音楽解析on twitter解析曲名「God knows... (涼宮ハルヒ)」(2回目)のブログ上での掲載。

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God knows... ''The Melancholy of Haruhi Suzumiya'' 【涼宮ハルヒの憂鬱】Kadokawa公認MAD【ベース 演奏】

 

音楽解析説明書。

その1

音楽を聴く時は出来るだけヘッドホンをつけて聴いた方が、音楽の世界に浸れるよ。

その2

この説明書以降のYOUTUBEの切り抜き画像に表示されている動画の再生時間に添って、

音楽を聴きながら解析文章を読んでいってくれると嬉しいよ。

その3

解析文章を読むことに疲れたら、ただただ音楽を聴いた方がいいよ。

むしろ、そっちの方がおススメだよ。

その4

音楽というのは出だしの部分が一番音楽だよ。

出だしの導入部分(=主にイントロ部分)を注意深く繰り返し聴くと面白い発見が見つかるよ。その発見(=閃き)に少しだけ勘づいてから、それ以降の曲を聴くとよりその曲を聴くのが楽しくなるよ。

その5

音楽を聴いて音楽が凄いと思うのは実は音楽が凄いのではなく、←?

音楽に影響されてその曲を聴いている僕たち自身が「僕たち自身の言葉」を生み出しているから音楽は凄いと僕たちは思っているんだと思うよ。

僕たちはたぶん、自分の言葉(=自分の想い)というのが地球上の何より好きなんだと思うよ。

それに気づこうとしていくのが音楽解析の目的の一つだよ。

自分たちが今抱えている・今感じている想いを顕していくのが音楽解析だよ。

試しに好きな音楽を聴いてみて、その音楽を聴いている時に自分が何を感じているか何を思っているかをメモしてみると面白いよ。

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強引ね。
そう先生は言った。
僕はそれに頷いた。
そして引っ張られていった。
そして従っていた。
ありがとう、ありがとう。ありがとう
繰り返し繰り返し。
何度でも何度でも。
僕たちの一番の敵は、僕たち自身だと僕は思う。
僕たちの一番の敵は、今の自分を排出し続ける日々の自分だと僕は思う。
僕たちは本来、一定ではない。
僕たちは元々、不変ではない。
僕たちは一種類ではない。
僕たちは一個性ではない。
僕たちは一色ではない。
僕たちはそれほど、僕たちではない。
僕たちは僕たちではない。
自分はそれほど、自分ではない。
昨日笑ったことに今日全く笑えなかったり。
昨日泣いたことに今日全く泣けなかったり。
同じ自分を演じる必要はない。
同じ自分をキープする必要は全くない。
僕たちというのは変わる生き物だ。
僕たちというのは変わり続ける生き物だ。
一秒たりとも同じ自分ではない。
一秒たりとも同じ僕たちはいない。
昨日愛しても今日全く愛せない。
それ、当たり前だから。
無理に愛さなくていい。
無理に笑わなくていい。
昨日の自分を無理に引き継がなくてもいい。
現状維持、それ一番最悪。
心を常に疑い。
心は常に不安定と共に。
漂うことを恐れずに。
変わることを恐れずに。
時間というのは皆が皆、同じように過ぎてはいない。
大抵の人は止まっている。
大抵の人は、止めている。
動くことがこわいから。
変化はとても多くの労力が必要だから。
止める方が賢明だ。
止め続けてそのまま死んでゆく方が賢明だ。
時間と言葉と君と。
時間と言葉と自分と。
言葉によって、僕たちは刻む。
言葉によって、僕たちは足跡を残していく。
それはまるでヘンゼルとグレーテルが迷わないように道中にパンのかけらを落としていくように。
僕たちは言葉で自分を刻む。
僕たちは言葉で今を刻む。
時間というまるで永遠に続くような線の上に、僕たちは足跡として言葉を残していく。
ここはどこですか?
今はどこまで来たんですか?
迷いやすく。
現在位置、分かりづらく。
馬鹿みたいにみんな迷っている。
馬鹿みたいにみんな時間を気にしないようにしている。
馬鹿みたいにみんな時を忘れている
時間とは恐怖。
時は残酷。
何も無いようで、すべてがあるようで。
何かあるのに懸けて、僕たちは言葉を落としていく。
何処かに向かおうとするために、僕たちは言葉を落としていく。
君の言葉が僕の脳裏に残り続け。
強引に、そう強引に。
今、何をしたいのか。
今、何を想いたいのか。
過去に聞き続け。
時々思い出す。時々その日の夢を見る。
自分の記憶に鮮明に刻まれた愛し日を想い続け。
自分の全存在が、まるでそこに。
自分の生きる意味が、まるでその時に。
僕たちは、少なくとも僕は、その時を起点にして今を生きている。
何故だか思い出すあの日の気持ち・あの日の心持ちを再び再現したいがため、僕は今を生きている。
今が重要ではない。
今に重きを置かず。
「あの日」を追い続けて。
「あの日」を求め続けて。
僕たちは、少なくとも僕は、今を生きている。
ファック。
さあ今夜も、音楽の中で探していこうか。
とてもとても眩しいものを。
そして、とてもとても暗いものを。
どっちもなんだよ。
どっちも必要なんだよ。
どっちも求めているんだよ。
どっちも・・・。
どっちも・・・。

