がりあっている。
”解け合う”ために、僕らは生きている。
扉を扉を何度も開けて、君は昔の君に出会う。
結局いつも、あの時の自分に君は会いに行く。
行けばいつでも、あの時の自分はそこにいてくれる。
何かを取り入れることは必要なのか、
何かを捨てることは必要だったのか
何かを取り入れ、何かを捨ててきた君は、
何も持っていなかった君と、また出会う。
明日への扉 - I WiSH(川嶋あい)
~君は音楽の何を知っている。何を見ている。~
おわり
音楽が再生されて結構早い段階で解説終わっちゃったのですが、もうここで十分だと思ったので終えました。
それでは今日は終わりです。
おつかれさまでした<(_ _)>。
おやすみなさい(^^)。