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強引に、そう強引に。
閉じた女性の〇〇〇を強引に掻き分けて、ヒトの奇怪さを知るように。
日記を毎日書き続けることが出来る人は少ない。
ブログを毎日更新し続ける人は少ない。
本能的に、僕たちはそう設定されている。
日々書き残していくと、日々の違いに敏感になってしまうから。
出来るだけ気づかないように、僕たちは設定されている。
知らないうちに僕たちは知らない誰かになっている。
知らないうちに僕たちは変わっている。
知らないうちに僕たちは望んではいない僕たちに向かっている。
強引に、それを戻していく。
強引に、時を歪めていく。
この曲のサウンドに促されて強引に、僕たちは原点・原初に戻ろうとしていく。
「あの日」。
もしくは「その日」。
それがすごく、ポイントね。
この曲のサウンドに促され僕たちは、各自の「あの日」「その日」を探っていく。
何故この曲に惹かれるのか。
この曲を聴いて何を想うのか・何を思い浮かべるのか。
音楽ってだから不思議。
過去がスラスラとめくられていく。
自分の過去フォルダがとても軽やかに検索されていく。
それぞれの「好き」が、音楽の中に詰まっている。
その「好き」という想いはどの自分の過去の記憶にリンクされていくのか。
どこ発祥か。
どの日からその想いは生まれているのか。
「あの日」何を君の瞳は映していたのか。
「あの日」君は何を想っていたのか。
記憶を探って。過去を探って。
楽しんで。
自分探検を楽しんで。自分謎解きを楽しんで。
すぐ死ぬよ。
割とあっけなく人生というのは終わるよ。
今しかないんだよ。
このまま見過ごしていると、そのまま迷宮入りしたまま死ぬだけだよ。
夜は永い。
君はまだ生きている。
手に持っているナイフを、とりあえず落とせ。
自分を刺そうとするな。
自分を殺そうとするな。
探れ。
思考を高速回転し続けろ
気持ち悪くはない。
強引に。そう強引に。
曲のサウンドに引っ張られて、気持ちよくなって行け。
まだまだ、まだまだ。
物語は序章中の序章。
こっからだぜ。
フフフ(笑)。

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音楽を聴く時、ぶっちゃけ瞳はいらない。
目、閉じて。
そっちの方がおススメだよ。
そっちの方が「見える」よ。
目を閉じるのは不安だから・瞳を閉じるのはこわいから僕たちは目を開けていがち。
それで寝る時になって瞳を閉じて、やっと気づいたり。
もう一日が終わる時に、気づいて遅かったり。
もう一日が終わってしまうから。
瞳を閉じて想い映ったものを活かすことが出来ないから。
そして朝、すべてを忘れてふりだしに。
だから一度音楽を聴きながら瞳を閉じてみて。
目を閉じて、見て。
目を閉じて、探って。
それ、こわいから、みんな避けていて。
盲点。
目を閉じて感じることの方が核心に近いのに、僕たちはなかなかそれを出来ない。
こわいから。
目を閉じることは結構こわいから。
曲のサウンドのチカラを借りて、目を閉じてみて。
まるで補助輪か。
曲のサウンドって、まるで補助輪か。
サウンドがないと、とてもこわい。
サウンドがあると、それに促され命を閉じても歩めるような気がして。
サウンドがあると、それに促されて瞳を閉じても探検出来るような気がして。
宝物は近くにあるのに、僕たちはそれを避けている。
なんでだろう。
とりあえずまあ、曲のサウンドに乗って。
今を忘れてまるでドラえもんのび太の勉強机の引き出しの中に入っていって。
旅をして。
サウンドに促され、時間を・主に過去を旅をして。
何が出るかな何が出るかな。
ワクワク。ワクワク。

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深呼吸をして。
繰り返し。繰り返し。

強引に強引に。
核心はなかなか掴めない。
曲のサウンドに促され時の中を旅をしても・過去を巡り巡っても、
記憶はすごく乱雑だから。
記憶は結構、曇っているから。
掴めない。掴みたいものを。
感じてはいるけど、近づけない。
まるで嵐の中を航海していて。
迷い極めて。
分からないの奥の奥に。

何かがあるのを感じ続けて。

何かを掴もうとしているのを感じ続けて。

何かを思い出そうとしているのを大事にし続けて。
ふっと気づくと、何か違う。
こうやって時を巡ると・過去を巡ると、自分に少しの変化が生じている。
何が違うのか。何が変わっているのか。
まだ掴めてはいないのに。
まだ鮮明には思い出せないのに。
しかしこの探りが、今の自分を少し変えている。
いわゆるちょっとした、「時の改ざん」。
振り返ることで・巡ることで、今の自分が違って感じる。
今を疑う。
曲のサウンドに促されて時を巡る・過去を巡ることで、今の自分を疑う。
これ、大事ね。
今を固定せず。
今を漂わせ。
今に固執せず。
気楽に気長に、ゆらりゆらりと今を漂い。
複数の自分を持ちながら。
複数の自分を対談しながら。
それらが結果として今に集結していく。
今というのは暫定結果。
そこの形をあまりこだわらず。
そこの形をあまり気にせず。
今は全然変われる。
今は全然変えられる。
巡ることで。
新たな俯瞰材料、得ることで。
曲のサウンドに促され、「好き」を拾っていく。
そっちの方が幸せでしょ。
そっちの方が心落ち着くでしょ。
強引に、そう強引に。
促され引っ張られ従って。
曲のサウンドが導く方に、ついていってみようよ。
笑え。
陰鬱な表情をやめて、無理にでも笑って。
泣きたかったら勝手に泣いて、そして笑って。
そこから、だぜ。
君は。

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安心材料を勇気へと変換させていって。
掴めないまま。
鮮明には思い出せないまま。
それは後。
それはたぶん、後で掴める。たぶん。
それはたぶん、後で思い出せる。おそらく。
「あの日」を掴むために。
「その日」を鮮明に思い出すために。
機材を充実さえていく。
外観を揃えていく。
背景を整えていく。
肝心なものはその後自然とはめ込まれる。
真ん中に置くべきものはその後自然と放り込まれる。
曲のサウンドに促され、「あの日」の・「その日」の外堀を埋めていく。
むしろその外堀の方が、重要なのかも。
外堀を埋めていくのが音楽の役目。
外堀と似た空気・雰囲気を出し続けるのが音楽の役目。
瞳を閉じながら。
記憶を巡りながら。
サウンドが記憶を探索していく。
サウンドが記憶を旅していく。
その過程、楽しんで。
その過程に、優しさを感じて。
何も無い。
この過程の間、君はいない。

それでいい。
「今」ではなく。
「今」ではない時間の使い方だからこそ、そこに君がいて。そこに君を感じて。

いないながらも、在って。
楽しんで。
曲の匂いを楽しんで。
サウンドに促されてのアルバムめくりを楽しんで。
自分を巡って。
自分を遡って。
脳と音楽だけの世界を楽しんで。
安心材料を集めながら。
温かい気持ちを取り戻しながら。
外堀を埋めて。
好きな自分を生み出せる外堀を埋めて。
強引に。
曲のサウンドに導かれて、強引に。
誰だ?
誰が君の背中を押している?
誰が「あの日」にいる?
誰が「その日」の君の瞳に映っている?
出来るだけ「解」に近づいて。
サビに到達するその間際まで探り探って。
分からない分からない。
分からなくなったらまた、瞳を閉じて。
サウンドに身体を任せて。
サウンドに心を明け渡して。
君を失くして。
繰り返し繰り返し。
強引に、君、奪われて。
楽しめよ。

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あの日は「白紙」
その日は「白地」
だからあの日は忘れやすい。
だからその日は忘れやすい。

忘れないで。
白紙を与えられたら、書きこんでしまう。
書き込むことが快感だから。

書き込んでいくことが使命だから。
書き込み埋めることで安心し、心満たしていくものだから。
そして迷う。

そしてあの日を忘れる。

そして白紙の記憶から遠ざかる。
あの日と今を行ったり来たり。
あの日に引っ張られ、今に引っ張られ。
どっちも大事。
でもどっちも尊重するのは疲れてしまう。
そしてどちらかというと今を重視して。
そしてどちらかというとあの日から距離を置いていって。
日々、変わってゆく。
日々、自分伝言ゲームはされていく。
同じ自分はいない。
確か自分らしいものを明日の自分に伝えて、今日の自分は消えていって。
どんどん「あの日」から遠ざかって。
どんどんあの日の自分を忘れていって。
どんどん白紙を埋めていって。
何をしたいのか。
何を想いたいのか。
どこに向かいたいのか。
何を実現したいのか。
白紙を提出したのは誰なのか。
どんな顔して渡したのか。
何を想って渡したのか。
誰なのか。
強引に、そう強引に。
巡る旅はサビで一旦終わっていく。
何も無く、何も無く。
今夜もまた疲れて。
今夜もまた、あともう少しで掴めそうで。
今夜もまた、辿り着けなくて。
記憶、おもしれえ。
音楽、おもしれえ。

あの日、ありがとう。

白紙、また。
ああ、楽しい。
おわり。

 

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解析曲名「God knows」
終。